うさぎママ

小3&小1の2人の女の子ママです。おしゃべり姉妹は小学生になりました。小学生ライフをご紹介します。

2020.08.27

こどもの耳の聴こえ・聴覚検査について(後編)

Diary

こんにちは!うさぎママです。
前回こどもの耳の聴こえ・聴覚検査について(前編))の続きです。

1泊2日のチュービング(両耳)の手術の日程が決まってからは、事前検査日を設けられました。全身麻酔を施すので、レントゲンから血液検査まで一通りチェックします。これもまた朝から半日かかりました。病院内をぐるぐると色々な科を廻り、麻酔科の先生の問診まで行います。たくさんのサインをする書類をもらって、いざ手術日当日!!!

結果、

長女ちゃんは手術当日は鼻水ずるずるの風邪っぴきな体調で延期に・・・・。一応熱は平熱か微熱かという所だったので病院に朝1で行きましたが、先生の判断でダメでした。

そうなると、すべて再スケジュールとなります。

中々共働きだと、このスケジューリングが大変だった記憶があります。病院の滞在時間が長いので、こども病院受診の日は旦那にも休みを合わせてもらい、2人体制で乗り切りました。
(最近は検診だけの日は、旦那だけに任せている日もあります。)

そして2度目のチャレンジ!朝一で病院に向かい、待機。
手術の順番は当日にならないと何番目かわかりませんでしたが、確か2人目だったと思います。

手術が始まる前に可動式ベッドでたくさんのお医者さん・看護師さんに連れていってもらう時は長女ちゃんがギャン泣き。手術中は院内用の携帯を持たされ、終わったら電話がくるという方式。ドキドキしながら手術が終わるのを待ちます。そして電話が鳴って手術室前まで戻って待機。でてくるのを待つのですが、
長女ちゃん、無事麻酔が解けたのか、泣き声が遠くから近づいてきました(笑)

無事に手術が終わり、経過観察のために1泊入院です。左手は点滴のルートを確保の為使えず、泣きすぎて顔はパンパンでしたが、それ以外は元気。
元気過ぎて、院内の遊び場で遊ぶものの、うちの子以外であまり遊んでいる子はいないので、なるべくお部屋でおもちゃを準備して過ごしました。こども病院は個室もあり、プラス料金を払えば個室に入れ、個室ならばひとり付き添い入院が可能でした。
なので、1泊だけのことだしと、おじいちゃんおばあちゃんのスポンサーを得て、私も付き添いで一晩過ごしました。(大人は簡易的な網状のベッド?といえない狭さ!ほぼ寝れませんでしたけど・・・)

術後、出血の問題がなければ退院で、予定通り次の日の午前中には退院できました。

長女ちゃんのその後は、先に結論を言うと、聴力はほぼ問題ないくらい(補聴器は使わなくても大丈夫なレベル)まで回復しました。多分成長と共に回復できたのだと思います。定期検査はずっと続いています。

2年程経過したくらいに、左耳のチューブは自然に外れて穴はふさがりました。そして、先日無事に右耳のチューブも受診でとってもらっています。
次は秋に受診し、経過が良ければ、もしかしたらこども病院は卒業できるかも・・・・です。(6年目にしてやっと)耳の穴がふさがっているかの確認などの予定です。

長女ちゃんはいつか耳の穴がふさがったらプールに入れる(もぐれる)ことを、物心がついたころからずっと楽しみにしています。
もしかしたら少し耳の聴こえは平均値からすると悪いかもしれませんが、まだまだ5歳。伸びしろはあると信じて成長を願っています。

この経験談がすべての方へ当てはまるかはわかりませんが、生まれてすぐに直面したあの絶望的な気持ちも、今思えば子供の成長にたくさん救われたなぁと実感しています。