2022.11.18

【番外編】とーちゃんとこたのヘロヘロ日記 / まなつが入院したときの話

Column

月曜の朝6時半頃、上の子まなつが喘息の発作を起こしました。#7119に空いている病院がないか相談の電話をしたところ、救急車に運ばれてそのまま入院(サチュレーションの数値が88%だった……)。
今回は、とーちゃん(オーサワさん)とこたの男2人生活にフォーカスした【番外編】をお送りします!

個室のみ保護者1人が付き添いで泊まれるとのことで、個室を希望していましたが空きはゼロ。初日はまなつひとりで入院することに。
「ひとりはいやだ、おうちにかえりたい、かぞくがいい」としばらく大泣きしていましたが、「向かいのベッドの赤ちゃんもがんばっているから、まなつもがんばる」と。ベッドに横になり、顔を隠して「おやすみなさい」というので顔をのぞきこんだらポロポロ泣いていました……。

入院2日目。末息子のこたを幼稚園に送ったあとで急いで面会に。まなつは、夜中こっそり泣いていたこと、わたしが買い物に行っている間に向かいのベッドの赤ちゃんのママが「一緒にがんばろうね」と言ってくれたからがんばれたということを話してくれました。赤ちゃんのママさん、ありがとう(涙)……。
個室に空きがでてわたしも泊まれることになりましたが、コロナ禍により一度個室に入ると病院の外には出られないとのこと。

入院4日目。オーサワさんとこたが、まなつに早めの誕生日プレゼントを届けに来院。でも病院の庭から7階の病室の窓越しにいるまなつに手を振るだけしかできず、会えると思っていたこたは大泣き。

入院6日目。日中はサチュレーションの機械も外して過ごせるように。びっくりしたのが、ジャガイモ・玉ねぎ・にんじん・ほうれん草以外の野菜を頑なに食べようとしなかったまなつが、トマトもきゅうりもオクラも全部完食できたこと。「残したらかわいそう」と言って、ウッとなりながら食べていました(笑)。

まなつが入院中、こたはずっと18時までの預かり保育で頑張ってくれて、オーサワさんは在宅ワークでなんとか乗り切れ、家族(とくにとーちゃんとこた)の絆も深まった1週間でした。こたに「とーちゃんだいすき」と言われる頻度が増えたとか。よかったよかった!


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ミヤタチカ / miyatachika

イラストレーター。佐賀県生まれ。福岡大学人文学部文化学科卒業。安西水丸塾、MJでイラストレーションを学ぶ。著書『お絵かき辞典』(誠文堂新光社)は7カ国語で、『ミヤタチカのお絵描き動物園』(玄光社)は6カ国語で翻訳されている。絵本『ホテルイエティ』(玄光社)が発行されたばかり。