ツインズママ

男女の双子11歳(小6)ママです。時短勤務でワーママしてます。高齢出産ながらも子供達とスキーやサイクリング等アウトドアも一緒に楽しんでいます♡

2020.09.21

未来の多胎児ママさんへプチメッセージ

Diary

こんにちは、ツインズママです
先日の朝日新聞に、多胎育児の困難さについて書かれた記事が載っていました。一人でも大変な子育て・・・ましてや初産が多胎児となると、本当にどうしたらよいか、途方にくれるほどです。

これから赤ちゃんを産むかも・・・の女性全てに多胎育児になる可能性があります。確率的には、100人に1人位かな。今回はそんな未来の多胎児ママさんへ、少しでもお役に立てればと思い、出産前からの準備ポイントを挙げてみました。

まずは私の経験談。新婚で家を借りる時は、大人二人が快適に暮らせそうな、広い間取りの2LDK。電化製品も、パートナーが一人暮らしの時に使っていた、小さいサイズの冷蔵庫等をそのまま流用。洗い物も少ないので、食洗器も買わずにいました。その後、思いがけず双子を妊娠!その時点で育児の知識はほぼゼロ!色々やらかしていました・・・。

多胎児出産で定評のある病院を紹介していただき、高い割合で早期入院する多胎児妊娠でありながら、高齢出産の初産、双子にもかかわらず、一度も入院することはありませんでした(高齢出産を迎える皆様!ご安心ください(^^)/)。しかしながら多胎児妊娠の知識に乏しい私は、出産休暇に向けガンガン仕事を片付け、育児環境の巣作りのためバンバン動いていたら、帝王切開予定日(逆子だったため)より、1週間早く破水してしまいました。早産を防ぐ気づかいや知識にも欠けていました!

出産後の1年は、授乳やおむつ替えに追われ、睡眠不足との戦いです。ちなみに赤子の泣き声に気づかず爆睡できるのが、パパというもの!?
多胎育児に向けた行政のサポートもあったのですが、とてもそう言った事務処理をする余裕はありません。

私の場合はパートナーが単身赴任中の出産で、里帰り出産で実家に帰ったところ、そのままパートナーの赴任が終わるまで、実家から離れられませんでした。とても一人では多胎児のお世話は無理です。
高齢出産ゆえ母も高齢であったため、実家には色々迷惑をかけてしまいました。

多胎育児鬱やノイローゼ等の話を聞くと、とても他人事とは思えません。多胎児妊娠では、早期入院になる場合が多い事も考えると、妊娠・出産前からの準備は大切です。

【準備① 環境整備】
まずは、結婚したらそのタイミングで、家電製品は最新の4~5人家族対応できるぐらいの大型冷蔵庫、食洗機、ロボット系掃除機、ドラム式洗濯機、ホットクック(自動調理器)等を揃えてしまいましょう!たとえ子宝に恵まれなくてもワーキングウーマンにとって、時短に結びつくこれらの家電は強い味方。
家の間取りは、子供部屋があったほうが、リビングが子供の物で荒れずに済みます!でも多胎児が男女でも小学生位までなら、個室なしのリビング学習、家族一室で就寝も大丈夫なように思います。
子供部屋確保のためのお引っ越しやマイホーム購入は、中学入学後の環境に合わせても、間に合いそうです。

【準備② 多胎育児サポートや情報の事前確認】
多胎児をかかえていると、小さなうちはお買い物にも不自由します。ネット環境を整えて、ネットショッピングを使いこなしましょう。ネットスーパー等も、出産前から、品ぞろえの良いお店を選んで、注文に慣れておくと良いです。
行政の多胎育児サポートも、出産前に調べて書類の準備もしておきましょう。

多胎育児と普通の育児は、かなり状況が違います。赤ちゃん教室も、多胎児は別に開かれます。乳幼児を連れてカフェでお茶を楽しむママ友達と比べ、家も出られないほどの多胎児ママは、孤独感を募らせがち。そんな時は同じ境遇の多胎児ママさんのブログや、ママ友が力づけになります。私は、病院が多胎児出産に強いところだったので、そこで知り合ったツインズママさんとの交流が、救いになりました!
多胎育児本やマンガなども事前に読んでおくと、実際の修羅場!?での、心の準備ができますよ。

【準備③ 多胎児対応便利グッズを揃えておく】
多胎児用授乳クッション。二人同時に泣くので、バウンサーや電動ベビーラック(レンタル有)。母乳を絞っておける、電動搾乳機(一部レンタル使用)。取り扱いの楽な、コンパクトサイズの双子用ベビーカー(狭い通路やエレベーターでは、コンパクトさが大切)と、片方だけ病院に連れていくこともあるので、一人用ベビーカーも。

記憶に残っている、多胎育児のための準備は、こんなところでしょうか・・・。
三つ子ママとも接点はありましたが、こちらはもう想像を超える大変さのようで、双子育児とはまた次元が違う厳しさの世界のようです。
そして年子等、年齢差が少ない育児も、多胎育児とは違った大変さがあると思います。

本当にキツいのは、2歳くらいまでだったように思います。そのころまでの記憶が、ほとんどありませんから(笑)。振り返ってみるとあっという間の、修羅場な多胎育児~育つにつれて、多胎児ならではの楽しみもメリットも増えてきますよ!
ざっくりですが、未来の多胎児ママさんへプチメッセージでした!