理瀬

2021年3月に長女を出産。美術館や観劇が好きな美大卒の30代ママです。仕事はデザイン系で、現在育休中。スマート家電と宅配サービスフル活用で、楽な家事育児を模索中。保育園激戦区のため復職時期に悩まされつつ、楽しく子育て中です!

2021.12.22

娘と一緒に成長した1年

Diary

こんにちは、理瀬です。
あっという間に師走ですね。とりあえず、我が家はおせちだけネット注文してお正月の準備をした気になっていますが…大掃除等、どこまで手抜きしようかなと悩んでおります。笑

今回は、2021年を振り返ってみたいと思います。やはり今年は、妊娠、出産、子育てで生活が激変したため、忘れられない一年になりました。

◆妊娠期
1月・2月は、毎日胎動を感じながら、娘に会える日を指折り数える日々でした。少しでも胎動を感じなくなると不安になり、ネットで調べて心を落ち着けたりして過ごしていました。お腹が重くてうまく寝付けないときや、予定日を超過しても出て来なかったときは、1日1日がすごく長く感じました。でも今思い返すと、夫と2人でのんびり過ごしていたあの時間がとても昔のことのように感じられて、懐かしいです。

◆産後、新生児期
3月に娘が産まれてからは、毎日小さな命を守ることで精一杯。3時間おきに授乳したり、泣き止まない中何時間も抱っこしたり、寝ている時は息をしているか頻繁に確認したり…正直、5月くらいまでの記憶があまりありません…。心も身体も休まらない日々で、毎日眠かった気がします。

◆娘中心、娘最優先の生活
気ままな夫婦2人での生活が一変して、24時間娘が最優先の生活に変わったことはとても新鮮でした。例えば、ご飯を作って私が食べようとすると決まって泣き出す娘。抱き上げてあやしているうちにご飯が冷めてしまったり、麺がのびてしまったり…。朝食のときは、シリアルが牛乳を吸ってドロドロなってしまったこともありました。
娘をワンオペでお風呂に入れるときは、娘を先に洗って、ビニール製のイスに座らせて待ってもらっている間に自分を洗うのですが、娘が冷めないように頻繁にお湯を掛けながら、大慌てで自分を洗うので全然お風呂に入った気がしなかったり。
娘のためにテレビで赤ちゃん向け番組を付けっぱなしにしているので、自分の見たい番組が見られなかったり。
今まで、自分の好きなタイミングで自由に時間を使えていたことが、いかに気楽だったのか気付かされました。

◆コロナ禍で引きこもり生活
コロナ禍で、会いたい人に会えないことは辛かったです。家に閉じこもって、何ヶ月もほぼ夫としか会話せずに娘の世話をしていたときは息が詰まりそうでした。友人にも新生児のうちに娘を抱っこして欲しかったのですが、結局会わせられたのは第5波が落ち着いた10月以降でした。
電車に乗ると感染が怖いので、お出掛けも徒歩圏内ばかり。お買い物は生鮮食品も含めてほぼネットショッピングでした。

◆ 産前のように歩けなくなった街
コロナが落ち着いてきて、子連れで出掛けたときに、見慣れていたはずの街が昨年と今年で全く違って見えることにとても衝撃を受けました。
今まで幾度となく歩いた新宿の地下道。階段が数段あるだけでもベビーカーでは通れず、スロープやエレベーターを探したり、引き返したり、駅員さんに道を聞いたりして移動に倍の時間を要しました。
飲食店も、赤ちゃんOKか、トイレにオムツ替え台があるかなど電話で確認してから利用するようになりました。そのため、産前によく通った飲食店からは足が遠のいています。次に行けるのはいつになるでしょうか…そのときまで、お店が残っていることを願うばかりです。

◆ママに優しい街に感謝
良いこともありました。ベビーカーでの電車の乗り降りを手伝って下さる方や、エレベーター内で娘を可愛がって下さる方など、コロナ禍でも温かいコミュニケーションがあるたびに心が温まりました。
カフェで調乳用のお湯とお水を頼んだら、代わりにミルクを調乳しましょうか?と言われたときは、そんなことまで頼めるの?と驚きましたし、商業施設のベビールームが充実していて、授乳室の個室やお湯の用意など、ママ向けのきめ細やかなサービスにも毎回感動します。きっと先輩ママたちが少しずつ声をあげて、ママに優しい街が出来上がっているのだと思います。いつも本当に感謝しながら利用しています。


とりとめのない内容になってしまいましたが、今年は母としての視野がぐっと広がり、私自身、すごく成長したような気がします。子育てを通じて、忍耐強く、タフになりましたし、出産前までは自分に関係無いものとして気に留めていなかったママ向けの情報がたくさん視界に飛び込んできたりして、気付きの多い1年でした。
来年も、娘と一緒に成長していきたいと思います。

今年もお世話になりました。皆さま良いお年をお迎えください。
理瀬でした。