親子で楽しむ芸術の秋。渋谷「アートさんぽ」おすすめ施設&イベ…
渋谷区文化総合センター大和田にある、こども科学センター・ハチラボ。科学や数学を身近に楽しめる体験型の展示やワークショップなどを通して、子どもたちの「なぜ?」「どうして?」を育む施設です。
そんなハチラボのスタッフの皆さんに、おすすめの本を選んでいただきました。絵本から図鑑、数学、物理、漫画まで、ジャンルはさまざま。選書いただいた17冊の中から、まずは7冊を詳しくご紹介します。
「あ」から「ん」までのひらがなを、美しく緻密な絵とともに楽しく学べる絵本です。文字を覚えるだけでなく、絵の中に隠された発見や遊び心を通して、観察する力や想像力を育みます。
読むたびに新たな気づきがあり、子どもから大人まで、言葉の豊かさと絵を見る楽しさを味わえるロングセラー作品。贈り物にもおすすめです。(ハチラボスタッフ・Sさん)
算数や数学が苦手な少年・ロバートの夢の中に、毎夜現れる「数の悪魔」。数の不思議を12夜にわたって案内する小学生向けの本です。
砂浜に落としたヤシの実がつくる三角形の合計(三角数)や、大根を抜く数(平方根)など、不思議な例を交えながら純粋な「数」のおもしろさや不思議を読者に語りかけてくれます。
たくさんの数に囲まれて恐ろしい目に遭いながらも、だんだん数の悪魔と仲良くなっていくロバート。ふたりの軽妙なやりとりを楽しみながら、大人も改めて数の魅力を発見できる一冊です。(ハチラボスタッフ・Yさん)
ヨーグルトや味噌などの発酵食品は、どうやってできているか知っていますか?
「発酵」がどのような菌によって、どのように行われているのかを、かわいい菌のキャラクターとともに楽しく知ることができる漫画です。
アニメ化やドラマ化もされ、約10年ぶりに続編『もやしもん+』の連載もスタートしているため、ぜひ今読んでいただきたい作品です。お酒ができる仕組みなども描かれているため、子どもだけでなく大人にもおすすめです。(ハチラボスタッフ・Nさん)
目の前にあるりんごを見て、「本当にりんごなのかな?」と、さまざまな可能性を自由に想像していく絵本です。
身近なものを多角的に見つめ、観察し、仮説を立てて考えていく。その過程は、科学的な思考力や探究心にもつながります。
ユーモアあふれる発想と、細部まで描き込まれたイラストも魅力。子どもも大人も夢中になって、「考えること」の楽しさを味わえる一冊です。(ハチラボスタッフ・Sさん)
なぜ地球は青いのか。なぜLED照明は電気代が安いのか。身の回りには、考えてみると不思議な「なぜ?」がたくさんあります。
この本では、そんな身近な疑問を物理の視点からわかりやすく解説。難しい数式は登場しないため、「理系は苦手」と感じている人でも読み進めやすい一冊です。
普段何気なく見ているものにも、物理のおもしろさが隠れている。「物理って面白いかも!」と興味を持つきっかけになる本です。(ハチラボスタッフ・Fさん)
手のひらに収まる石ころから、壮大な世界へと想像を広げてくれる図鑑です。
街中で見られる石材から、宇宙からやってきた隕石、太古の生き物の姿を残す化石まで、多種多様な石を紹介。名前や成分などの知識だけでなく、手触りや見た目の印象まで伝える工夫がされているため、石をより身近に感じることができます。
石に興味を持ち始めたばかりのお子さんにも、すでに石が大好きなお子さんにもおすすめの一冊です。(ハチラボスタッフ・Uさん)
世界記録というと、オリンピックや大会で生まれる記録を思い浮かべるかもしれません。でも、世界には驚くほどさまざまな「世界一」があります。
「全身を燃やし続けた時間」や「1分間に雪玉を作った数」など、思わず「そんな記録まであるの?」と驚くような世界記録も。
一体どうやってその記録を出したのか、なぜ挑戦しようと思ったのか。記録を見るだけでなく、その背景まで想像してみると、さらに楽しみが広がります。自分でも挑戦できそうな記録を探して、世界一を目指してみるのもいいかもしれません!(ハチラボスタッフ・Oさん)
ハチラボスタッフのおすすめは、ほかにもまだまだあります。ここからは、残りの10冊を一言コメントとともにご紹介します。
福澤諭吉の名著を現代の言葉で読みやすく訳した一冊。学ぶことで自立し、自ら考え行動すること、自由と責任を重んじて生きることなど、今なお通じる教えを伝えています。(ハチラボスタッフ・Sさん)
文字のない絵本だからこそ、ページの構成や色彩、女の子の表情から物語を自由に想像できる一冊。自然の力強さや驚き、遊ぶ楽しさを存分に味わえます。(ハチラボスタッフ・Sさん)
20歳までの子どもたちの自然な姿を1年間撮り続けた写真集。子どもたちの表情やまなざしが、大人へ語りかけるメッセージとなり、子どもへのまなざしを見つめ直すきっかけをくれます。(ハチラボスタッフ・Sさん)
子どもの「泣く」「甘える」「怒る」といった行動の背景を、愛着の視点から考える一冊。子どもの気持ちを理解し、安心感を育む関わり方について学ぶことができます。(ハチラボスタッフ・Sさん)
動物たちのやりとりを通して、友だちを思う気持ちや相手を受け入れる大切さを描いた絵本。登場人物に共感しながら読み進められ、心の成長を温かく後押ししてくれます。(ハチラボスタッフ・Sさん)
ぬいぐるみのほげちゃんが、子どもたちのいない間に見せる意外な姿をユーモラスに描いた絵本。大胆な展開に笑いながら、ぬいぐるみを大切にする気持ちや家族の温かさも感じられます。(ハチラボスタッフ・Sさん)
うどんの「うーやん」がお腹をすかせたお客さんのもとへ向かう、ユーモアあふれる絵本。道中で出会う食べ物たちと助け合う姿から、思いやりと優しさの大切さが自然と伝わります。(ハチラボスタッフ・Sさん)
おじいちゃんが遺したノートをきっかけに、死や生きることをユーモアとともに考える絵本。死を必要以上に怖がらず、自分の思いを深めるきっかけになります。(ハチラボスタッフ・Sさん)
ページをめくるごとに新しい世界と意外な展開が広がる、楽しいしかけ絵本。美しい色彩と細やかなイラストも魅力で、自由に想像を膨らませながら楽しめます。(ハチラボスタッフ・Sさん)
数学だけど数学じゃない!?算数・数学に苦手意識を感じている人も、目からウロコの解き方に「そんな考え方が!」と驚くはず。自分の凝り固まった考え方に気づき、スッキリできる一冊です。(ハチラボスタッフ・Oさん)
※続編の『新・解きたくなる数学』も必見です。
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さまざまなジャンルがそろったハチラボスタッフのおすすめ本。気になる一冊との出会いが、「もっと知りたい」「考えてみたい」という新たな興味につながるかもしれません。