サンサンママ

超激務な夫と、しっかり者の7歳娘、ヤンチャ盛りの1歳息子、2匹のワンコたちと暮らす、都内在住40代ママ。第二子育休を経てこの4月にフルタイムで復職。便利家電やあらゆるサービスを駆使し、適度に手抜き息抜きしながらワンオペ育児を楽しんでいます!

2023.03.30

復職前のママ必見!経験者が語る、スムーズな復職のために必要な心構えとは?

Diary


こんにちは、サンサンママです。
すっかり春ですね!

新年度が始まる季節。
我が家は、上の子(娘)が小学3年生に、下の子(息子)が保育園の3歳児学級に進級です。

私のことをお話しすると、育休から復職して丸1年が経とうとしています。
とにかく怒涛の一年間でしたが、おかげさまで家族みんな健やかに過ごせています。
今回は、復職後に自分がどのような気持ちで過ごしてきたのかをお話したいと思います。

復職は今回が2回目。1回目の時は、仕事と家庭の両立がうまくできずにかなり悩みました。
その時は、産休前と同じような働き方をしようとして、気合いだけが空回り。
毎日のように仕事を家に持ち帰り、睡眠時間も十分に確保できずにいました。

結果、心身ともにヘトヘトになり、どんどんマイナス思考に陥っていきました。
「私、何もできてない…」と感じ、焦りや自己嫌悪の気持ちでいっぱいで、「子どもにさびしい思いをさせてまで、仕事を続ける意味があるのだろうか……」と毎日のように悩んでいたのを覚えています。

そんな私でも、今となっては、「あの時、仕事を辞めなくてよかった」と思うのです。

単純に仕事が楽しいということもありますが、それだけではありません。
何かを成し遂げた時の達成感や、自分の仕事が世の中の役に立っているという実感。また、その結果得ることができる自己効力感は、仕事を続けてきたからこそ得られるものだと思うからです。

もちろん、仕事でうまくいかず、腹が立つことも、凹むこともあります。
でも、それ以上に、仲間と一緒に何かを成し遂げられる喜びや、困ったときに助けてくれる仲間がいてくれる安心感など、ポジティブな気持を感じることの方が多いです。

一度目の復職後、うまくいかずに退職を考えていた時は、こんな風に感じられる日が来るとは思ってもいませんでした。
当時、上司がこんなアドバイスをしてくれました。
「自分の精神状態がよくない時には退職の判断はしない方がいいと思う。辞めるのはいつでもできる。でも、再就職は思っている以上に難しい。自分が冷静に判断できる状態になってから判断するのでも遅くないんじゃない?」

そこで、仕事を続けていくために働き方を見直しました。フルタイムから時短勤務に切り替えたり、産休前にいた部署に異動させてもらったりして、ようやく自分のペースを取り戻すことができました。

その経験から、2回目の復職では、とにかく「無理をしない」と心に決めていました。
自宅に業務を持ち帰らないで済むように、余裕のある業務設計を心がけていました。
また、優先順位をつけて、「やらない」という判断も含め、上司によく相談しました。

その結果、この1年は無理をしすぎることなく、ペースをつかむことができ、一定のパフォーマンスも発揮することができていたと思います。

このように、失敗も成功も経験した私から、近々復職する皆さんにお伝えしたいことは一つだけ。

「しんどい時はちゃんとアラート上げて、周りに頼っていいんだよ」

復職してすぐは、ペースがつかめず、心身ともに辛くなることもあるかと思います。
でもそんな時も慌てずに、「1年くらいは仕方がないのかな」と割り切れたら少しは気持ちが楽になるかもしれません。きっと1年後に見える景色はかなり違っているはずです。

皆さん、どうか無理しすぎず、自分のことを大事にしてくださいね。それではまた!




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