こすず

「ADHDのやんちゃな長男(6歳)に、わがまま絶頂期の次男(4歳)、早くもきかん坊な三男(2歳)とそんな3兄弟を敵対視するパピヨン(♀)とともに、楽しくも壮絶な育児に奮闘中。神様、私に自由な時間をくださーい!」

2020.08.08

5年間で3回の帝王切開!私の出産エピソード②~産前&出産編~

Diary

こんにちは^^こすずです!

突然ですが、我が家の三兄弟、おもちゃを投げる習性(?)があるんです。しかも、なぜかトミカの固い車たちを…。
上の二人は「空から追い越すぞ~!」とか「この川を飛び越えるぞ~!」とか言いながら投げているので、何かシナリオがあるんでしょうね、きっと…。しかしそれを見ていた三男は、ひたすら笑顔でトミカを投げる遊びを覚えてしまいました。
もちろんそれを見るたびに私の怒りは爆発!!1歳半の三男に対しても、容赦なく(笑)!
でも、遊びに夢中になっている3人はママの声なんて右から左…。我が家の壁には、この空を飛び交うトミカたちによる小さな穴が、ボコボコ空いております(泣)。

さて、前回のブログでは、3人目の妊娠が発覚したものの、トミカを飛ばすような2人の男子を育てながら自分の体を労わっている暇は当然なく、結局いつもと同じ日常生活を送ってしまっていたという話を書かせていただきました。
今日は、3人目の妊娠後半から出産にかけての出来事を振り返っていこうと思います^^

3度目の帝王切開に対してそこまで不安はなかったと前回書きましたが、その理由の一つに、「ハイリスクの妊産婦を多く受け入れている病院」という安心感も大きかったです。何か問題があれば、先生が的確な指示をくれるだろうと信頼できました。

そして、妊娠後期に入った検診の日。
先生から思いもよらなかったことを聞かされます。
「子宮壁が薄くなっています。このまま壁がもつかどうか心配。万が一もたなければ子宮破裂の危険があるから、今後は1週間に1度診察しましょう」。そして、「あまり動かないでね」と。

やはり、既に2度も子宮の同じ場所を切っているので、その傷跡部分が薄くなっていたようです。「3度目の帝王切開でも全然大丈夫~!」なんて気軽に考えていた私ですが、さすがに不安がよぎりました。

しかし、全く動かない、というのは2人を育てながらは実際難しい、というか無理です…。でも臨月に入ると、このままではさすがに危ないと思い、次男を託児所へ、長男を延長保育に。公園遊びを控え、家事や料理は家事代行サービスの人にお願いすることにしました。

そして最後の検診の時。
「上のお子さんいるから入院は厳しいですよね?子宮壁がもう数ミリしかないから、少しでも腹痛を感じたら、すぐに連絡してください」と言われ、それからというもの帝王切開の予定日までの時間がとても長く、まるで永遠に感じる日々…。
毎日本当にドキドキしながらも、祈るように、そ~っと過ごしていました。


そして、待ちに待った入院日(=帝王切開の手術をする前日)。
周囲の協力もあり、おかげ様で無事にこの日まで持ちこたえることができました!
ただ、入院日は夫や母は長男と次男のお世話でそれぞれ忙しく、私はタクシーで一人病院へ。これは、何だか心細かった記憶がありますね(泣)。

ただ、帝王切開でも夫の立ち合いが可能な病院だったので、手術日当日は朝から夫が来てくれて、二人で赤ちゃんの誕生に立ち会うことができました^^


ところで、「帝王切開」について、何時間も陣痛に苦しんだ末に赤ちゃんと対面する「普通分娩」と比べて、感動が少なそうって思う人もいるかもしれません。

私自身は普通分娩の経験がないから比べられないのですが、でも、帝王切開するときに、「赤ちゃんをお腹から出すために自ら手術台に上がる」という勇気は、自分ではすごいことだと思っています。
麻酔をされるのも、下半身の感覚がなくなっていくのも、お腹を切られる感覚も、とっても怖いもの。帝王切開のママたちも、赤ちゃんが生まれる瞬間まで、計り知れない不安と闘っているんです。

そして、赤ちゃんとの「初めまして」の出会いは、帝王切開であってもそれはそれは感動しますよ!毎回感極まって、言葉にならず、主人と泣きながら赤ちゃんとの出会いに感謝するくらいでした!

帝王切開であれ、普通分娩であれ、命の誕生は尊く感動的なもの。
3人の子育ては大変なことも多いけれど、私は3回もこの出産が経験でき、とても幸せ者だなと思っています♡

(次回は、帝王切開の手術について詳しくお伝えします!そして帝王切開の隠れた最難関!?「術後の痛み」についても…)