うりママ

特技は”投げキッス”のプレイボーイな5歳長男と、あざと可愛いニコニコ癒し系次男1歳の2人のボーイズに翻弄されながら、子育てに奮闘中!「育児も仕事も楽しく!」がモットーです。

2022.10.26

ママの味方!「産後ドゥーラ」のおかげで心の余裕が生まれた話

Diary

こんにちは!うりママです。

早くも次男を出産してから1年が経とうとしています。思い返すと、出産1週間前の臨月に引っ越しをした我が家。産後もバタバタで過ごしました。

そのような大変な時期を乗り越えられたのは、ある人のおかげです。それは「産後ドゥーラ」のNさんの存在です!


皆さんは「産後ドゥーラ」や「ナーシングドゥーラ®」という職業をご存知でしょうか?
それは、産後のママのために、親身に相談に乗ってくれたり、家事や育児を全面的にサポートしてくれたりする職業のこと。

私は、一人目の出産のときにはその存在を知りませんでしたが、二人目の妊娠時に、行政が行っている面談で、助産師さんから教えてもらいました。

二人目の妊娠時、早くも始まってしまった長男の赤ちゃん返りに手を焼いていたことで、産後について精神的に不安を抱えていました。また、夫が育児休暇などを取れないことや、妹の出産時期と重なり実家の母をそこまで頼れなかったことからも、長男のお世話がきちんとできるのかな?ご飯の用意ができるのかな?…といった体力的な不安もありました。

その不安を助産師さんに相談したところ、「産後ドゥーラ」を頼んではどうか、という話になりました。

早速インターネットで検索してみると、いくつかの協会に分かれているものの、ホームページ上にわかりやすく説明が書いてあります。さらに、協会のホームページから「産後ドゥーラ」を検索できて、依頼する人を探すことができます。
保育が得意な方、料理が得意な方、掃除が得意な方…。いろいろな紹介文が書いてあり、とても迷いました。

一通り見ていくと、ある人が目に止まりました。

それは、以前に地域の子育てボランティアで一緒に活動したことのあるNさん。
そういえば、「産後ドゥーラ」の活動をしているというお話をされていました。その頃はピンときていなかったのですが、その瞬間、繋がりました!

Nさんのお子さんにもお会いしたことがあったのですが、Nさんもお子さんもとても素敵で感じの良い方だったことや、地域のこともわかってくださっている安心感から、Nさんにお願いしたいと思いました。


これが7月のお話。私の出産予定日は11月上旬でした。「産後ドゥーラ」は先々の予約が埋まっている方が多く、ホームページではもうすでに11月以降に予約可能とのこと。すぐにコンタクトをとらなければ…!と思い、早速連絡を入れました。

初回面談を経て、依頼する曜日を決めました。

私の場合は、出産直後の長男の送迎が心配だったので、14時〜17時(もしくは18時)で、週2回依頼。11月と12月に予約が取れました。

また、面談時には、今後の不安な気持ちも吐き出させてもらい、自然と産後の生活も大丈夫と思えるようになってきました。

そして、いよいよ次男を出産しました。
私は「墜落産」の危険があるとのことで、予定日よりも3週間早い出産となったため、「産後ドゥーラ」のNさんが来る日が待ち遠しくてしょうがなかったです。

こういう場合もあるので、出産予定日よりも早い時期から「産後ドゥーラ」の訪問を依頼しているケースもあるようです。私の場合は、動き始めの時期が遅かったのでそれは叶いませんでしたが、もし3人目があるなら予定日より早い時期から来てもらえるようお願いしたいと思っています。


そして、いよいよ「産後ドゥーラ」のNさんが家にやってくる日!

ドキドキソワソワしていた私。
「横になって寝ててください〜」と声をかけてくださったので、遠慮なくリビングのソファーで寛がせていただきました。

そのうちに、ネットスーパーで適当に頼んでおいた冷蔵庫の食材をみて、何種類もの作り置き料理があっという間に完成!Nさんが来られない日でも大丈夫なように、日持ちするものをたくさん作ってくださったので、夫や長男の料理に困ることはありませんでした。

さらに、このお料理がどれも美味しくて!!
産後の体に沁みる、母乳にもよさそうなメニューの数々…。今でも恋しいくらいです!


また、私の話し相手にもなってくださいました。小中学生の先輩ママとしてのお話を聞けたのもためになりましたし、おしゃべりをすることで、産後の孤独感を感じずにいられました。

もちろん、赤ちゃんのお世話もしてくださいます。プロならではの安定感のある沐浴に、次男はいつも気持ち良さそうでした。私自身も、やらなければならないタスクが軽減されるので、気持ちの余裕が生まれたように思います。


そして、心配だった長男のお迎え。
人見知りや場所見知りが強い長男なので、大丈夫かな?と思っていたのですが、Nさんのお人柄のおかげかすぐに懐いていました。
依頼期間の最後の方は、Nさんに次男を家で見ていただき、私が長男を迎えに行って二人の時間を作るようにしていたのですが、長男はもっとNさんともお話ししたそうでしたね。長男の帰宅に合わせてNさんも帰ってしまうため、Nさんが帰りの支度をしている短い間ですら、自分のおもちゃを持ってきて見せながら時間稼ぎ(?)をする長男。彼女がとにかく大好きな様子でした。


実際に来ていただいて思ったのが、「産後ドゥーラ」は、ベビーシッターでもなく、家政婦さんでもなく、まさに「産前から産後のなんでもママの味方」!そんな存在なのです。
体力的にも精神的にも、産前産後の悩みに寄り添い、困っていることを全面的にサポートしてもらえます。

近年は、行政の助成が出る地域が増えているため、予約が増えているという話を聞きます。
ただそれでも、周りのママ友たちにこのお話をすると、依頼したことがないという回答が大半。
「産後ドゥーラ」のNさんも、もっとこの職業の認知を広めていきたいとのお話をされていました。

そんな話を聞き、実際に依頼した私から皆さんに伝えたいのは、「産後ドゥーラ」をお願いするとママの心に余裕が生まれて、家族にも赤ちゃんにもいい影響があるよ!ってことです。

今マタニティライフを送っているプレママさんやママさん。産後に不安のある方は、ぜひ「産後ドゥーラ」という選択肢も頭の片隅に入れておくといいかもしれません。そして、予約は早めがおすすめです☆