とがわ

11年間の保育園の送迎が終わり、いよいよ下の娘も小学生になりました!小6の息子と小1の娘が仲良く登校してくれますように!

2018.08.03

保育園での大切な教え

Diary

毎日暑いですね。子供たちも水遊びをしたり、薄着になる季節です。

息子(もう卒園しています)と娘は同じ保育園。ちょうど保育園のプールが始まる時期に、幼児クラスに対して毎年恒例、保育園の看護師から安全指導があります。
今回は安全指導の内容を紹介したいと思います。

保育園ではプールやシャワーで、たくさんの人の前で全裸になる場面があります。
多数の他者の前での衣類の着脱や全裸になることに慣れてしまうことは恐ろしいこと、見られることは恥ずかしい、触られたりすることは嫌だ、止めてほしいという気持ちを先生が子供たちと確認します。

子供たちに「プライベートゾーン」という言葉を用いて、プライベートゾーンは簡単に見せたり触らさせてはいけない、「自分の体は自分だけのもの」「自分の体を自分で守る」ということを伝えます。

幼い子供が、よく意味が分からないうちに性的な被害にあうことも起きています。
親や周りの大人たちが1度だけではなく、何度も繰り返し伝えていく必要があると先生は言います。

言葉で伝える他にも、一人で遊ばせない、出歩かせない、スーパーなどでは一人でトイレに行かせない、露出が多い服装やサイズが大きすぎて下着や肌が見えるような服は着せないなど、大人が気をつけることも立派な防犯対策になるそうです。

初めて安全指導を受けた息子が、その夜「ここはプライベートゾーンだから駄目なんだよ」と教えてくれたのを思い出します。
保育園の指導のおかげか、試着室などでもすぐに「閉めて」と言います。そんなに気にしなくてもいいんじゃないかとつい思ってしまいますが「恥ずかしいから」と言うんです。
息子の言う通り、親である私がいいんじゃないか、なんて思ってはいけませんよね。

安全指導でのお話は、子供だって一人の人間、大切な体は自分だけのもの、誰のものでもない、ということを子供としっかり話す良い機会になっています。

子供は大人だったら絶対におかしい!と思うような話も信じてしまいます。困っているとか、何かを探してほしいと言って近づく犯罪者もいます。子供が何か変だな、と気づく頃にはもう逃げられないかもしれません。

子供たちが事件や事故に巻き込まれないように、事件のきっかけを作らないことが大事だな、と強く感じます。防犯のためにできることは簡単な事ばかり。犯罪や暴力から子供たちを守れるのは大人だけです。

最後に小1息子からも防犯アドバイス。
不審者がいたらあんまり見ないほうがいいよ。顔をおぼえられちゃうから
だそう。なるほど~。