takky

15歳と5歳の女の子のパパです。休日に子供と遊ぶのをこよなく愛し、楽しみにしているパパです。

2021.05.06

季節は巡る

Diary

春眠暁を覚えず
処処啼鳥を聞く
夜来風雨の声
花落ちること知る多少

こんにちは。Takkyです。
季節の移ろいは早いですよね。
この間まで、春!桜満開!っと思っていたら、
新緑が目にまぶしくなり、もう初夏の陽気です。

冒頭の漢詩書き下し文は、中国唐代の詩人 孟浩然の五言絶句『春暁』。
学生時代に習うので、ご存知の方は多いかと思います。

春はとっても眠いのよ。
朝なんてとっても眠くて、
眠りながら小鳥の声を聴くと、もうそれだけで、うっとり。
また眠りの世界に引き込まれてしまうのです。
そういえば、昨日の夜、雨風が強かったっけ。
美しく咲いた花もだいぶ、散ってしまっただろうね。

上の娘が、小学生の頃、
塾に迎えに行った帰り道、
街灯に照らされながら、
二人で良く口ずさみ、家に帰ってきたものです。

平家物語の冒頭、祇園精舎の鐘の声~♪も定番で、
交互に相手に渡したい文節で、
『はい』っと掛け声しながら、
順繰りに暗唱をしていき、楽しく帰ってきたものです。

そんな上の娘も来年は高校生。
季節・天候に関わらず、中学入学当初から
毎朝6時半に家を出て、学校へ通う生活をしています。

春眠ではないですが、娘の学校支度を
うとうとしながら聴き、心地よい眠りを貪っています。
そんな生活をもう2年以上続けている、
娘とママには日々頭が下がります。
口には出さないけれど、感謝しています。
ありがとう!


ありがとう!

下の4歳の娘は、今年の春からピアノ教室に通う
とのことで、教室から授業用のバッグ&教材をもらってきて、
嬉しそうにお家で、中身を開けてみていました。
これは、ドの音で、これはレの音なんだよ~っと、
嬉しそうに教えてくれます。

まだ、4歳の娘は、漢詩や日本の古典を
暗唱することはできませんが、
もう習い事に通うようになったか、
としみじみと思います。

季節の移ろいを感じながら、
子供たちの成長に日々目を細め、
これから来る季節を共に楽しみたいと思います。