アンリまと

夫、6歳の息子、4歳・2歳の娘たちと暮らす、渋谷に住む30代ママ。メガバンク→経済メディア→フリーの文筆家。たまに翻訳も。癒やしと家事育児が楽になるツールやサービスを全力で探し続ける日々。趣味はサウナ。

2023.05.25

保活大作戦 ―激戦区での「保活成功」のカギは?

Diary

自分と子どもに合う保育園に入るために、「保活(保育園探し活動)」は重要だ。激戦区ではなおさらである。

普段は感情と勢いで生きている(それゆえ痛い目を見ることもある笑)私だが、「保活」はそうはいかなかった。

1人目の時、満2歳まで育休を取った。その間に2人目を妊娠したため、結局3年間の育休となった。そして仕事復帰する際に立ちはだかった壁。それが保育園問題だった。

長男(2歳児クラス)と長女(0歳児クラス)が同時期に入れる保育園を探さなくてはならなかったからだ。もちろん、きょうだいで別の園になるのも避けたかった。

以前にもお話したように、夫は激務で完全にワンオペ状態の我が家。私がフルタイムで復帰することも考えると、条件に合う保育園にどうしても入れたかった。

ではどうしたのか。

そこで今回は、私が実行した「保活大作戦」を紹介したいと思う。産休前の勤務経験で培った、資料作成力も役立つことになる(ほんとか?笑)。

① 「マイ保活シート」で、情報を整理

保活の第一歩は、「保育園の情報収集」だ。
自治体が提供してくれる資料は重要な情報源だが、自分用にカスタマイズされているわけではないので少し分かりにくいな、と感じていた。
そこで、エクセルを使って、気になる保育園ごとに「通園にかかる時間」「預けられる時間」「認証か認可か」といった項目別に表を作成し、情報を整理した。

この「マイ保活シート」によって、入園希望先の順位付けもしやすくなる。

② 見学をして「生の情報」を得る

家から徒歩15分以内の場所にある園には実際に足を運び、見学をした。園長先生をはじめ先生方とコミュニケーションをとったり、送迎するママたちの雰囲気を見たりもした。

見学の結果、家から1番近い保育園より2番目に近い保育園の方が良い印象を持ったため、そちらを第一希望で申し込むことにした。

③ 無理して認可保育園に入れない

第一希望の認可保育園を見学した時、園長先生といい雰囲気で話ができたので、「大丈夫だろう」とどことなく思っていた。しかし一次抽選の結果は、2人とも落選だった。

当時、上の子は家から徒歩20分くらいの認証保育園に通っていた。これによってポイントを稼いでいたため、かなりの確率で受かるだろうと思っていた。しかし、現実はそんなに甘くはなかった。

第一希望に落選したからといって、希望しない認可保育園に入れてしまうのは少し考えた方がいいかもしれない。自治体によるが、私の地域では、認可保育園から認可保育園に移るのは、かなり難しいのでは、と感じたからだ。一方で、認証保育園にいれば、認可保育園に空きが出たときに、入れることがあると聞く。とくに、都内は引越しをする家庭が多いので、地方に比べたら空きが出やすいようだ。

ということで、家から徒歩20分くらいの場所にある認証保育園へ2人を通わせようという話になった。

そのつもりで準備をすすめていたある日、二次抽選の結果が来た。そこには第一希望の認可保育園に2人とも入れると記載があった。

「これなら一次抽選で入れてくれれば良かったのに~!」と思ってしまった自分もいたが、2人同時に同じ園に行けることになったので、結果オーライということで……。


以上が、私の実行した「保活大作戦」とその結果だ。ひとつひとつはささいなことでも、結果として2人とも同じ保育園に入ることができたので、作戦は成功だと思っている。

この後、3人目の保活がやってくることになるが、今回とは違う作戦を立てたので(笑)、それは次の機会に紹介できればと思う。




“はたらく” でつながるコミュニティ tannely
ママを “はたらく” でつなぐtannely(タネリー)は、地域のつながりを “はたらく” で育むコミュニティ。”はたらく”を通じて、ママと社会がつながるタネをまく。子育て世代が、地域に貢献する機会をつくる。ママのため、街のため、社会のために必要なコミュニティとなる。それが私たちの使命です。
NPO法人tannely(タネリー)