Diversity東急百貨店のダイバーシティ推進・健康経営について
当社は、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つとして位置づけ、多様な価値観やバックグラウンドをもつ従業員を積極的に活かす取り組みを進めております。
女性活躍について
当社は、性別にかかわらず、能力を最大限発揮して活躍できる職場作りを進めています。
女性が管理職として活躍できる雇用環境を整えるために、今後は、仕事と家庭を両立しながら指導的立場を目指す人材のキャリア形成支援にも力を入れていきます。
株式会社東急百貨店 行動計画
全ての従業員が活躍できる雇用・労働環境整備のため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間
令和6年4月1日から令和8年3月31日まで(2年間)
2.課題
(1)管理職層への登用
女性の採用・就業継続は概ね達成できているが、管理職に占める割合は監督層と比較し低く、部長職以上の階層においてはその男女差が顕著である。
(2)女性の昇進意欲の向上
昇進意欲の有無について男女間で乖離が見られ、主任職(G-1(S))において特に差が大きい。
3.目標
1.管理職に占める女性割合を30%以上にする。
2.男女の平均継続勤務年数を同等レベル(社員90.0%)にする。
4.取組内容と実施時期
1.復職者(男性育児休業取得者含む)を対象とした研修の内容の見直し、及び実施を再開する。
- 産前産後休職、育児休職⇒復職過程における自身の価値観の棚卸
- 復職後の仕事-私生活の両立、自身のキャリア形成に関する展望の整理と働き方について
(実施予定時期:2024年9月)
2.育児勤務制度の見直し
- 適用期間(育児勤務制度・バランス勤務制度)の延長
- 適用要件の緩和
- 勤務時間の柔軟化
- 付随する休暇(積立年次休暇・子の看護休暇(無給)の適用期間延長)
(実施予定時期:2024年4月)
LGBTについて
当社は、性自認、性的指向における多様性を尊重します。
LGBT当事者が安心して働ける環境の提供はもちろん、お客様やお取引先にもLGBTの方がいることを常に想像できるような意識醸成、他者を受け入れる意識浸透のため、以下の取り組みを実施しています。
- LGBTに関する社長メッセージを発信しています
- 従業員に対し、LGBTへの理解を深める研修を提供するなど啓蒙活動に努めます
- 従業員が、性自認や性的指向に関わる相談をできる窓口を設けています
これらの取り組みの結果、任意団体「work with Pride」が認定するLGBTなどへの取組みの評価指標である「PRIDE指標2020」において、ブロンズの認定を受けました。
今後も、LGBTを含め多様な従業員が活躍できる環境の整備と、意識醸成に向けた取り組みを進めていきます。
健康経営に関する方針
【健康経営宣言】
「全ての従業員が健康で、安心して働くことができる企業であり続けること。当社はこれを、企業価値における重要なファクターの一つと位置づけます。
従業員の健康増進・健康維持に会社として積極的にコミットし、健康経営を推進することで企業理念の実現を目指します。」