理瀬

2021年3月に長女を出産。美術館や観劇が好きな美大卒の30代ママです。仕事はデザイン系で、現在育休中。スマート家電と宅配サービスフル活用で、楽な家事育児を模索中。保育園激戦区のため復職時期に悩まされつつ、楽しく子育て中です!

2021.10.06

妊活にまつわるあれこれ

Diary

こんにちは、理瀬です!
おうちで0歳児と過ごす毎日も少しマンネリ化してきたので、最近は保活(兼おさんぽ)を始めました。午前中に1日1園、保育園見学に行っています。7月に引っ越してきたばかりなので、初めて歩く道ばかりで新鮮です。
無事保育園に入れたら、保活についての記事も書きたいと思います…が、都内の激戦区、無事入れるのでしょうか?今から不安で戦々恐々としています。
 
さて今日は、「保活」ではなく…我が家の「妊活」について書きたいと思います。
妊活について語るためには、婚活についても触れないといけません。振り返ってみると、ここのところ毎年何かしらの「○活」をしている気がしてきました(笑)。
 
 
 高齢出産の母から聞かされていた、高齢出産のリスク

幼い頃から私は、母に「私は高齢出産であなたを産んだのよ」と聞かされてきました。
晩婚化が進んでいる今では40代で産むのも決して珍しくないのですが、母の時代は、母のように30代後半で初産という人はあまり多くはなかったようです。確かに、私の同級生の母親たちは皆私の母より若く、稀に母と同世代の方がいても、既に上に兄弟がいて、末の子と私が同級生というパターンが多かったように思います。
 
仕事が大好きで忙しい日々を過ごしていた母。「37歳で出産する、それまで仕事を本気でする」と決めていたそうです。そして計画通り、37歳の時に私が生まれました。
35歳以上の初産婦については「高齢初産婦」と呼ぶこと、高齢出産の妊婦の母子手帳には(○の中に高と書いて)「マルコウ」の判を押されること、たとえ子どもに障がいがあっても育てると覚悟を決めて羊水検査をしなかったこと、それでも五体満足で生まれてくるか不安で、初めて私を抱いた時は手足の指の数を真っ先に数えたというエピソードなど、母から高齢出産のことを繰り返し聞かされてきた私。必然的に、「私は34歳までに一人目を産みたい」と人生設計を考えるようになりました。

 出産したくても、結婚できなかった20代

出産時期の目標を立てたものの、そもそも結婚に至るまでにかなり苦労をしました。
語り出すと長くなるので詳細は割愛しますが、出産の時期を逆算し、本気で結婚相手を探さねば…と、25歳頃からマッチングアプリに登録!出会っては付き合い、付き合っては別れ、また登録し…というループを5回ほど繰り返しました。結婚を前提にお付き合いをしてもうまくいかず、婚活疲れをしていた30歳目前の頃、夫に出会いました。
3歳年下ですが、優しくて趣味が合い、結婚・出産のタイミングについて理解を示してくれた彼。今までの苦労は何だったのかと思うほどスムーズに話が進み、交際から半年でプロポーズ、1年で結婚式を挙げるというスピード婚となりました。
結婚式の後、半年間は旅行など2人の時間を満喫して、31歳6ヶ月でようやく妊活をはじめることになりました。
欲をいえば30歳までに初産…もっと欲をいえば27歳までに初産…などと考えていたのですが、人生なかなか計画通りにはいかないものですね。でも、お陰で夫に出会えたので、結果オーライ!と思っています。

     生理不順とタイミング法

私は10代の頃から生理不順に悩まされてきました。過去には3ヶ月間生理が来ない時期もあったので、当初から排卵日予測がしづらいのでは?という懸念もありました。
まずは基礎体温を記録しつつ、アプリで排卵日を予測するところからスタート。3ヶ月間、アプリの予測に合わせて妊活を続けましたが、これがうまくいきません。このまま自己流ではマズいと焦り、近所の産婦人科に行きました。
内診してもらい、子宮には問題が無いことから、引き続きタイミング法を続けていくことになった私たち。今度は、先生に毎月「排卵日」を予測してもらうことになりました。しかし、やはり生理不順が排卵日予測を難しくさせてしまうのか、排卵日間近と言われた日に内診をしてもらっても「まだ卵巣が排卵しそうな大きさではない」と言われてしまう月も…。なかなかうまくいかないまま3ヶ月が経過しました。
生理不順のせいで私が妊娠しづらいのか、それとも夫が男性不妊なのか?と色々な可能性が頭をよぎるようになり、少しずつ不安な気持ちが芽生え始めた頃、更にメンタルに追い打ちをかける出来事が起こります。
それは、会社で隣の席だった後輩が妊娠し、重い悪阻のため休職することになったこと。
以前から「私は子どもが苦手なので、結婚しても子どもはいらない」と話していた彼女。それを知っていたため、おめでたいニュースのはずが、なんとなく複雑な心境に…。また、彼女が抱えていた仕事の大半を私が引き継ぐことになり、残業が増え、ストレスで心の余裕が失われていくのが自分でもわかりました。
妊活はうまくいかないし、妊娠に消極的だったはずの後輩に先を越され、仕事は山積み…。やるせなくなって感情が抑えきれず、夫の胸でシクシク泣いていたある日、夫が「もし次もダメだったら、俺が精子検査をしてみるから。一緒に頑張ろう、大丈夫だよ」と言ってくれました。

     7ヶ月目の奇跡]

そして、その翌月。有り難いことに、妊娠が発覚!
こうして我が家の妊活は突然終わりを迎えました。私が毎日のように泣いていたから、娘が急いで私たちのもとへ来てくれたのかな?7ヶ月間かかりましたが、自然妊娠で娘を授かることができたことに、感謝しかありません。
個人的に恐れていた高齢初産も免れ、無事33歳で初産となりました。
(冒頭の写真は、病院で胎嚢を確認した帰りに撮ったあじさいの花です。)


不妊治療をしたわけではないので、妊活中の方が参考になるようなエピソードがなくて申し訳ないのですが…私の反省点といえば、アプリを使った自己流での妊活をした3ヶ月がもったいなかったな、ということ。これから妊活を始めようと思っていらっしゃる方や、とくに早く妊娠したい!と思っていらっしゃる方は、産婦人科でタイミング法の指導を受けるのもいいと思いますよ。

親しい友人であってもなかなか聞けない妊活の話。少しでも参考になれば幸いです。
以上、理瀬の妊活(&婚活)エピソードでした!