東急百貨店

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渋谷駅・東横店

営業情報
  • 住所

    東京都渋谷区渋谷2-24-1

  • 代表電話

    03-3477-3111〈東横店・本店代表〉

  • 営業時間

    10:00−21:0011:00−22:30(L.O.22:00)
    店舗営業時間10:00−21:00
    西館9階 東急レストラン街
    [ダイニングダイニング]11:00−22:30オーダーストップ 22:00

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  • 伴良美のオススメ!

優雅な円熟味とクラシックな気品
スペイン・リオハの熟成ワイン

ラベルが語るワイン物語

CDやDVDにはジャケ買い、という言葉があるように、ワインもラベルが奇麗なものや、興味深いデザインのものには、つい手がのびてしまいます。実際にワインのラベルは、ワインの歴史や興味深いエピソードを伝えるものが多く、そこにはさまざまな情報や物語が隠れています。ラベルのささやきを聞きながらワインを飲めば、いっそう美味しく楽しく感じられることでしょう。

伝統的スタイルを表現
熟成ワインながらお手頃価格

長い夏も終わり、秋の気配を感じる頃。秋の味覚とともに、10年以上もの年月をかけて優雅に熟成された、スペイン・リオハの赤ワインを堪能してみてはいかがでしょうか。ブルゴーニュやボルドーの熟成ワインが高騰する昨今、スペインにおいては手頃な価格で、さらに、ボデガ(醸造所)が責任をもって管理し、樽や瓶で長く熟成させて、飲み頃になってから出荷するワインが豊富にあります。

ワインは「ヴィーニャ・トンドニア・ティント・リゼルバ2001」。クラシカルな雰囲気を醸し出すラベルには、ボデガの絵とともに、大胆な筆記体で生産者の名前が記されています。その名は「R・ロペス・デ・エレディア・ヴィーニャ・トンドニア」。スペインの銘醸地リオハの中でも、最もクラッシクなワインを生み出す造り手です。古き良き時代のスタイルを今もかたくなに守り続け、まさにスペインワインの王道として世界に名を馳せるボデガとして知られています。

リオハの4つの優良畑
恵まれたテロワールの単一畑ワイン

ヴィーニャ・トンドニアの創立は1877年。スペイン・バスク地方出身の両親をもつ、ドン・ラファエル・ロペス・デ・エレディアによってリオハに設立されました。当初彼は、ワインの多くをフランスに輸出していましたが、やがてスペインならではのテロワールと魂を表現したワインを造ろうと決意。リオハ・アルタ地区の中でも、最高の畑といわれるトンドニア、ザコニア、ボスコニア、クビーリョに、自社畑を広げてゆきました。

170haの4つの自社畑は素晴らしい条件に恵まれています。中でもボデガ名になっているトンドニアの畑は、日当たりのいい東向きの斜面に面し、エレガントでミネラリティなワインが生まれる砂岩石灰質土壌。さらにエブロ川から常に爽やかな風が吹きぬけ、最高の葡萄が生まれる理想的な条件を備え、4つの畑の個性を尊重するため、ワインはすべて単一畑で造られます。

昔ながらの醸造法にこだわり
樽もコルクもすべて自社製

さらに、この生産者のこだわりは、リオハの卓越した伝統的スタイルを守り続け、今もなお昔ながらの製法でワイン造りを行うこと。というのも、1980年代からリオハでは、フランスの影響によって洗練されたモダンスタイルのワイン造りが流行。それらは外来品種をブレンドし、フレンチオークの小樽で熟成期間を短縮、果実味やフレッシュ感を前面に出してゆこうとするものでした。

しかしトンドニアは、流行に流されずリオハならではの伝統的スタイルを守り続け、スペイン人としてのアイデンティティをワインに封じ込めます。それは、赤ワインはテンプラニーリョ、ガルナッチャ、マスエロ、白ワインはビウラ、マルバジア・デ・リオハ、ガルナッチャ・ブランカなどのスペイン固有品種を用い、カベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネなどの外来品種を使用しないこと。また、昔からこれらの固有品種と最も相性がいいと考えられてきたアメリカンオークを使用し、樽やコルクはすべて自社で作ることでした。

さらに、赤ワインのレセルバで36カ月以上、グラン・レセルバで60カ月以上と、非常に長い熟成を行い、深みと円熟味を増した香り高いスペインワインを生みだしてゆきました。こうしたトンドニアの姿勢は、リオハワインの伝統を保護し、現在リオハでは伝統と革新のどちらのスタイルも共存するユニークなワイン産地として活気づき、世界的ワイン産地として輝いています。

ボトルを包む金の網
その由来は?

最後に、このワインは他国のワインには見かけない“金の網”で包まれていることにお気づきでしょうか。これは、昔のスペインではワインを盗み飲みされないように、金の網でしっかりワインを包んで出荷していたことに由来します。現在ではこうした包装のワインは少なくなってきましたが、あえて残すことでスペインワインの伝統を伝えています。近年では、「金の網タイツを履いたワイン」として注目され、むしろおしゃれでリッチなイメージを与えています。

東急フードショーのおすすめ

ヴィーニャ・トンドニア・ティント・レセルバ 2001
6,300円

生産地:スペインリオハ・アルタ地区
生産者:R・ロペス・デ・エレディア・ヴィーニャ・トンドニア
葡萄品種:テンプラニーリョ75%、ガルナッチャ、グラシアーノ他
タイプ:赤・辛口・フルボディ


風光明媚なエブロ川沿いの最優良地に畑をもつ、1877年創業のヴィーニャ・トンドニアは、スペインの中でも、最も有名な伝統あるボデガのひとつ。樽は全て自社で作り、単一畑のワインのみ生産します。2001年は最高のヴィンテージで、アメリカンオークで6年熟成の後、瓶内で4年以上熟成、10年以上もの長い時を経てボデガから届けられた貴重なワインです。卓越したリオハ伝統スタイルで、カシス、プラム、スパイス、シャキュトリー、ヴァニラ、なめし皮など、ゆっくりと熟成された円熟味と複雑性のある香り、テンプラニーリョの繊細さを追い求めた優雅で気品ある味わい。まさにスペインの宝ともいえる熟成赤ワインを、手頃な価格でお楽しみいただけます。さらに売り場では同生産者の、白葡萄品種ビウラ主体の長期熟成白ワイン「ヴィーニャ・トンドニア・ブランコ・レセルバ1998」も販売しています。

著者近影

伴 良美(ばん・よしみ)

ライター&ワインエキスパート。映画、食、旅を中心に執筆。ワインと食の情報誌「ヴィノテーク」、北海道新聞、岐阜新聞などの取材記者としても活躍。世界の銘醸地や映画の舞台を訪ねた連載コラムに、フジサンケイビジネスアイ「世界銘酒紀行」「名画の舞台」のほか「男と女 名画とお酒」「シネマの名言」などがある。

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