こんにちは！うにです。
先日は1人目の娘を産んだ際の出産エピソードを書かせていただきましたが、今回は2人目の息子出産エピソードについて書かせていただきます。

2人目妊娠時はコロナ前。営業職で、バリバリ外回りをしていました。
毎日、ドアtoドアで1時間ほどの勤務先に通勤。さらに、月1ですが、妊娠8ヶ月までは電車で1時間半以上かかる“激混み満員電車”に揺られながら、得意先のアポへ。さらにさらに、チームメンバーのクレーム対応に大きいお腹で同行したり、上の子の保育園のお迎えに間に合うよう妊娠8ヶ月まで自転車に乗ったり（絶対に真似しないでください！！！）、かなりのハードワーカーな妊婦でした…。

夫もハードワークで帰りが遅く、私の両親も夫の両親もまだ現役で働いていて頼ることができなかったため、夕方はほぼ毎日ワンオペ。
上の子の朝の保育園の送りと、食洗機の片づけ、洗濯干し＆たたむという役割はこなしてくれた夫ですが、それでも上の子もいるし、比較的軽いつわりがありながらも私は弱音を吐いていられない状況でした。

しかし今回は2回目、2年ぶりの妊娠で体も覚えていたのか（笑）、そんなつわりの辛かった時期も、
朝ご飯を作ってから自宅のトイレで吐く、
会社に到着してからトイレで吐く、
…と、タスクの合間、合間に、スマートに（？）乗り越えることができました。

怒涛の毎日にもかかわらず、ありがたいことにお腹の息子はすくすくと問題なく成長してくれていました。
エコーで見るたびに大きくなって、性別も5ヶ月には判明。
「この子が弟になるんだよー」
と言いながら、一緒にエコーを眺めていました。

まだ小さかった娘には、こんなバタバタな毎日の中でいろいろと我慢や無理をさせていたと思います。それでも、特に“赤ちゃん返り”をすることもなく、健やかに成長してくれたことに感謝の気持ちでいっぱいでした。

陣痛が始まったのは、予定日より5日早い日曜の夕方17時ごろ。

「あ、いたたた。」

生理痛のような痛みが始まりました。
パパもその日は家にいたので、息子はタイミングを見計らってくれたのかもしれませんね。
一人目の出産は33時間半かかったという経験があるので、「どうせまた時間かかるでしょう」と高をくくって、家で8分間隔になるまで待ちました。(病院へ行くタイミングは個人によって違うので、担当のお医者さんの指示を必ず仰いでくださいね！)

そして21時半ごろ、8分間隔になったので、タクシーで病院へ。
パパは立ち合いのため一緒に。
娘は、私の母に預かってもらいました。

着替えなどを済ませ、産む準備万端！
5分間隔まで迫り、「お、今回はいい感じでお産進むんじゃない？」と思ったのも束の間、またそこから進まないどころか、だんだんと遠のいていく陣痛感覚…。

パパは待ち過ぎて、病室内の用意された椅子はパイプ椅子で危うくエコノミー症候群になりかけました(笑)。

待合室のソファーで仮眠してもらうことに。
そして、相変わらず進まないお産…。

午前3時ごろになり、先生から
「促進剤入れようか」
と言われ、錠剤タイプ（だったと思いますが、痛みと眠気で記憶が定かではありません…！）の軽めの促進剤（？）を処方されました。

それでも全くお産は進まず、3時間後にもう一回服用。

それでも進まず、点滴タイプの本気の促進剤投入スタート。
(このタイミングで当直の先生から日勤の先生にシフト交代。当直の先生から「最後までみてあげられなくてごめんな！グッドラック！！」と言い渡される私…涙)

ここにきて、やっとこさ痛みがぐいっと進みました。(最初から点滴にしてくれ、と心の中で叫ぶ私…。)

そして午前9時ごろに1分感覚へ！！

すっかり忘れていました。
2年半ぶり2回目(甲子園のノリで実況中)となる陣痛祭りのことを…。

そう。陣痛を待ちわびすぎて、この痛みを忘れていたのです！
 
「いっだーいーーーーーー！！！！！！」(雄叫びも2年半ぶり2回目)

“エコノミー症候群なり損ね夫”も体力回復しいよいよ参戦。分娩台の私を応援するサポーターに。

「頑張れ～！あと少し！！」

そして、延長18時間半。
はい、もう翌朝の10時でございます。

2人目誕生！！！

2年ぶり2回目の出産ですが、上の子同様、難産息子が爆誕です。
大きな声で泣く、それはそれは元気ハツラツベビーでした。

サポーター夫は感動の涙。
プレイヤーの私は満身創痍。真っ白な灰。
息子にお疲れと握手後、放心状態でした…。

ちなみにこの日は月曜日。夫はそのまま仕事に行きました。タフネス！！

ちなみに、冒頭の写真が出産直後の息子と私です。
そして、現在の息子がこちら。

おかげ様で、すくすく成長中です。

2回目の出産も、前回より15時間ほど短縮したものの、長時間にわたる戦いでしたが、とにかく元気に生まれてきてくれてありがとう！