東急百貨店

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渋谷駅・東横店

営業情報
  • 住所

    東京都渋谷区渋谷2-24-1

  • 代表電話

    03-3477-3111〈東横店・本店代表〉

  • 営業時間

    10:00−21:0011:00−22:30(L.O.22:00)
    店舗営業時間10:00−21:00
    西館9階 東急レストラン街
    [ダイニングダイニング]11:00−22:30オーダーストップ 22:00

    この他にも一部営業時間が異なる売場がございます。詳しくはお問い合わせください。

    休業日

    年内は休まず、新年は2018年1月2日(火)から営業いたします。
    ◆1月1日(月・祝)は休業日

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  • 伴良美のオススメ!

大地を守り音楽を奏すように美しいシャンパーニュを造る パスカル・ドケ アルページュ プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン

ラベルが語るワイン物語

CDやDVDにはジャケ買い、という言葉があるように、ワインもラベルが奇麗なものや、興味深いデザインのものには、つい手がのびてしまいます。実際にワインのラベルは、ワインの歴史やエピソードを伝えるものが多く、そこにはさまざまな情報や物語が隠れています。ラベルのささやきを聞きながらワインを飲めば、いっそう美味しく楽しく感じられることでしょう。

クリスマスや新年を祝う華やかなシャンパーニュワイン。12月は、大地を守りビオロジック栽培を行いながら、音楽を奏でるように豊かで美しいシャンパーニュを造る、生産者の“作品”をご紹介しましょう。

アルペジオを名前に。緻密に音が連なる流麗なシャンパーニュを

写真:特級畑メニル・シュール・オジェを始めとする自社畑で20年間有機栽培を実践。大地と自然を守りながら傑出したシャルドネを育てるパスカル・ピケさん。音楽も大好き。
ラベルに描かれている文字は「パスカル・ドケ アルページュ プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ブラン」。生産者はビオロジックの有機栽培で、愛情を込めて葡萄を育てるパスカル・ドケ。プルミエクリュ(一級畑)の100%シャルドネから生み出す渾身のシャンパーニュです。

さらに、シャンパーニュの名前である「アルページュ」は英語ではアルペジオ。和音を美しく分散させて演奏する音楽用語でもあります。生産者のパスカル・ドケさんは音楽をこよなく愛し、ギターやピアノなど様々な楽器を演奏するアマチュア・ミュージシャンの顔ももちます。

アルページュの葡萄はコート・デ・ブラン地区のヴェルチュ、ヴィルヌーヴ、モン・エメ村で育ち、3村の葡萄が、調和のとれた音楽のように緻密に連なって奏でられることを願ってこの名がつけられました。ラベルにもシャンパーニュの美しい泡立ちが、まるで流れる音色のように流麗に描かれています。

念願の有機栽培でテロワールを豊かに表現したい

写真:シャンパーニュ地方の中でも、傑出したシャルドネを生むコート・デ・ブラン地区に畑をもつ。
パスカルさんはシャンパーニュ地方の中でも、特に傑出したシャルドネが生まれる、コート・デ・ブランの生産者。1995年から一族で「ドメーヌ・ドケ・ジャンメール」を経営してきました。しかし「農薬を一切使わないビオロジック栽培を行い、テロワールをもっと豊かに表現したシャンパーニュを造りたい」という想いが募り、2004年に二人の妹夫婦からすべての葡萄畑を買い取り「パスカル・ドケ」として完全独立しました。

それまでは農薬を減らした栽培を行うのがやっとでしたが、誰の束縛を受けることなく無農薬で収量を抑えながら、テロワールを第一に尊重した葡萄栽培ができるようになりました。しいては自然を守り、消費者のためにも健全なワインを究めることにつながりました。

花が咲き蝶が舞う葡萄畑。自然の生態系を守り農薬や化学肥料を排除

写真:春には美しく花が咲く葡萄畑。ハーブやイネ科の植物が害虫や病害から葡萄樹を守り、自然の生態系が生まれる。
2004年からすべての畑でビオロジック栽培を実践。畑の状態が安定するのを待って、2007年からビオロジックの認証を申請。3年間の移行期間を終えて、2010年からビオロジック栽培の認証である「AB」を裏ラベルに記載できる認可を取得しました。表ラベルにも大地を照らす太陽を描き、ビオロジック栽培であることを表現しています。

除草剤を使うことなく、ハーブや雑草を畑の畝に茂らせ、それらを土と一緒に空気を含ませながら丁寧にすき返しをします。それによって微生物が生きたふかふかの土造りを行います。化学肥料は使わず収穫量を抑制することで、病気に対する抵抗力のある葡萄を栽培。また畑には、害虫を予防するハーブ、チッソを固定するイネ科の植物などを植えることで、自然の生態系が出来上がり、農薬を使わなくても丈夫な葡萄が育つ環境を生み出しました。

有機栽培はジャズ音楽のよう。自然のリズムに則して健康な葡萄を

写真:この土地ならでは豊かな土壌や気候を表現した健康な葡萄を栽培。房を選りすぐり全て手摘みで収穫する
常に畑を巡り、天候の変化や葡萄の成長をつぶさに観察して、気候不順や病害にも素早く対応していくパスカルさん。「ビオロジック栽培はジャズ音楽のようです。確固とした基盤に基づきつつ、季節ごとに天候の変化を見極め、自然のリズムに則して即興で対処しなくてはなりません」と笑顔で伝えています。

さらにパスカルさんは、ワンランク上のグランクリュ(特級畑)から、ユニゾンを意味する「ディアパソン」のシャンパーニュも造っています。「ディアパソンは“一緒に同一の音を豊かに奏でる”ことを意味し、すなわち、私たちが大地を守りながら自然と豊かに調和していくことを表現しています」と伝えるパスカルさん。東急フードショーではこの二つを同時に販売しております。クリスマスや新年の門出に、是非みなさまにお楽しみいただきたいシャンパーニュです。

(写真提供:アカデミー・デュ・ヴァン)

東急フードショーのおすすめ

アルページュ ブリュット・プルミエ・クリュ ブラン・ド・ブラン
(750ml) 6,264円  [写真:左]

生産者:シャンパーニュ・パスカル・ドケ
生産地:シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区一級畑
葡萄品種:シャルドネ100%
味わい:泡・白・コクあり
輸入元:アカデミー・デュ・ヴァン

シャンパーニュ地方で傑出したシャルドネを生むコート・デ・ブラン地区。その中でも南側の3つの村のプルミエ・クリュの葡萄を使用したシャンパーニュです。生産者のパスカルさんは3つの音が響き合うように、3村の葡萄が美しく調和することを願い「アルページュ」を名前に冠しました。25年間ビオロシックの有機農法で葡萄を実践。故郷の自然を守りながら、人と大地の調和を追求し、テロワールを豊かに表現したシャンパーニュを造りあげました。有機葡萄由来の豊かな香り、さらに澱と一緒に熟成したシュールーリー製法由来の深みある味わい。通常のシャンパーニュとは一線を画す豊潤で力強くも、繊細な泡立ちと流麗なテクスチャーをお楽しみください。


ディアパソン ブリュット・グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン
(750ml) 8,700円  [写真:右]

生産者:シャンパーニュ・パスカル・ドケ
生産地:シャンパーニュ地方コート・デ・ブラン地区メニル・シュール・オジェ村特級畑
葡萄品種:シャルドネ100%
味わい:白・泡・キレとコクあり
輸入元:アカデミー・デュ・ヴァン

シャルドネの銘醸地区コート・デ・ブランの中で、最も傑出した葡萄を生むメニル・シュール・オジェ村のグランクリュ(特級畑)から造られたシャンパーニュ。この村は石灰質の地層が特に深いため、豊かなミネラルと清冽な酸、キレがありつつも奥行きと気高さを備えたシャンパーニュが生まれます。原酒となる白ワインの40%はマロラクティック発酵を行わないことで、フレッシュ感と芳醇さを共生。全体の1/3を古い木樽で6カ月熟成することで優雅な気品を見事に表現しています。ディアパソンはフランス語で調和を意味し、音楽用語のユニゾンと同義語。人と自然と葡萄の全てが調和して同一の音を奏でる最高のキュヴェが生まれました。特別なお祝いや新年の門出を祝う機会にふさわしいシャンパーニュです。

著者近影

伴 良美(ばん・よしみ)

ライター&ワインエキスパート。映画、食、旅を中心に執筆。ワインと食の情報誌「ヴィノテーク」、北海道新聞、岐阜新聞などの取材記者としても活躍。世界の銘醸地や映画の舞台を訪ねた連載コラムに、フジサンケイビジネスアイ「世界銘酒紀行」「名画の舞台」のほか「男と女 名画とお酒」「シネマの名言」などがある。

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