うに

4歳♀と1歳♂の2人を育てる転職したての都内で働くアラサーワーママ。好きなものは漫画と生ビールとウニと牡蠣。子育てと仕事に翻弄されながらビールと漫画で乗り切る日々です。家事や子育ての手抜きの方法をいつも探しています。

2022.01.19

季節を大切に!意味を伝えたい日本の伝統行事

Diary

こんにちは!うにです。

突然ですが、私は季節行事が大好きです。
春はひな祭り、お花見。
夏は夏祭り、花火大会。
秋は月見やハロウィンパーティー。
冬はクリスマスにお正月…。
数えればキリがないですが、行事を喜ぶのはそれを理由に“お酒を飲めるから”っていうのもあります(笑)。
それに、子どもが産まれて、趣深いことを楽しめる感性の豊かな子に育ってほしいというのもあります。
最近では、日本の四季に合わせた行事やその行事の由来、伝統みたいなものを伝えることを大切にしたいなと思っています。

幼い頃は、美味しいものが食べられたり、祝日だったりという子どもらしい理由で好きだった行事ですが、最近では、なぜこの日にこの行事があるのか、その意味を調べることにハマっています。
直近だと、お正月のおせちの意味を調べました。
恥ずかしながら、私はおせち料理をほぼ作れません。また、その味も子ども向けでないということもあり、昨年まではお雑煮と筑前煮ぐらいしか用意できていませんでした。
しかし、上の娘も4歳。保育園では「おせちの絵本をみたよー!」と言われたことをきっかけに、「今年は用意するか…」と重い腰を上げ、ネットスーパーなどでおせち料理を準備してみました。
「栗きんとんは金運良くなるからお金持ちになるかもー!」
「かずのこは赤ちゃんに恵まれるんだってー!」
「黒豆食べると健康にいいらしいよー」
などと言いながら食べたおせちは…絶品でした!

私自身もあまりおせちが好きではなかったのですが、意味を調べて、日本酒を飲みながら子ども達といただいたおせちは、とてもおいしく、思い出深い幸せなひとときになりました。
子ども達はだいぶ残していましたが(笑)

我が家には娘と息子がいるので、来る桃の節句、端午の節句についてもっとこだわりたいと感じました。女の子、男の子ならではですものね。

今回は、行事について、子ども達に伝えたい意味や、我が家で用意していることについて書いてみます。

まずは、3月の桃の節句、ひな祭り。
なぜ桃の花や雛人形を飾るのか、長年疑問にも思わなかったのですが、改めて調べてみました。
桃は昔、魔除けの効果を持つといわれていたそう。子どもたちに災いが起きないように、また、幸せな人生を送れるように…という気持ちを込めて、桃の花やひな人形を飾るようになったとのこと。
雛人形以外に、私自身が子どもの時から引き続き、娘に用意しているのは、
・ひなあられ(食べてくれないけど)
・ちらし寿司
・はまぐりのお吸い物

改めてこちらも調べてみました。

ひなあられには娘の健やかな成長を祈るという意味が込められているそうです。桃色は「魔除け」、白色は「清浄」、緑色は「健康」という意味だそう。ちなみに関東と関西で味が違うようで、甘いものしか私は食べたことがなかったのですが、関西はおかき風なのですって!私は「そっちの方が食べたい!」と思ってしまいました。

ちらし寿司には、
先の見通しが良くなるれんこん
長寿を意味する海老
金運を表す錦糸卵
が入っていますね。
縁起のいい食事なので、我が家は他の行事でも意外と食べています。

はまぐりのお吸い物は、貝の形がピッタリと対になっていることから、仲の良い夫婦を表しているそう。良い結婚相手と結ばれることを願って食べるようですよ。

恥ずかしながら、なかなか知らないことも多く、調べてみて大変勉強になりました。
我が家のお雛様は、祖父母に、私が特別美人だと思ったお人形を買ってもらいました。その子達を見ながら今年は娘にそんな由来を伝えていけたらと思っています。


続いて端午の節句、こどもの日。
もともとは病気や悪いものを祓うための行事で、それに使っていた「菖蒲(しょうぶ)」が、武士の言葉や道具に似ていることから、男の子の行事になったそうです。
こどもの日という呼び名は1948年に、5月5日を「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」お休みの日と決められてから、子どもたちみんなをお祝いする日ということになり、こどもの日と呼ばれるようになったそうです。
何にも知らずのうのうと生きてきたことに恥ずかしさを感じました…(笑)。こどもの日、ありがとう…。

ちなみに、我が家で用意しているのは五月人形や鯉のぼり以外だと、
・かしわもち(やはり食べてくれないけれど)
・ケーキ
など。

かしわもちには子孫繁栄という意味があったようで、本当に昔の人は子どもを残すことをとても重んじていたのだなと、行事の意味を振り返りながら毎回感じてしまいます。

かしわもちは、単純に子ども達が食べてくれないので、可愛い見た目のケーキをデザートに用意しています。

また、うちのカブトさんは夫がかなり吟味して選んだ、龍が施されている五月人形なのですが、龍は福を招くという意味があるようで、そこを知ってか知らずか、「昇り龍だー!」と言って選んでいたことを思い出しました。男の人っていくつになっても子どもみたいですね…(笑)。

息子にも、昔の人たちが紡いでくれた意味や、健康で幸せに育ってほしいことを徐々に伝えていきたいと思います。

諸説意味にはあると思いますが、調べてみると面白い!と思った日本の伝統行事。
行事絵本のレパートリーを増やし、子どもたちと読んでみようと思います。

そういえば、近々2月には節分もありますね!我が家は夫婦でじゃんけんをし、負けた方が鬼役をするルール。
さて、今年はどっちかな…。

冒頭の写真は、娘が作ったひな祭り工作。

こちらはこどもの日のケーキです。机がぐちゃぐちゃなのはご愛敬…!