すみれ

晩婚&高齢出産の働くママです♪わが子は電車を愛する7歳男児。育児=子供を自立させること!新しい経験をもたらしてくれる子育てを楽しみながら、地球にやさしい生活を心がけてます。

2020.11.23

食事のしつけ

Diary

こんにちは。すみれです。
年末が近くなり、喪中ハガキが例年より多く届いています。今年は世界中で多くの人達が悲しい思いをした1年でした。
私自信、改めて「命の尊さ」を考える時間が多かったと感じます。

さて、私は息子に改めて食事について躾をし直しています。
理由は後程。

基本は「残さず食べる!」「感謝して食べる!」が目標。コツは言葉がけ。

好き嫌いがひどく毎回食事を残す息子に対して
「お米の一粒には、神様が6人住んでいるから残しちゃだめだよ、車の神様も住んでいるのよ~!(息子は大の車好き)」

「『ごちそうさま』はママに言うのではなく、頂いた食事、この卵のヒヨコさん、この魚さんやお野菜さんに言ってね」

など、楽しい言葉がけを毎日していると息子も変わってきました。
嫌いなお野菜は、息子と一緒にぬか漬けづくりをすることで、食べてくれるようになりました。

また器も変えました。ご飯茶碗の底にフクロウの絵が描いてあるものにして、食べきらないとフクロウの絵が見えないので頑張って食べようとします。

子供にとって「親の言葉は魔法の言葉」。
いろいろな工夫をこらした言葉で、息子が楽しくごはんを食べきれるよう導きます。ポイントは、息子が今興味のあるものや好きな言葉を混ぜながら「ほめる言葉」を心がけること。それだけで行動も変わってきます。

さて、なぜ食事の躾を厳しくし直そうかと思ったか。

それは、先日見たTVのドキュメンタリーの影響でした。

NHKスペシャル「世界は私たちを忘れた~追いつめられるシリア難民」というドキュメンタリー。

レバノンに逃れたシリア難民、コロナ禍でさらに過酷で苦しい日々を送っている女性と子供に密着した内容です。
が、想像以上に衝撃的な事実、シリア難民の現状でした。

多くの元気なシリア難民の子供が臓器売買のために誘拐され殺されてしまう現状、幼い女の子が学校も行けずに必至に働いて家計を支え飢えに苦しんでいる等々

言葉だと伝えきれないほど、悲しい現状です。
番組の最後に、飢えに苦しむ幼い女の子がカメラに向かって言った言葉は

「私みたいな苦しい状況の人は、これ以上一人でも増えてほしくない」

でした。
息子より少ししか違わない幼い女の子が、飢えに苦しむ中、他者の事まで考えがおよんだこの言葉に感動し、
改めて食べ物に対して、また今私が置かれている恵まれた環境に対して
息子と一緒に感謝をしないといけないと思ったのです。

世界中の子供達が一人でも多く、きちんと食事ができ教育を受けられるようになってほしい
そして息子には何事にも感謝し、どんな状況でもこの女の子みたいに、前向きに力強く生きていってほしいとおもいながら、日々の暮らしを大切にしたいと思ったのでした。