チーズおかき

2016年秋に娘を、2020年春に息子を出産。ダンスと音楽が大好きな、元出版社勤務の専業主婦です。ちょっとやそっとでは動じない肝っ玉母ちゃんを目指し、日々奮闘中。

2021.04.27

祝古希!ばぁばになった母の育児奮闘記

Diary

こんにちは!チーズおかきです。

最近、娘が自転車デビューしました!もちろん、補助輪付きです。
足蹴りバイクは持っていないし、ペダルを漕ぐのも初めて。まだうまく足が動かせず、右足だけでキコキコ漕いでいます。
でも、大好きなキャラクターの自転車なので、娘もやる気マンマン!
毎日練習にはげんでいます。


さて、もうすぐ母の日。そして、母の誕生日が近づいてきています。
母は、ついに今年で70歳に!!
身内を褒めるのもなんですが、母は実年齢より若く見えるので、数字を改めて見ると私も驚いてしまいます(笑)。
いつも娘と孫を気にかけてくれる、ちょっと天然でお酒が大好きな、優しいばぁばです。

そんな母は、私にとって海外出産の大先輩。
夫(父)の仕事の都合でアメリカに滞在していたときに、私を出産しました。
当時すでに母親(祖母)は亡くなっており、慣れない海外でのワンオペ育児に奮闘したそうです。(私はひと月ほど母に滞在してもらい、諸々助けてもらいましたよ。)

その後、母の父(祖父)も、娘の私が2歳の頃に他界。
実は、私の父方の祖父母も私が2歳の頃に亡くなったため、母は実の両親にも義理の両親にも頼ることができずに私を育てました。
私にとっても祖父、祖母という存在は身近なものではありませんでした。

当時はネットもまだ存在していないうえ、夫の育児サポートもあまり期待できなかった時代。
近くに頼れる人がいない環境で、しかも異国の地で子育てするのは、本当にしんどかったと思います。


そんな母の奮闘のおかげで、実家の居心地が良すぎてしまい、私は結婚も早い方ではありませんでした。
それでも、母から「孫の顔が見たい」などと言われたことは一度もなかったです。どうやら思ったこともなかったようで…そういえば、父からも言われたことないなぁ…。
なので、妊活中も「子どもがいてもいなくても、それぞれ楽しいことがいっぱいあると思うよ。あまり思い詰め過ぎないでね。」というスタンスで見守ってくれていたので、かなり救われましたね。
その後、私が妊娠したことを伝えたときは、「娘の命の危機!!」とばかりに、娘の私の身体を心配してくれたものです。


今は、「お金は出しても口出すな」をモットーに(笑)私の育児をサポートしてくれています。
祖父、祖母というものを知らない私ですが、子どもたちにとっても、こんなに優しいじぃじ、ばぁばに見守られているなんて、幸せなことだなと思います。


今も母とはほぼ毎日連絡をとっているし、実はこのブログもチェックされているので(笑)、今さら「母への想い」みたいなものを書くのは恥ずかしいのですが、 やはり出産を経験してから、自分の誕生日は「母が私を産んでくれた日」という認識にガラッと変わりましたし、私自身記憶のない0歳〜3歳の頃も、こんな思いで育ててくれたんだなぁと、母の気持ちがやっと少しわかるようになりました。

この歳になってもまだ甘える気マンマンですが、感謝の気持ちと高齢者への配慮も忘れずに(笑)、これからも母の背中を追い続けたいと思います。