2022.11.25

[管理栄養士監修]はじめてのクリスマス!赤ちゃんがよろこぶケーキを作ろう

Recipe

クリスマスは家族でおいしいものを囲んで、ゆっくり過ごそう!そうお考えのご家庭も多いでしょう。そこで今回、管理栄養士の清水季代さんに、生後9カ月ごろから食べられるケーキのレシピを紹介していただきました。
生地にバナナを混ぜ込んでやさしい甘さに仕上げたケーキは、砂糖も生クリームもバターも使わないので、赤ちゃんの初めてのケーキにぴったり。生地の調理時間は10分ほどで、ご自宅にある身近な器や市販の型紙で手軽に作れるのも魅力です。ぜひお試しください!

材料

直径12~13センチの丸型(ココット型や紙)1台分

スポンジ生地
小麦粉_50g
ベーキングパウダー(アルミフリー)_2g
バナナ(できればオーガニックのもの)_1本
卵_1個 
豆乳_35g~40g(卵と合わせて90gにする)
オリーブ油_1g

デコレーション用
ヨーグルト_400㏄
いちご_6粒~10粒ほど(お好みで)
前日の準備

ボウルにざるを重ね、キッチンペーパーを敷いた中にヨーグルトを入れる。一晩冷蔵庫に置いてしっかり水切りをする(余裕をもって多めに作っておいても)。


当日の準備

1. 直径13cmの型を用意し、底に合うようにクッキングシートを切って入れる。


2. 卵と豆乳、オリーブ油は合わせてよく混ぜておく。


3. いちごはよく洗い、間に挟むように薄くスライスしたものと、上に飾る用のものを用意する。


作り方

1. バナナを耐熱容器に入れて600Wの電子レンジで1分加熱し、フォークでなめらかになるまでつぶす。


2. 1. に卵、豆乳、オリーブ油を混ぜておいたものを加えてよく混ぜる。


3. 小麦粉、ベーキングパウダーを合わせて 2. にふるい入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる。


4. 3. を型に流し入れ、600Wの電子レンジで4分30秒ほど加熱する。


5. 竹ぐしを刺して何もついてこないようであれば型から外し、ひっくり返して冷ます。


6. 水切りしたヨーグルトを泡だて器で混ぜてほぐしておく。
※少量なら砂糖(小さじ1ほど)を加えても良いです。


7. 2段に切り分け、水切りしたヨーグルトと薄切りにしたいちごをサンドする。周りもデコレーションして完成!
※型はココット型のほか、陶器、紙、耐熱プラスチックの容器などで代用できます。小さい型だとあふれる可能性があるので、生地を注ぎ入れる際、型の8分目までにします。




ここではいちごを使用しましたが、皮を剥いたぶどうやブルーベリー、リンゴや梨を小さく刻んだものもおすすめ。また、生地と同じくバナナをのせても味に統一感が出てGOOD。缶詰など加糖してある果物は一度湯がいてから使用すると良いです。口に入る大きさや量は月齢に合わせてあげてくださいね。
残ったクリームは砂糖を加えて混ぜておくとおいしいスプレッドになり、朝食のパンなどにピッタリです(甘みを強くした場合、赤ちゃんには控えてください)。
クリスマスだけでなく、誕生日や記念日にあわせてデコレーションを変えてお楽しみください!



清水季代(しみずきよ)

管理栄養士/フードコーディネーター/フードスペシャリスト
子どもの食育コンサルタント「せたがやはらぺこだん」代表

保育園栄養士の経験から、旬の食材を使いバランスよく優しい味つけで子どもが喜ぶ料理を得意とする。一児の母。