シチ

小学5年生と4歳の6歳差男児ママです。クリエイティブ全開の繊細な9歳と、ムチムチ4歳とドタバタ暮らしております。

2025.07.13 NEW

夏休みは映画三昧!思春期前の子供と観たい、親子で泣けるおすすめ映画6選

こんにちは。シチです。

インドア派の我が家。子供たちとの共通の趣味は『映画鑑賞』です。
小5の長男とも、5歳になる次男ともできるだけ映画館に行って映画を観ています。その中で、とくに思春期目前の小学校中学年から高学年の子と一緒に観るのにおすすめの6作品を紹介したいと思います。
映画は観ているだけで自然と情緒を育ててくれるので、なかなか親の話を素直に聞かなくなった子にもとても効果的。
長男もお気に入りの作品で、なおかつ親も楽しめて一緒に泣けます!

動物好きのお子さんに『ベイブ』
少し古い映画ですが、かわいい子ブタが奮闘する『ベイブ』は大好きな映画でDVDを持っています。長男8歳、次男2歳のときに観ましたが、二人とも最後まで楽しんでいました。ひょんなことから豚が牧羊犬の代わりをすることになるストーリーは、不可能を可能にする、型破りな発想を持つことを教えてくれます。そして驚くべきことに、豚以外にも様々な動物が登場するのですが、CGなしのリアルな動物の演技だけで撮影されています。フルCGに慣れた現代っ子にはかえって新鮮にうつるのではないでしょうか。

お父さんとも一緒に観てほしい『フック』
こちらもかなり古い映画ですが、スティーブン・スピルバーグ監督の名作中の名作です。大人になったピーターパンが、再びネバーランドに戻り、因縁の相手フックと決闘するお話です。大人になったピーターパンは、なんとワーカホリックで家庭を顧みないおなかの出たビジネスマンに。飛び方も忘れてしまったパパが、子供たちを守るために再び立ち上がる姿は、ぜひ忙しいパパにも観てほしいです。

思春期の入り口に立った子に。『インサイドヘッド1、2』
こちらも大好きな映画で、1はDVDを購入。2は劇場で長男と一緒に観てきました。ピクサーの大ヒットアニメーションで、頭の中の感情がキャラクター化され、主人公の女の子の頭の中で起きる事件をとてもわかりやすく見せてくれます。とくに2では、思春期がはじまった主人公の揺れ動く感情が見事に表現されていて、私もボロ泣きでした。

他者を受け入れることを教えてくれる『パディントン1、2、3』
今年、3が公開されたばかりの『パディントン』は、英国で古くから親しまれているクマのキャラクターの実写版シリーズ。ロンドンにやってきた喋る紳士的なクマ、パディントンと一緒に暮らすことになった家族、そして地域の人々との交流を描いています。根底のテーマに「多様性」があるようで、人種や生物の違いも飛び越えて他者との共存を目指す姿はこれからの社会を生きる子供たちのヒントになりそう。そして、なんといっても面白い!大人も子供も笑ってしまう小ネタがいっぱいで私も大好きなシリーズです。

恵まれている現代日本の子供たちに観てほしい『運動靴と赤い金魚』
こちらは私が個人的に好きな映画なのですが、テレビで放映されていたので録画して長男と一緒に観ました。古いイラン映画で吹き替えもないので飽きてしまうかなと思いきや、一足の運動靴を二人で使うことになってしまった貧しい兄妹のハラハラドキドキの物語で意外にも集中して観ていました。日本と違うイランの子供たちの大人からの扱われ方、文房具や着るものひとつとってもすべてが貴重で大切に使っている姿にカルチャーショックを受けたようでした。

大ヒット児童向け小説の映画化『ワンダー 君は太陽』
生まれつき顔に障害を持った少年、オギーが学校へ通うようになり、いじめや親友とのいざこざを通して本人も周りのみんなも成長していく感動ストーリー。友達同士のやり取りがリアルで、小学生の子なら感情移入して観られるはず。いじめがテーマにはなっていますが、けして一方的な描き方をしておらず、様々な角度からいろんな人の心情を理解できる見せ方になっていて、他人の気持ちになって考えることを覚え始めた年代の子たちにはぜひ観てもらいたい一本です。お友達との関係に悩んでいる子にも助けになるのではないでしょうか。どこまでも子供を信じて応援するお母さん役のジュリア・ロバーツにママは胸を打たれます!


たくさん子供と一緒に映画を観てきましたが、とくにおすすめの6作品を挙げてみました!サブスク配信されているものもあるので、夏休みにぜひお子さんと一緒に観て、感想を言い合ってみてはいかがでしょうか。

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