mamaco編集部イチオシコスメ|1本でスキンケア完了!?〈…
● ビューティ
この4月から復職するママは多いでしょう。仕事と家事の両立がうまくいくかどうかの不安に加え、最大の心配事は、お子さんの急な発熱など、体調不良ではないでしょうか。お子さんも慣れない環境で、体調を崩しやすい時期。そこで、復職ママはパパとの連携はもちろんのこと、家族以外にも頼れる人や場所を見つけておくことがマストです。早速、どんな預け先があるのか見ていきましょう。
「朝の検温で37.5度以上あったら登園してはいけない」。
これはほとんどの保育園で共通のルールとなっています。子どもは大人に比べて体温が高いし、体調がよくても37.5度くらい出ることはある」と思われる方もいるかもしれません。しかし、感染症の初期症状の場合もあるので、感染症予防の観点からも、保育園で預からないことが予防につながります。また、早い段階でおうちでゆっくり休んだり受診したりすれば重症化せずに済む場合も多く、無理をさせないことが大切です。
少し熱が高めだけど、無理して預けると、お昼過ぎには保育園から「熱がある」と電話がかかってきて、早めのお迎えをお願いされるというのは、“復帰ママあるある”。お子さんのためにも、会社で保育園からの電話にビクビクしないためにも、預け先を確保しておきましょう。
0歳〜1歳の赤ちゃんは病気続きで、パパとママが交代で休みを取っていても、有給休暇や看護休暇はあっという間になくなってしまいます。
そこで、多くの共働き家庭がお子さんの体調不良のときに利用しているのが「病児保育」です。
「病児保育」とは、保育園に通うお子さんが病気になったとき、仕事が休めない親に代わって子どもを預かり、保育所や医療機関等に付設された専用スペースにおいて保育士、看護師、医師などの専門家によって保育および看護ケアを行う保育サービスです。
施設型の病児保育には、1.保育所型 2.医療機関併設型 3.単独型 があり、東京都には166の病児・病後児保育施設があります(2019年12月26日現在)。
その中のひとつ、「病児保育室フローレンス初台 」は、
1)渋谷区内在住で、保育施設等に通っているお子さん
2)渋谷区外在住で、区内の保育施設等に通っているお子さん
3)渋谷区外在住で、保護者が区内の会社等に勤務しており、区外の保育施設等に通っているお子さん
を対象にした施設です。1日あたりの定員は7人で、費用は1日あたり2000円(区外在住の人は1日あたり5000円)。利用するにはまず、病児保育室の利用登録(事前登録)が必要となります。その後審査があり、利用可否メール連絡が届きます。利用可能な場合は予約システムに登録します。
病児保育室に預ける際は、かかりつけ医か病児保育室併設の「マーガレットこどもクリニック 」を受診し、あらかじめダウンロードしておいた利用連絡票の発行を依頼した後、予約システムで予約します。
利用当日は、入室後、「マーガレットこどもクリニック」の診察を受け、病状や発達に合わせて部屋の中で遊びます。昼食は持参したものを食べ、昼食後にお昼寝をします。お迎えは午後5時15分です。
預かってもらえる症状の範囲や利用時間、必要書類などは施設によって異なりますが、大まかな流れはこういった形になります。
病児保育は経験豊富な保育士や看護師・医師がそばで見てくれるという安心感があります。一方で、定員が少なく、感染症流行のシーズンになるとなかなか予約が取れないという問題もありますが、保育園入園前までに地域の病児保育を調べ、できれば複数の施設に登録しておきましょう(役所の保育課への事前の登録手続きが必要な自治体もあるので、ご注意ください)。