こすず

「ADHDのやんちゃな長男(6歳)に、わがまま絶頂期の次男(4歳)、早くもきかん坊な三男(2歳)とそんな3兄弟を敵対視するパピヨン(♀)とともに、楽しくも壮絶な育児に奮闘中。神様、私に自由な時間をくださーい!」

2020.10.16

我が子の個性を愛せていますか?

Diary

こんにちは~^^
大事な自分時間を確保できるのが深夜オンリーで、睡眠不足甚だしいこすずです^^;

深夜の自分時間にすることといえば、ビール片手に映画(またはドラマ)鑑賞に尽きます!
この時間を確保することで、何とか健全な自分を保っているといってもいいくらいです~(笑)

私にとって自分時間とは、「家事育児のことを一切考えない時間」。
先日ママ友から「ママをやめてもいいですか?!」という映画を勧められたのですが、タイトルからしてめっちゃ家事育児を思い出しちゃいそう!!と思い、どうしても観る気が起きません(笑)
私の選ぶものは、やはり日常とかけ離れたジャンルばかり。
この前なんて学生以来のホラー映画を深夜に一人で鑑賞したら、日常生活に支障をきたすほど引きずってしまう羽目に…(泣)さすがに後悔しております。

実は最近、数年前に放映された連ドラを観たのですが、毎回心に刺さるセリフに涙を流す日々でした。
少し変わり者の生物学者が主人公で、初めは社会に馴染めないんだけれど、だんだん周りの人々が彼に影響されて、彼も周りも良い方向に変わっていくというようなストーリーなのですが、この主人公がうちの長男と重なってしまったのです。

ADHDの特徴をもつ我が家の長男。
療育の先生に「本人もつらいだろうからお母さんは怒らないであげて」とか「そういう脳だと割り切ること」とか言われてはいたものの、いまいちピンと来ていなかったんです。実際怒らないことは無理で「なんで毎回同じこと言わせるの?!」って声を荒げることもしばしば。

このドラマでは、主人公が幼い頃、人と違う行動をして学校の先生に怒られるという回想シーンが流れるのですが、その時に彼が泣きながら呟いた一言が、
「どうして僕は、怒られることばかりしちゃうんだろう…」
というセリフ。
この言葉が私の胸にストンと落ちたのです。
あぁ、うちの息子はいつもこんな風に思っていたのかもしれないって。
ダメってわかってやっているわけじゃなくて、自分のやりたいようにやったらママがいつも怒るから、僕っていけないことばかりしちゃうダメな子なんだって思わせていたかもしれないって、すごく辛くなりました。

ドラマの中で、絵を描くことが大好きだけど、教科書を読むと頭が痛くなる少年に悩んでいる母親が「あなたもやれば、みんなみたいにできるんだから!」と勉強を促すシーン。ドラマの主人公はそんな母親に向かって「やらないんじゃなくて、やれないのかもしれませんよ?」と投げかけた言葉。
実際にその子は目に問題があって、嫌いだから勉強をしなかったわけではなかったのです。

私たち母親は、子どもを想うがゆえに「普通であること」を我が子に強要しがちです。
でもそれって、その子の本当に求めているもの、本当に楽しいと思うことを奪ってしまっているかもしれないんですよね。
その子にしかない、大切な個性なのに。

けれど、現実社会では、ある程度の協調性も大切。
その境界線ってとっても難しい~~~><

深く考えさせられたと同時に、変わり者の我が息子をちょっぴり理解でき、温かく見守ろうと思えた自分時間になりました☆
…あれ、育児を考えない時間のはずなのに、結局私、思い出していますね(笑)