2021.03.01

【第12回】SNS疲れに効く!? 心をリフレッシュしてくれたこの2冊

Column

皆さんは子どもがお昼寝しているゴールデンタイムはどう過ごされていますか?
私は、おやつを食べながらSNSを見て過ごしていましたが、
それだとあまりリフレッシュできないな…と気づきました。

主にインスタグラムで子育てアカウントを見ているのですが、
私の場合、ずっと見ているとネガティブな気持ちになってきます。
自分とそのアカウントの人の子育てを比較して「自分は全然だめだ」と思ってしまったり、
旦那さんの愚痴が書いてある投稿を見ていて憎しみの気持ちが自分の中に乗り移ってきたり。
そうこうしているうちに子どもが起きてきて、
「貴重なお昼寝タイム、SNSを徘徊して終わってしまった…」と自己嫌悪になってしまうことも。

そこで、SNSから離れて、替わりに本を読むことにしました。
SNSとの違いは集中できることと、前進している実感が持てること。
特に今は、コロナの影響で実家の家族や友だちともなかなか会えず、気分が塞ぎ込んでしまいがちでした。
そんな時、著者の考えをじっくりと知ったり、本の世界に浸ったりできる時間は自分に刺激を与えてくれます。
SNSだといろんなアカウントをうろうろして、浅く広く情報を得ていますが、
本だと一冊を集中して読み進めていくので「前に進んでいる」感覚もあります。

読んだ本の中で特に良かったのは、伊集院静さんの『男と女の絶妙な話。』。
週刊文春の人生相談「悩むが花」の伊集院先生の回答を一冊にまとめたものです。
伊集院先生の回答がバッサリ辛辣だったり、時には読者に寄り添ってくれていたり。
心の中にモヤモヤを抱えている自分も先生に叱咤激励されているようで、
小さなことは気にせず楽しく生きよう、という気持ちになりました。

とにかく共感だったのは山内マリコさんの『パリ行ったことないの』。
雑誌『フィガロジャポン』に連載されていた小説で、パリに何かしらの想いを持った11人の女性の短編集です。

年齢や境遇はバラバラなのに、すべての女性に共感するところがありました。
ラストが素敵で、現実と折り合いを付けながら頑張っていこうと背中を押してもらえる作品でした。

これまではついついSNSで時間を消費してしまっていましたが、
そこを意識して本に変えてみたことで、自分にとって有意義な時間が過ごせるようになりました。

まりめ

まりめ

イラストレーター。雑誌、書籍の挿絵やグッズなどのイラストレーションを手がける。食べ物や人物など、女の子の「カワイイ」の感性に響くイラストをときめきながら描く。mamaco withのイラストレーションも担当。