NPO法人代官山ひまわり

“子育て世代がまちの担い手に。渋谷から広げる新しい「はたらくカタチ」”をビジョンに掲げ、渋谷区を中心に活動するNPO団体

2019.01.07

〈ラベイユ〉×東急本店「親子で作る蜜蝋キャンドル作り」に参加しました☆

はじめまして!
mamaco with初登場のRicoママです。
先日、渋谷の東急本店で開催されたワークショップが親子でとっても楽しめたので、レポートさせていただきますね☆


空気がピンと張りつめる12月半ば。
いよいよ本格的な冬到来で、街も冬仕度万全な感じ。
そんな中、久しぶりに娘と出かけてきたのが、蜜蝋を使ったキャンドル作りのワークショップです。

渋谷ヒカリエ ShinQsの地下フードフロアに入っている〈ラベイユ〉という蜂蜜専門店さん主催のワークショップ。
普段からこちらの蜂蜜の大ファンである我が家としては、イベントを知るや否や、即参加決定。
この日をとても楽しみにしておりました!
 
蜂蜜専門店の蜜蝋を使ったキャンドル作りなんて、それだけでなんだか特別感がありますよね。

会場は東急本店の特別室。
(もうずっと東急本店に通っておりますが、こんな場所があるなんて知りませんでした!)

お部屋に入るとさっそく目に飛び込んできたのが、蜜蝋のディスプレイ。


巣箱の上に、蜂蜜の巣と燻煙機。
そして本日の主役、蜜蝋の塊です。
こんなに大きな蜜蝋の塊、見たことありません!娘とびっくり!!

そして、今日作る蜜蝋キャンドルの数々も。
可愛いキャンドルたちに、娘も私もテンションが上がります。

先ずは、蜜蝋の出来るまでのお話を伺います。


いきなりですが、皆さんご存知ですか?
実は今日の会場となる東急本店の屋上では、なんと!養蜂をしているんですって~!
「都市養蜂」と言うそうで、正真正銘の東京産(渋谷産)の蜂蜜が取れるそう。
こんな大都会のど真ん中で蜂蜜が作られているなんて
「蜜を集めるお花が咲いている?」と、興味津々な娘。

ミツバチは花の蜜を集めるのに3キロ位を飛ぶそうで渋谷の東急本店からだとだいたい新宿御苑のあたりまで蜜を求めて飛んでいくそうです。

ミツバチ達が必死に巣まで運び集めた蜂蜜を私たちは有り難くいただいておりますが、ミツバチか集めた巣からは、この「蜂蜜」のほか、花粉やローヤルゼリー、プロポリス、蜜蝋が取れるそう。

では、今日の主役「蜜蝋」は一体何かと言うと…
その正体は、蜂の巣の「蓋」だそう!
もちろん、ハチミツの詰まった“蜂の巣”自体も蜜蝋でできています。

その蜜蝋を集めて火にかけ、溶かし、不純物を取り除きます。
これを何度か繰り返し、一昼夜置いておくと水と蜜蝋に分かれ、蜜蝋ができ上がるというわけ。その際一斗缶で煮るので、この四角い形になっているんですって~。



「蜜蝋って本当にミツバチが作るんだ!」

と、娘もびっくりしたところで(笑)お待ちかね!100%天然素材で作る安心安全な蜜蝋キャンドル制作スタートです♪

今回作ったキャンドルは、瓶入りグラスキャンドル2個、シリコンで型取りするキャンドルに蜜蝋シートで作るキャンドルです。とっても豪華~!
 






先ずは固める時間の関係で、瓶とシリコン型のキャンドルから作りましたよ。



こんな風に、お鍋で蜜蝋の塊を溶かします。

瓶もシリコン型も、真ん中に芯を固定しておきます。
 

キャンドルに使う芯には芯を沈めるための「座金」という金具が付いています。今回は割り箸に挟んで固定し、そこにお鍋で溶かした蜜蝋を流し込みました。

瓶自体が冷たいので、注ぎ入れた瞬間から白く固まってきますよ~。

 



「シリコン型は冷たくないから、時間が経たないと固まらないんだ!」
と娘。小さな発見が面白いようです。

 
この瓶とシリコン型のキャンドルには、アロマオイルで香り付け♪
ベルガモットとローズマリー。なんとも気持ちが落ち着く良い香りです。
キャンドルを灯すのが楽しみ♪

さぁ、これらが固まるのを待つ間に、今度は「蜜蝋シート」でロールキャンドル作りです。



この蜜蝋シート(ハニカムシート)のハニカム模様。
この模様は単に蜂の巣のイメージでついている訳ではなく、養蜂の際に実際にこのシートを巣箱にセットしてミツバチが蜂の巣を作る土台にするそう。
ミツバチは放っておいてもちゃんと六角形の巣を作りますが、このシートを入れてあげるとミツバチの手間が省けるという、ミツバチにも養蜂家にも便利なものらしいのです!

蜜蝋シートを好きな形にカットして、暖房器具の前で温めて柔らかくし、形成します。

 

芯になる紐に巻き付けるように、クルクル…



カットする蜜蝋シートの形によって、でき上がるキャンドルの形はさまざま。
斜めにカットしたり、直線にカットしたり。でき上がりを想像してカットしてみます。
せっかくミツバチさんが頑張って作った蜜蝋ですもの、端っこの細かい蜜蝋も無駄にはしませんよ~!
まとめて可愛いミニミニキャンドルもつくりました。

蜜蝋シートのキャンドルは、敢えて香りを付けず、蜜蝋本来の香りを楽しむことに。
どんな香りがするのか楽しみです。

 

じゃーん!
小学生の娘が作っても、こんなに可愛く(しかも沢山!)できましたよ〜♡
最後は、いただいたラッピング材でかわいくラッピング♪

参加されていた他の親子の皆さんと一緒にわいわいキャンドルを作る時間は、とても穏やかで楽しい時間になりました。

真冬の昼下がり、娘と二人仲良く参加した蜜蝋キャンドル作りは、親子でニコニコの嬉しい思い出になりました♪