エフ子

思春期に入りつつある長女(小6)と、ザ・末っ子気質な次女(小3)を育てる母です。いつも二人同時に喋りだしますが、順番に一人ずつ話をじっくり聞くよう心がけています。

2021.04.29

長女は「ギャングエイジ」世代に入っていくそうです

Diary

こんにちは♪エフ子です。
先日、長女の水泳教室の帰り道に、家までもう少しというところで二人で手をつないで歩いていたら、
「いつまでこうやってお母さんと手をつないで歩けるのかな~」
と言われました。
心の中で、それはこっちのセリフだわ、と突っ込みつつ最近の様子を思い出してみると、
そういえば駅前にある水泳教室から出たときは手をつながないし、休日の買い物なども「誰かに会ったら恥ずかしいから」とあからさまに言い、一人離れて歩くようになりました。
親離れの兆候なんでしょうかね。

この春、長女は小学3年生に進級しました。
新しいクラスでの保護者会が行われ、担任の先生から学年目標や行事、学校生活について説明いただくとともに、3年生の特性の1つとして
「ギャングエイジの世代に入っていく」と言われました。
「ギャングエイジ」という言葉を私は初めて聞きましたが、発達心理学で使われている用語だそうです。
先生からの説明によると、
同年齢の閉鎖的な集団を作って、遊びや行動を楽しむようになる時期を表す、とのこと。
「ギャング」なんて言われるとなんだか悪いことなのか?と思いましたが、そうではなく、大人に頼らず自分たちでルール作りをしたり、モラルなどを身に着けていくことで、人とのコミュニケーションを学ぶ基礎となる重要な時期なんだそうです。
私自身も3年生になったとき、「低学年」と称されていた去年までとは違い、とにかくちょっと大人になったような気分になったことを覚えています。学校から帰ると近所の公園で毎日友達と過ごして、母と夕食の買い物に出かけるのが急に恥ずかしくなったのもその頃だったような・・・。
「大人から守られている子供」の世界から抜け出そうとするのがこの頃のようです。

大人に頼らず、自分たちで考え行動するのは自立心をはぐくみますし、自分と合う仲間で集団を作るのは、社会を作ることですからそこから学ぶことも多いことと思います。
とはいえ、まだまだ未熟な子どもです。
担任の先生が強調していたのは
「手は離しても目は離さない」よう、しっかり見守ってくださいとのこと。
この時期の集団は、些細なことからいじめや上下関係などに発展してしまうこともあるんだそうです。
親が日ごろから見守っていれば、小さな変化に気づき、早期解決につながる。
ワーママはどうしても子供とのコミュニケーションの時間は少なくなりがちですが、限られた時間でもきちんと話を聞いてあげられるよう、子供の最大の心の拠り所でいてあげたいなと思いました。

ちなみに冒頭の水泳の帰り道の「いつまで手をつなげるか」という質問に対し、
「お母さんはいつまででもいいから、あなた次第だね」と私が答えると、
「じゃあずーっとつなぐ~」とのことでした。ツンデレですね。
たとえ人目の少ない場所限定でも、手をつないでくれたらお母さんはいつでも大歓迎よ!