ビスケット

おしゃまな4歳の娘とわんぱく2歳の息子 のママフォトグラファー・ライター。スイーツ写真が好き♪男性育休などさまざまな制度を利用しつつ、アメリカ人の夫と夫婦二人三脚でバイリンガルな子育てを楽しんでいます。

2021.08.25

私の出産エピソード ①無痛分娩を選ぶまで〜メリットとデメリット~

Diary


こんにちは!ビスケットです。
現在、4歳と2歳の2人の子どもは、無痛分娩で出産しました。

出産の痛みは全くなく、破水から一時間、一息で産まれて来た超安産の楽々スピード出産♪
二度のお産とも、それはそれは素晴らしい体験でした。

「出産が楽しい」って、なかなか想像がつかないかもしれません。

お産の話になると、どれだけ辛かったかの痛さ比べになり、お産未経験の女性を怖がらせてしまうことも往々にしてあるのかなと思います。

私も若い頃は、お産は痛くて恐ろしいものだと思っていましたよ~。

しかし、アメリカやシンガポールなどの海外生活を経て、出産のイメージがだいぶ変わりました。


海外にいると、周りは殆ど無痛分娩で、わざわざ痛い普通分娩を選ぶ方が「なぜ?」と、珍しく思われるほど。
それが、日本に帰国してみると、今でこそだいぶ理解が広まって来た無痛分娩ですが、第一子の出産時はまだまだ周囲の理解も乏しく、両親ですら賛成はしていませんでした。

そもそも、外科手術や歯の治療を麻酔なしでやるなんて考えられませんよね?
痛みを取り除く方法があるのにもかかわらず、なぜお産だけ痛みに耐えなくてはならないの??と、疑問でした。
当時はまだ、「お腹を痛めて産んでこそ母親」のような風潮が親世代にはまだまだ根強かったものの、その痛みに絶対的な意味があるの?とも思い…。

無痛分娩が、麻酔を使うので“自然ではない”ということに抵抗があるのが一つの理由かもしれませんが、そもそも「自然である」という定義もあいまいですよね。
なぜ壮絶な痛みを伴うお産だけが「自然」という形にこだわらなければならないのか?

私の中では、お産を楽にすることを現代医療の力で補うのは、不自然な形ではないと考えて、無痛分娩を選びました。

無痛分娩のメリット
・痛みがなく、母体の負担が少ない
・痛みに苦しむことなく、お産をより実感できる
・産後の回復が早く、子育てや仕事への復帰が格段に楽
・夫や家族との立ち会いのもと、和やかな出産が望める
・計画的な無痛分娩であれば、仕事や家族の予定を調整できる
・計画的な無痛分娩か、自然な陣痛を待つ無痛分娩かを選べる

とはいえ、全国的に無痛分娩を扱う病院が少ないし、費用も自然分娩に比べて高額になる可能性もある日本の現状で、無痛分娩をむやみに勧めているわけではありません。

また、どれだけ麻酔医師の腕が良くとも、麻酔が効きづらく、無痛分娩が体質的に向いていないという場合もあります。

無痛分娩のデメリット
・麻酔専門の医師が24時間対応してくれる病院が少ない
・麻酔のリスクに不安がある
・促進剤の使用など自然ではないことに抵抗がある
・産んだという達成感がない場合も
・条件次第で利用できない場合がある
・費用が高い

私の場合は、幸い自宅の近くに、麻酔医の常駐する24時間無痛分娩対応の病院がいくつか見つかりました。
そのうち、見学に行ったある病院で、上記の不安を解消してくれる丁寧な説明を受けました。そこで「メリットがデメリットをはるかに上回るな」と実感できたので、納得のうえで、無痛分娩に決めたという経緯があります。

当時、周囲の賛同はあまり得ることができませんでしたが、幸い、アメリカ人の夫が無痛分娩に対して大きな理解があったことが、大変心強かったのを覚えています。

無痛分娩に限ったことだけではなく、普通分娩や他のお産方法でもそれぞれリスクはありますよね。なので、これだけは譲れない条件(私の場合は痛み)を挙げて、費用や立地などで絞っていき、ご自身で納得できる出産方法や病院を決めていければいいと思います。

ちなみに、産んだときの感覚についてですが、私の出産した医院では、麻酔の量が調整できました。なので、完全に無感覚ということはなく、子どもが産道を降りて、必死で産まれてこようとしている感覚が伝わってきましたよ。
産んだ達成感は、普通分娩に劣ることはなかったと思っています。

また、無痛分娩は、予定日を決めて促進剤で陣痛を誘発する計画的無痛分娩と、より自然な形の分娩に近い陣痛を待ってからの無痛分娩も選べます。
(私はそれぞれ上の子と下の子でどちらも経験しました。)

普通分娩、無痛分娩、帝王切開など、どんな形のお産でも、母子共に命がけであることに事は変わりません。
お母さんはみな、一様に命を懸けて出産に臨むわけですから、その痛みの有無や出産のスタイルは関係ないと思っています。


次回のブログ以降では、私の無痛分娩の出産の様子から産院選び、メリットやデメリットなども含めて詳しくご紹介していこうと思っています。
もちろん、痛みがないのに超したことはないとは思いますが、「無痛分娩が絶対!」という訳では決してありません。
将来、子どもを生むことに不安のある方、出産方法で悩んでいる方に、出産の選択肢の一つとして、参考にしていただけたら幸いです。
(*私の二度のお産は、新型コロナ流行以前の経験なので、現在の状況と変わる場合があることはご了承下さいね。)