クレ

2人の娘を持つママです。女子は口が達者!あーでもない、こーでもないと、まさに騒がしい毎日。でも、小学校での話を一生懸命する子どもたちをかわいいなと思ったり。もっと女子トークができる日が来るのが楽しみです☆

2020.11.28

子どもの歯の悩み②『反対咬合の矯正』

Diary

さて、回の反対咬合(受け口)の矯正のお話の続き!
今回は、その方法や使用する器具について、具体的にお伝えできればと思います!

矯正といっても、みなさんが思い浮かべるような金具のものではなく、シリコン製のマウスピースを使用した娘。
ガッツリ口の中に収める大きさのものです。
ちなみに、こちらは常時装着する必要はなく、幼稚園や外で遊ぶ際などは外していてOKでした。


上下の前歯の重なり方を治すのに一番重要なのは、寝ている時間にマウスピースを付けておくこと。
なぜなら、この時間が一番長く付けられるからということです。
ただ、ちょっと心配だったのは、寝る際にマウスピースを入れたら、口をテープで止めなければならないということでした。

寝ているときに口が開いてしまうと、マウスピースを付けていても効果が薄れてしまうようで、閉じた状態をしっかり保つことが大切らしいのです。
鼻で呼吸をすれば問題ないのでしょうが、寝るときに口をテープでふさぐだなんて、なんだか見た目も可愛そうだし、本人もリラックスできないよね…って…。

テープはもちろん、そもそも口に何かを入れたまま寝るのは、子どもによっては嫌がるだろうな、と思いました。

幸い長女の場合は、嫌がることなく、ちゃんと付けてくれましたよ!さすが女子の美意識!?

矯正(マウスピース)は、当然、器具を用意しただけでは何も変わらず、きちんと毎日装着することが前提。子どもにそれを習慣化させるのは、親としても大変ですよね。
子ども任せにすると、付け忘れてしまったり、嫌になったりしてしまうので、寝る前に付けるように促すために、「がんばってるね!」「こんなにちゃんと付けられる子すごいって先生も言っていたよ!」なんて褒めて、やる気を継続させる親のサポートは絶対必要だと思います!


寝るときだけではなく、そのほかの時間もなるべく装着するよう先生からのアドバイス。
幼稚園から帰宅して家にいるときや、夕飯後、テレビを観ているときなど、寝るとき以外は1~2時間付けられたらベターとのこと。
習い事や友達と遊んでしまうと、なかなか付ける時間ないのですが、30分でもいいから付けるといいとのことでした。
この時間に付ける理由は、もちろん上下の前歯の噛み合わせを正しく治すということもあるけど、マウスピースを付けたまましゃべる訓練をするためなんだとか。

このマウスピースは、歯の位置だけでなく、舌も正しい位置に治す効果があるそうです。これをつけたままうまく話せないということは、話すときに舌が変なところにあるということなのだそうです。

口を閉じているときに、無意識に上もしくは下の前歯を舌で押してしまっている場合があるようで、うちの子は下の前歯を舌で押す癖があるかもとも言われていました。
(実際、最初のころは、マウスピースを付けたままうまくしゃべれなかったです。)

そういう舌の癖も治しながら、口の周りの筋肉の使い方も体に覚えさせるために、起きている時間にマウスピースを付けるのも大事なんだそう。

ちなみに、娘の場合、この起きている時間に装着させている方が意外と大変で…(汗)
うまく話せないし、意識があるときに口の中いっぱいに異物が入っているのは、やはり気になるようでなかなか習慣化せず…。今でも習慣にはなってないですね^^;


そんなこんなで、苦労もありましたが、矯正を始めて数か月、なんと上下反対だった噛み合わせが正常になりました!!

とはいえ、上記の通り、そもそも今までの筋肉の使い方を治さないと、また元に戻ってしまう可能性が十分あるそう。噛み合わせが治っても、定着するまではしばらくマウスピースを付け続ける必要があるんです。

上下の前歯2本が大人の歯に生え変わるまでは、今までと同様にしっかり付けてくださいと言われたし、矯正を開始する際から「2年ぐらいは付けることになる」と言われていたので、地道に付けていました。


ところが反対咬合の矯正を始めて2年経つか経たないころ、別の問題が出てきて、結局このマウスピース今でもまだ付け続けています。

気付けば娘の矯正歴、丸3年を超えました…(汗)

さすがに本人ももう嫌になってきたようで、
「もうやめたい…」
と最近言われたところです。

矯正が長引いた別の問題は、また次回お伝えしますね☆