チーズおかき

2016年秋に娘を、2020年春に息子を出産。ダンスと音楽が大好きな、元出版社勤務の専業主婦です。ちょっとやそっとでは動じない肝っ玉母ちゃんを目指し、日々奮闘中。

2021.05.21

産道裂傷?!意外なところを縫われた話

Diary

こんにちは!チーズおかきです。
産後一年以上が経過し、なかなか歩き出さない息子を抱っこしながら、腰の痛みに耐える日々を送っています。

さて、今回は出産にまつわるエピソードを書きたいと思います。
妊娠、出産では避けられない「傷」についてです!!

私の場合、初産も2度目のお産も比較的安産ではありましたが、それなりに傷はできました…。
初産のときは、おそらく「産道裂傷」というやつで、出産直後にしっかり縫われた記憶があります。(麻酔されていたので、全然痛くはなかったですよ!)
2度目は、お産ではほとんどノーダメージでしたが、妊娠性痒疹の引っ掻き傷が全身に絶えませんでしたね…(いまだに跡が消えません!!)

「産道裂傷」と書きましたが、初産のときに縫われた部分が産道(膣壁?)だったことを知ったのは、なんと産後1ヶ月近く経った頃!
それまでは、会陰が裂けたのだと思い込んでいました。

初回はドイツでのお産でしたので、細かいことを質問できず、産道付近の痛みをぼんやり感じながら過ごしていました。
入院中は、産道付近に痛みがあることを看護師さんに伝えると、オイル(色的にオリーブオイルっぽく見えましたが詳細は謎です)を塗ったナプキンを冷凍庫でカチカチに凍らせたものを渡してくれました(笑)
てっきり痛み止めのお薬か何かをもらえると期待していた私…。
まさかの凍ったナプキンを渡されて「なんじゃこりゃ?」と思いながらも、冷たいナプキンをあてがうと、なんとなく痛みが和らぐような気もしました。
ドイツって医療先進国なイメージ(個人の感想)ですが、意外とナチュラルケアを好む傾向があるように感じましたね。

退院してからも、しばらく産道付近に引きつるような違和感があり、円座クッションが欠かせませんでした。なので、日本人の訪問助産師さんに相談したんです。
すると、出産した病院から退院時に渡された報告書のようなお手紙(ドイツ語)を読んだ助産師さんから

「会陰は裂けてないみたいよ」

と言われてびっくり!!
うそでしょ!?ならどこを縫われたの!?とびっくりしていると、どうやら“中の方”を縫われたらしいとのこと。
中の方、ってことは膣壁かな??と勝手に解釈。

膣壁裂傷、をネットで調べてみると、出血量が多いケースが少なからずあるようです。
そういえば、出産直後に病室のベッドに移ろうと立ち上がった瞬間、立ちくらみで意識を数分間失っていたことを思い出し…。
なにしろ、まわりがドイツ語と英語のみだったので、説明されても私が理解できていなかっただけの可能性が高いですが、まあまあの量、出血していたのかもしれないです…。

また、お産の進みが早すぎるのが原因、なんて書いてあるサイトも。
確かに、初産にして陣痛3時間での出産だったので、お産の進みは比較的早い方だったかも…。早ければいいってもんじゃないのだなぁ、と痛感。


ちなみに、そのときに縫われた糸は抜糸の必要がないものだったようで、1ヶ月以上経ってから、シャワー中につるっと落ちてきました。その後は痛みも落ち着いて、少しずつ違和感もなくなっていきましたよ。

こんな話を書いたら怖くなってしまうプレママさんもいるかもしれませんよね?
お産が怖いと感じているときは、逆にいろんなママの傷エピソードを知って心構えをしておくのも、安心のための一つの方法。自分のときはどんなネタができるかな?なんて思いながら過ごしてみると、ちょっとお産が楽しみになるかもしれませんよ!?!?