Diversity東急百貨店のダイバーシティ推進について
当社は、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つとして位置づけ、多様な価値観やバックグラウンドをもつ従業員を積極的に活かす取り組みを進めております。
女性活躍について
当社は、性別にかかわらず、能力を最大限発揮して活躍できる職場作りを進めています。
女性が管理職として活躍できる雇用環境を整えるために、今後は、仕事と家庭を両立しながら指導的立場を目指す人材のキャリア形成支援にも力を入れていきます。
株式会社東急百貨店 行動計画
女性が管理職として活躍できる雇用環境を整えるため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間
令和2年4月1日から令和6年3月31日まで(4年間)
2.課題
(1)女性の採用・就業継続はできているが管理職の登用数が少ない
(2)女性の昇進意欲の向上
- 監督職…さらなるキャリア形成
- 主任職…仕事と家庭を両立しながら専門的なスキル向上をはかり、仕事のやりがい感を高める>
3.目標
1.管理職に占める女性割合を20%以上にする。
2.男女の平均継続勤務年数を同等レベル(社員95.0%)にする。
4.取組内容と実施時期
<継続取組>
(1)本人の意識改革
- 女性従業員のキャリア意識向上のための研修(女性監督・主任職)
- 自身の能力向上のためのスキルアップ研修(男女希望者)
- 育児勤務者、育児勤務前の対象者のキャリア形成支援セミナーの実施(対象者全員)
(2)戦略策定部門への女性の積極的な配置
(3)スキルアップ・昇格・管理監督職登用への意欲向上と通常勤務への早期復帰を目的に
- 中堅主任職のさらなる意識醸成に向けたビジネスリーダー研修(令和6年3月)
- すべての従業員が柔軟な働き方を選択できる勤務制度の導入(テレワーク等) (令和6年3月)
<新規取組>
企業の意識改革
- ダイバーシティ推進を重要な経営戦略のひとつと位置づける
- 多様な価値観やバックグラウンドをもつ従業員を積極的に活かす
LGBTについて
当社は、性自認、性的指向における多様性を尊重します。
LGBT当事者が安心して働ける環境の提供はもちろん、お客様やお取引先にもLGBTの方がいることを常に想像できるような意識醸成、他者を受け入れる意識浸透のため、以下の取り組みを実施しています。
- LGBTに関する社長メッセージを発信しています
- 従業員に対し、LGBTへの理解を深める研修を提供するなど啓蒙活動に努めます
- 従業員が、性自認や性的指向に関わる相談をできる窓口を設けています

これらの取り組みの結果、任意団体「work with Pride」が認定するLGBTなどへの取組みの評価指標である「PRIDE指標2020」において、ブロンズの認定を受けました。
今後も、LGBTを含め多様な従業員が活躍できる環境の整備と、意識醸成に向けた取り組みを進めていきます。