2020.12.07

【第9回 生後3カ月編】 3カ月たってからの母乳完全復活!

Column

ついに母乳復活の兆しが見えてきて、消えかけていたやる気に火がついた私。
息子は乳首をくわえてくれ、弱い力で吸ってはいますが、相変わらず胸が張ってくる感覚はありませんでした。
しかし、息子の口に母乳がついていたことを思い出し、「きっと出てる!続ければもっと出るはず!」と、プチフィット(吸引器)をつけての授乳を1日15回ほど続けました。
それからの流れはこんな感じです↓

■チャレンジ10日目
胸が張ってこない…。ほんとうに母乳が出ているのか不安で確かめたくなり、授乳前と授乳後で息子の体重を測定。
すると、授乳後は40グラム増えていました!「もうこれは絶対出てる!」と確信。

■チャレンジ14日目
ミルクを飲む量が減ってきました。欲しがったらあげていたのですが、あまり欲しがらなくなり、1日8回くらいあげていたのが4回に。
すると、産後ぶりに胸が張るようになり、授乳をしているともう片方の乳首から母乳があふれ出るように!息子も授乳に慣れてきて、吸う力も強くなりました。
そのおかげか、陥没していた乳首をプチフィットで出さなくてもやんわりと出ている状態になり、プチフィットなしでも授乳できるように!
このあたりから、母乳が出る→息子が強く吸ってくれる→吸われる刺激でさらに母乳が作られるという好循環に入っていきます。

■チャレンジ30日目
この頃には授乳がかなり軌道に乗ってきて、1回でたくさん吸ってくれるように。1日10回ほど授乳していました。
ミルクは1日1回、母乳だけでは足りなさそうな時にあげるくらい。

■チャレンジから2カ月
ミルクはまったく飲まず、ついに母乳のみでやっていけるようになりました…!

このように試行錯誤しながらも、ミルク→母乳に移行できました。
当初の目的だった、母乳で痩せる&ラクになるという点ですが、結果からいうと、まったく痩せませんでした(笑)。 
どうやら、母乳による消費カロリーはそんなに多くなく、私が食べまくっていた量は明らかにそれを超えていたということです。
ただ、ラクになりたいという点は叶えられたかと。夜泣きの際に添い乳で寝転んだまま寝かしつけができるのでカラダはラクでしたし、お出かけ時にも哺乳瓶を持ち歩かないことで身軽になりました(けっこう大きい変化!)。
もうひとつ良かったのは、プチフィット+授乳で陥没乳頭が治ったこと。
現在息子は1歳半を超えているので、もう授乳はしていませんが、今も乳首は少し出ている状態をキープしています。

このように、私にとっては喜ばしいことだらけでした。が、あたりまえですが母乳だとママ以外は授乳できなくなります。大好きなお酒は飲めないわ、乳首は切れるわといろんなデメリット&トラブルがありました。
結局、「母乳メイン」にするか「ミルクメイン」にするかは、ママの健康状態や各家庭のライフスタイルに合わせて判断すればいいのですよね。
私には母乳のほうが合っていたようで、母乳が出なかった時に諦めずにトライしてみて良かったなと思っています。

私の母乳体験記は以上です。お読みいただき、ありがとうございました!
来月からは、育児の日常のあれこれをつづっていきます。
またお付き合いいただけるとうれしいです!

まりめ

イラストレーター

雑誌、書籍の挿絵やグッズなどのイラストレーションを手がける。食べ物や人物など、女の子の「カワイイ」の感性に響くイラストをときめきながら描く。mamaco withのイラストレーションも担当。