チーズおかき

2016年秋に娘を、2020年春に息子を出産。ダンスと音楽が大好きな、元出版社勤務の専業主婦です。ちょっとやそっとでは動じない肝っ玉母ちゃんを目指し、日々奮闘中。

2018.08.22

内祝いに選んだバウムクーヘン

Diary

私が出産したドイツでは、内祝いのような“贈り物を贈り物でお返しする”といった習慣は特にありませんでした。なので、現地の日本人どうしで贈り物をするときは、お互いに「お返しは無しで!」と約束することが多かったです。

そんな理由で、内祝いは帰国してからのセレクトとなりました。
ネットの内祝いギフト特集を見ては、素敵なラインアップに迷う迷う…。でも、やっぱりドイツっぽいものがいいかなと思って選んだのが〈ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ〉の「バウムクーヘン」です。

言わずと知れたドイツのお菓子、バウムクーヘン。ですが、意外にもドイツ人の生活に馴染んだお菓子ではないようで…。
近所のケーキ屋やスーパーなどには取扱いがなく、探して探して、ドレスデンのクリスマスマーケットでやっと出逢えたときには感動!!私のドイツケーキに対する「甘すぎる、モサモサする、重い」といったイメージ(失礼)を覆す、とっても上品な味でした。

日本のバウムクーヘンもとってもおいしくて大好きなのですが、こちらのバウムクーヘンはおいしいだけでなく、ドレスデンで感動した思い出が蘇る味。その点で、我が家らしい内祝いになるかな?と思ってセレクトしました。
ちなみにこちらのお店、恥ずかしながら帰国してから知りました…。北ドイツにあるメーカーなのだそうです。ドイツ滞在中に知りたかったー!(涙)

このバウムクーヘンは、主に夫の実家の御近所さんへ贈りました。
夫にとっては幼い頃からお世話になった方たちなのですが、私はまだお会いしたことがなく、喜んでいただけるかドキドキでした。でも、「ドイツのバウムクーヘンを食べたのは初めてで、とても美味しかった」とお礼のお手紙をいただき、ホッとしたのを覚えています。

私にとっては、また新たなご縁をつないでくれた「内祝い」。
バウムクーヘンを喜んでくださった方には、いつか娘の顔を見せに直接ご挨拶できたら、なんて思っています。