take

12歳中1の男の子がいます。共働きの妻と家事分担を等しく分け合ってます(泣)なに作ろうかと毎日、夕食の献立のことばかり頭に浮かんできます。

2020.01.27

君に伝えたいこと

Diary

こんにちは!takeです。早いもので息子はこの春中学2年になります。
そんな息子に面と向かってはなかなか言葉にできないので、手紙を書いてみました。

来月で君は13歳になる。ほんの少し前にピカピカの中学1年生になったと思ったらもう中学2年生だ。この調子だとあっという間に高校生だね。時の経つのは本当に早いね。君の交友範囲や行動範囲は中学に入ってから格段に拡がり、友だちの名前を聞いてももう知らない子ばかりだ。

君の平日は朝練にはじまり、放課後は部活と塾。土日も部活。何にもない日は、たいてい友だちと遊びに行っている。
遊び方も友だちとファミレスに行ったり、ゲーセンにいったり、時にはカラオケなんかも行っているようだね。遊び方も小学校の頃とは大違いだ。君の遊び相手をしなくなったので、最近自分の時間も増えてうれしいところもあるけれど、どこかさびしさもある。

君は知らないだろうけど、たまに部活の練習をかくれて見ていたりもする。家と違う君を見られる楽しみもある。ある時君は監督から叱責を受けていた。様子から強い口調で言われているのが分かった。君はうつむき肩が震えているように見えた。見ていて心臓がギュっとなった。

いたわる気持ちで早めに風呂を入れ、好物のオムライスの準備をしていると「ただいま」と君は帰ってきた。いつもより元気そうに感じたほどだ。「風呂わいているぞ」「後でいい。なんか(食べるもの)ない?」と菓子パンをパクつき。それから「ゲームやってもいい?」と約束していたのか友達と実に楽しそうにオンラインゲームはじめていた。君の笑い声が家中に拡がった。なにか頼もしく感じた。
へなちょこで、弱虫で、甘えん坊で、そのくせきかん気なところもある君だけど。

君という人の一面を知ったのはあの時、君はまだ小3で今のように寒い時期、寒稽古の時だ。それは準備運動の途中、腕立て伏せの時、君は1回1回おでこを畳につけて誰よりもしっかりと腕立て伏せをやっていた。その後、腹筋もスクワットも誰よりも真剣にやっていた。隣ではそのころ同じクラスだった○○くんが子供らしくお茶らけてやっていたけど…
道場の窓越しに見ていたので、ちょっと寒かったけど、君にそんな一面があることを知って胸の中がポッと暖かくなったことを覚えている。

もうちょっと勉強してほしいけど。
肉ばかりでなく野菜ももう少し食べてほしいけど。
ゲームばっかりしていないで12時前には寝てほしいけど。

夕食の時、そのほかの時、君に世話を焼くとママから「自分でやらせなさいよ」とか「甘やかさないで」とよく言われることがある。
でも、親である僕らが甘やかさなかったら、誰が君を甘やかせてくれるというのだろうか。ほかに君を甘やかせてくれる人ができるまで、
パパが責任もって甘やかせてやるから。
家の中ではずっとへなちょこでいいから。

へなちょこだけど、君にはいいところもたくさんある。それはママも分かっていると思う。

それから忘れないでいてほしいことがある
君は愛されて育ったことを
そしてこれからも愛されて育っていくことを

パパは最後まで大甘父ちゃんでいくから…。(完)