コン

10歳離れた女の子姉妹。姉妹同士、もっと遊んでくれればとは思いますが、話題がかみ合わないようで。今はもっぱら休日は下の子の自転車練習です。

2020.02.03

次女の試練

Diary

こんにちは!コンです。いよいよ長女の高校受験が迫って参りました!中学校では受験対策として、模擬面接や、集団討論練習が行われているとか。私の時と比べると、高校受験はさらに高度なものになっているようです。ともかく、まずは無事に中学校を卒業するのが第一。体に気を付けて、できる範囲で頑張ってくれればと祈っております。

今日は、長女の合格のお願いもかねて、午前中から年始のお墓参りを予定しておりました。それに備え昨日は早く布団に入ったのですが、次女が一晩中、ガサゴソ落ち着かず、時々うなるような声。変な夢でも見ているのだろうと思っておりました。起床後、「どうしたの?昨日眠れなかった?」次女に聞くと、「足が痛くて眠れなかった。」という返事。そう言えば、妻から、左足の親指がしもやけのように痛痒がったため、昨日皮膚科で診てもらったところ、ばい菌のせいで腫れているということが分かり、薬と包帯をもらってきたと聞かされておりました。まさか、寝付けないほど痛いとは想像もせず・・。すぐに、患部を確認すると・・これはまずい。相当、腫れています。よくここまで我慢できたな、というレベル。親指の爪の付け根がぷっくり腫れあがっています。
すぐに再び皮膚科へ連れて行くことにしました。午前9:30、込み合う前に着けました。セーフ!すぐに呼んでもらい、診ていただきました。
先生は「ああ、これはうみ出した方がいいねー」と、針を手にしましたが、今まで針といえば、予防接種注射の経験しか無い次女は、それを見て急に泣き出す始末。先生はすぐに針を引っ込め、「ウミが自然にでるのを待ちましょう」。ああ、今針を刺せば、一気に痛みが和らぐのに・・。抗生物質だけもらって帰宅することになりました。

家に帰ると、次女は無言で一人遊び。土、日曜日は安静にという先生の指示に従い、お墓参りは取りやめました。外は、雪がちらつく寒々しい曇り空。家族の間の空気は、なんだか重―くなってしまいました。
昼の12時過ぎ、それまで無口だった次女が、「やっぱり、ウミとってもらう」と口にしました。皮膚科から戻って2時間、自問自答していたのでしょう。
引かない痛みに意を決したようでした。
今日は土曜日、午前診療。まだ、診てくれるでしょうか?皮膚科に電話するも、留守応答に切り替わっています。「じゃあ、まずパパがお医者さんに行って、まだ、診てもらえそうだったら、連絡するから、すぐに連れてきて。」とママに伝え、皮膚科へ。半分まで下りた皮膚科入口のシャッターから顔を突っ込み、看護婦さんにお願いすると、朝の診療の件を覚えていてくれました。
「まだ、大丈夫ですよ。」の返事に思わず安堵。

再度、先生の前に座った次女は、やはり不安になり、体をこわばらせました。パパは看護婦さんの指示に従って次女を抱っこし、左足は看護婦さんが固定。親指にハリを突き刺した瞬間、次女は「ぎゃあああっ!」っと、大きな声で鳴きだしましたが、よかった!ウミがたっぷり出ました。(食事中でしたらすみません。)
術後は、看護婦さんの方々が頑張ったねーと声をかけてくれ、お菓子まで頂いてしまいました。しばらく、放心状態だった次女は徐々に痛みが和らいだのを実感し、ようやく明るい顔へ。
腫れの原因は幼稚園の園庭で遊んだ際か、足の指をいじった際にばい菌が入ったためだそうです。長女もそうでしたが、次女は爪を無意識にいじる癖があり、汚い手からばい菌が入ったのでしょう。長女の方は、いつの間にかすっかりいじらなくなったので、次女には強く注意することはなかったのですが・・。
親子でいい勉強になりました。
帰宅後、ママから「メイちゃん、ちょっと大人になったみたい。」と声をかけられた次女はまんざらでもない様子。あわただしい半日でしたが、次女の成長の糧になったのかもしれません。この4月からは小学生。さまざまな経験を糧に成長してもらいたいものです。

次女は、おかげさまで、今日の夜はすぐに寝つきました。すやすやという寝息にちょっと安心。
次の土曜日に延期したお墓参りは家族みんな笑顔で行けますように。