もりもりっ

4月生まれの活発でしっかり者の娘と体力&知力比べの毎日に、悩みも疲れも多いけど、家族や友人、地域の力を借りながら何とか乗り切っています。日々の成長に驚きの毎日!

2019.06.02

犬と娘、追っかけあいの成長

Diary

こんにちは~。気づけばあっという間に大きくなり幼稚園の満3歳児クラスに入った女児の母、もりもりっです。皆さん今日もお疲れ様です!
幼稚園がちょっと遠いのですが、通園の際の朝のまだ冷たい風で喉をやられました、トホホ。皆さんもお気をつけ下さい。

さて、今日はペットと子どもについて。自宅では飼わないけれど、実家に犬が居ます。三代目の柴犬で3歳3ヶ月の女の子、「N子」。娘が3歳1ヶ月なので2ヶ月お姉さんなN子。娘が生まれて実家で過ごした2ヶ月の間に先代が突然逝ってしまい、元気のない母に兄が急いで子犬を探してきてくれました。家に来てくれた日、娘に母乳をあげていたから、一番に匂いをかいで甘えてきてくれたことを覚えています。
それから私が実家に行くと、N子は毎回飛びついてくる。ちょっと自分のママを思い出すのかな。そんな訳で2ヶ月違いの子犬と娘は、実家と我が家が自転車で10分という近所のために頻繁に会うことがあります。2歳になるころまでN子はいたずらなやんちゃな子で、落ち着きがなかった。おっとりとしていた先代の子とのギャップに、父もてこずる。ところが成長とともに、娘が行くと少し行動をゆっくりにしてくれるらしい。お姉さんのつもりかな。娘が話せるようになって歩いて追いかけられるようになると逃げ回るが、それでも吠えたり威嚇行動はしない。娘と会うたびにN子はお姉さんになっている様子。
最近は娘が私たちの真似をしておやつをあげたりするのも許す。「N子にいい子いい子したい」と娘が言うと、一緒に隣に座って犬との接し方を教えてあげる。おとなしくさすられるN子。

成長とともに、そして家族の雰囲気にもよるけれど、やんちゃな子犬も穏やかになるんだ~と驚きです。娘もお姉さんぶるから、本当にお互い良い刺激に。ニュースでは乳幼児を祖父母の家の犬がかみ殺した、という話を聞いた。だから決して目は話さないし、少しでもうなると母が厳しくしつける。

この母がまた面白い。よく娘とN子を入れ替えて呼んでしまう。N子は娘の靴下や私のスリッパを奪い取って逃げ回るのが好き。「これ、待ちなさい、N子」、と言うべきとことを「これ、待ちなさい、(娘の名)」になっている。人も犬も成長するという点では同じ。確かに、かまって欲しい具合を見ると、とても似ている。娘を抱っこするとN子は母に寄って甘えてくるといった感じだ。

犬は自身の階級を決めるという。N子にとって、娘は多分、下だろう。でもちゃんと妹か何か、身内として認識している。これからどんな風に二人?が成長していくのか楽しみ。娘が母の真似して「N子、駄目!」という日々もまた続いていくだろう。

最後に先代の子の話を。
同じく柴犬で、10歳の男の子だった。腎臓を悪くして急な最期だったけれど、娘を産んで実家にいる間、自分の具合が悪いのに、私が授乳で畳みの部屋に入ると寄り添うように入ってきて横になり見守っていてくれた。娘を連れて行った瞬間も、よろよろ駆け寄り匂いをかいでくれた。親戚や近所の子が背中によじ登っても平気な優しい子だったから。息を引き取る瞬間も、娘は一緒だった。記憶にはないだろうけれど、きっとあなたを見守ってくれてるよっていつか話してあげたい。最後一緒に過ごした数週間は私も忘れない。一生懸命生まれて来た娘の命と、空へ戻っていく最期まで一生懸命生きた先代の子の命とが交差していた時間。…ありがとう。