2021.01.04

【第10回】 断乳にトライ! 寝かしつけに有効だった方法とは…

Column

息子が1歳半のころ、授乳中に乳首を全力で噛むようになってしまい、なかば強制的に断乳することに!

断乳は大変でしたが、助けてくれたのは「DVD」と「ヨーグルト」でした。
離乳食は3回食だったので、栄養面では母乳なしでもOKでしたが、問題は寝かしつけ。
これまで、良くないとは思いつつラクなので、添い乳で寝かしつけをしていました。
案の定、添い乳でしか寝ない子になってしまって……。

息子は、添い乳なしでどう寝ればいいのかわからないらしく、眠くなると泣き続けるばかり。
夜9時ごろから布団に一緒に入り、抱っこしたり絵本を読んだり、子どもが眠くなる音楽をかけたりしても、すぐに布団から脱走しておもちゃで遊び始める→眠くなってきたら泣いておっぱいを求める→眠さが限界に達したら泣き疲れて寝る。
この流れが3日ほど続き、いつも夜9時に寝ていたのに12時くらいになってしまいました。

4日目、まったく寝る気配なくおもちゃで遊んでいる息子。
私も寝かしつけがうまくいかずに疲れてきて、リフレッシュしようと、大好きな『パンとスープとネコ日和』のDVDをソファで横になって観ていました。
すると、息子は遊ぶ手を止めてじっとDVDを観ているではないですか!
そしてソファで息子と寝転びながらDVDを観ていると、なんと息子がいつの間にか寝ていたのです!

それからは、昼寝も夜の寝かしつけも、ソファでこのDVDを見ながら眠るという方法が定着しました。
子どもにテレビ画面を見せるのはあまり良くないのかもしれませんが、何をやっても寝てくれなかったので、「今だけはいいや」と思い、この方法でしばらく寝かしつけを継続。
それが功を奏し、今ではDVDなし、ソファで寝転ぶだけで寝てくれるようになりました♪

この『パンとスープとネコ日和』、主人公の女性が会社を辞めてサンドイッチ店を開くというものです。
大人向けの内容なので、なぜこれを息子が集中して観るのかは謎です。ほかの映画やテレビ番組はおろか、アンパンマンでさえ興味を示さないのに。
息子の好きなネコや電車がひんぱんに登場するからかな?

また、寝かしつけに加えて、もうひとつの課題が夜泣きの対応でした。
授乳していた頃は1日2回くらい夜泣きがあり、添い乳で寝かしつけ。
そのおっぱいがあげられない今、抱っこしても、DVDを観せても、なかなか泣き止まず寝てくれません。

口が寂しいのかな? と思ってヨーグルトをあげてみると、すぅっと落ち着いて、コテンと寝てくれました!
それからは夜泣きがあるとヨーグルトで対応するように。夜に起きる回数がだんだん減っていき、断乳から1カ月くらいで夜泣きせず寝続けてくれるようになりました。
ヨーグルト、すごい!

そんなわけで、うちの息子の寝かしつけには、『パンとスープとネコ日和』とヨーグルトが有効でした!

何が正解かはわかりませんが、子どももママも大変な断乳。お互いのストレスを減らせる方法を模索していきたいですね。

まりめ

イラストレーター

雑誌、書籍の挿絵やグッズなどのイラストレーションを手がける。食べ物や人物など、女の子の「カワイイ」の感性に響くイラストをときめきながら描く。mamaco withのイラストレーションも担当。