東急百貨店創業90周年を記念したお中元の特別な味わい「贅の極み」がクローズアップするのは“素材”。ここでご紹介するのは、〈肉のふがね〉が作る希少品種「岩手短角和牛」を使った熟成生ハム「セシーナ」の食べ比べセットです。こだわり抜いた素材とシンプルな製法が生み出す格別な味わいについて、セットを企画した有限会社セレンディブの桶矢さんにお話を伺いました。
〈肉のふがね〉は、どんな特徴があるブランドですか?
――まずは〈肉のふがね〉の特徴などを教えてください。
桶矢さん:昭和40年に「府金精肉店」として創業した、もうすぐ60周年を迎える岩手県のお肉屋さんです。そして、和牛全体のわずか1%にも満たない希少な「岩手短角和牛」の専門店という特徴も持っています。
―岩手短角和牛とは?
桶矢さん:世に出回るようになってからまだ15年ほどでしょうか。A5ランクに代表される脂の多い牛肉が全盛だった時代に再注目された脂の少ない品種で、かつて塩や鉄の運搬用として活躍した南部牛をルーツとしています。脂が多いものは苦手といった声もあって、徐々に市場や一般にも認知されて根付いてきた希少な品種で、〈肉のふがね〉は「その赤身のおいしさを知っていただきたい」という想いが伝わる商品を数多く展開しています。
牛肉の生ハム「セシーナ」2種を食べ比べできる特別セット
―では、お中元のおすすめ商品を教えてください。
桶矢さん:こちらの「岩手短角和牛のセシーナ食べ比べ」です。
桶矢さん:熟成期間の異なる2種を食べ比べできるセットを東急百貨店限定でご用意しました。
―「セシーナ」とは、生ハムの名称ですか?
桶矢さん:生ハムというと一般的には豚肉ですが、「セシーナ」はスペイン北部のレオン地方を発祥とする牛肉の熟成生ハムです。今回ご用意したのは、濃厚な味わいの岩手短角和牛のモモ肉を岩手県産の「のだ塩」(天然海塩)で塩漬けし、2年以上じっくりと熟成させた、牛肉本来の旨味を楽しめる添加物一切不使用のクラフトハムです。
―24ヵ月熟成と36ヵ月熟成でどういった違いが生まれるのでしょうか。
桶矢さん:熟成が進むと味わいも香りも食感も変化してゆきます。好みもありますし、どちらが良いという話でもないので、その違いもお楽しみいただければと思います。
―贅沢な食べ比べですね!
桶矢さん:パッケージには登録証が同封されていて、牛の生産者の名前なども明記されています。ちなみにこの柿木さんは“短角名人”と呼ばれる、知る人ぞ知る岩手短角和牛生産の第一人者です!
〈肉のふがね〉短角和牛のセシーナ食べ比べ 10,152円(税込)
そのままでも、アレンジしても。食通の方にぜひ!
―おいしい食べ方を教えてください!
桶矢さん:そのまま味わっていただくのが、まずひとつ。お酒のおともに最高です。ワインはもちろん、辛口系の日本酒などもぴったりかと。あとは王道ですがメロンなどのフルーツとの相性も抜群です。柿や梨、いちじくなど、塩味と甘みのマリアージュですね。他にも、だし感と塩味を加えるためにパスタやサラダに添えたり。あとはちょっと贅沢な使い方ですが…牡蠣に巻いてフライにすると絶品ですよ!
―おいしそうです!でも贅沢過ぎます(笑)。パッケージデザインもおしゃれで、その味わいと希少性も相まってギフトとしても喜ばれそうですね。
桶矢さん:そもそも純国産のセシーナ自体が珍しいものですが、流通量1%という希少な「岩手短角和牛」を使ったセシーナは唯一無二の商品です。驚きや発見もいっしょに届けることができて、食通の方へのギフトにはもってこいだと思います!
〈肉のふがね〉短角和牛のセシーナ食べ比べ 10,152円(税込)