かわいいから子どもがすすんで使ってくれる! 子どもの暑さ対…
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7歳の双子の女の子のパパです。フルタイム勤務ママとの2トップ体制で「女の子」という未知の生物の成長に一喜一憂しながら日々彼女たちに育ててもらっています!
育児の雑誌とかサイトとかには「○ヶ月までに~~」とか「何歳になったら~~」みたいな記事が溢れていて、僕は割とそれを気にして一喜一憂してしまう方です。その上に、同性の双子だと二人の比較も。
寝返り、ハイハイ、つかまり歩き・・このあたりは頭の大きい妹が苦戦して、お姉ちゃんの方が先に出来るようになりました。妹はスイスイ上手になるお姉ちゃんを見て試行錯誤の末、少し遅れてマスターする。そんなことが繰り返されました。
その影響なのか、6歳になった今でも、
肩の力を抜いて、リラックスしてやれば出来るようになることは自然体のお姉ちゃん
何度も何度も失敗して練習して出来るようになることは生真面目な妹
と、いう具合に分野ごとに上達の差があらわれるようになりました。
親としては、上手になることよりも、“二人が一緒に”上手になることが大事で、そのことに気を遣うことが増えました。
5歳から通い始めたスイミングスクールは「水慣れ」「潜る」「浮く」などの要素でステップ分けされていて、2か月に1度進級テストがあります。
やはり二人それぞれに得意分野が異なっていて進級は抜きつ抜かれつ、お互いに相手のステップをとても気にしています。
最近は“生真面目な”妹がラッコさんのように仰向けで浮く練習に移ったのですが、これが、ガチガチに力が入ってしまって進まない、浮かない、怖いの連鎖で大苦戦をして大泣きし、ここ数回はお休みをしてしまっています。
今までは本当に楽しく積極的に通っていたので、なんとか苦手意識を克服させてあげたいと妻と相談し、個人レッスンをお願いすることに。そしてやっぱり妹だけのレッスンだと不公平になるので、今は一つ下のステップにいるお姉ちゃんも一緒に見てもらうことにしました。
二人が一緒にいるときを見計らって
「今、妹ちゃんが、スイミングでちょっと苦戦してるよね。だからちょっとだけ特別に優しく教えてもらうことにしようと思うんだ。お姉ちゃんも妹ちゃんのピンチなので一緒に助けてあげてくれる?」
と話したら、お姉ちゃんは即座に嬉しそうに頷きました。妹の方はしばらく考え込んだ後、お姉ちゃんのリアクションも見ながらコクリと頷きました。
個人レッスンで苦手を克服することも勿論ですが、上手にできるようになるヒントは、実は、最も身近なところにあるってことを気がついてくれるといいなぁと思います。
二人は最良のコーチと最良の生徒。
そういうことが、お互いの立場が入れ替わって、何度も何度も続くようになってくれるといいのですが。