うりママ

特技は”投げキッス”のプレイボーイな5歳長男と、あざと可愛いニコニコ癒し系次男1歳の2人のボーイズに翻弄されながら、子育てに奮闘中!「育児も仕事も楽しく!」がモットーです。

2021.08.24

鈍感すぎた?!うりママの出産エピソード

Diary

こんにちは。うりママです。
私は、3年前に長男を普通分娩で出産しました。
ありがたいことに「安産」と言える私の出産でしたが、それはもしかしたら《鈍感すぎた》だけかもしれません…(笑)。
今回は、そんな私の出産の記録を辿っていきたいと思います。

■当時の私の状況
知人が産んだ病院で「きっと安心だろう」という安易な理由から、婦人科・産婦人科専門病院を選びました。無痛分娩も考えましたが、そもそも麻酔の注射が怖かったので、「普通分娩」を希望しました。

産院は、自宅から車で40分程。実家からは車で5〜10分程の距離。助産師さんの勧めで臨月となる37週目から実家に里帰りをしました。

3年前といえば、まだ新型コロナウイルス感染症の片鱗もない頃だったので、夫は立ち合いを予定していました。

■出産前日
妊娠38週目の朝、下着に少量の出血がついていることを確認しました。少し不安な気持ちを抱えつつも、幸い妊婦検診の日だったので、事前に病院へ連絡したうえで、受診。 
結果、噂に聞く「おしるし」であることが判明しました。
さらに先生からは、「きっと、この週末で赤ちゃんに会えると思う」とのお話が。
ちなみに、その前週の検診ではまったく子宮口が開いていなかった私。その日から必死でスクワットや床掃除をしていたため、「もう赤ちゃんに会えるんだ!?」と驚いた記憶があります。

さて、いざ生まれるとなると、やり残したことはないか…と考えだし、結果「食事」に走ることに(笑)。

お昼には、大好きな欧風カレー屋さん、翌日の夜には焼肉屋さんを予約しました。
…と、急に慌ただしくなってきました。(今思うと、出産を促すようなメニューばかりですね。)


■出産当日
前日の夜中から、生理の時のような腹痛があったものの(おそらく前駆陣痛)、「きっと陣痛はもっと痛いはず!」という根拠のない自信から呑気に構えていました。念のため、この時から「陣痛アプリ」を起動。

その夜に焼肉屋さんを予約していたので、お昼から夫が実家に合流しました。そして、当時二人の間で流行っていた「クイズ早押しアプリ」ゲームをして楽しんでいた夕方16時頃、状況が一変。
夢中になってアプリゲームで遊んでいた間に、陣痛が10分間隔になっていることに気付きます。
「病院へ電話したほうがいいのだっけ??」と、初産はわからないことだらけでアタフタ。
冷静になろうと一旦横になることにしたら、その瞬間、ぷちっと下から生暖かい水が流れました。
後に産院で判明しましたが、これが「破水」だったようです。

さすがに産院へ電話を入れて、急いで向かうことに。
ただ、この期に及んでもまだ生まれる気配を感じていなかった私は、「焼肉までには戻れると思う」と実家の両親に宣言して、夫と向かいました。

■産院到着
17時過ぎに産院に到着。
内診してもらうと、既に子宮口が6センチも開いていました。

「明日の朝までには生まれると思いますよ」と、先生。

慌てた私は、夫に、「焼肉は○○くん(夫)だけでもささっと行ってきて!」と、とんちんかんな言葉を言い放ちました(笑)。

1時間後、近場でご飯を済ませた夫は、長丁場になるであろう分娩に備えるための複数冊の本を手に戻ってきました。


18時30分頃。そんな私たちの心構えに反して、お産の進みがあれよあれよと進み、通常であれば陣痛室に案内されるところ、そのまま分娩台へ。
この日の夕飯は、分娩台でいただきました。
ちなみに、スマートフォンのアプリで「赤富士」を描けるくらい、まだ余裕がありました。


20時頃。子宮口が8cmに。この頃になるとさすがに仙骨のあたりが痛くて、「これが陣痛か…」と思ったものの、夫にテニスボールで押さえてもらいながらなんとか耐え忍んでいました。

この時、頭の中では悠長にも「妊娠時期に辛かったランキング」を考え、妊娠してから今までの経緯を走馬灯のように再生していました。
ちなみにこの時に脳内で決定した「辛かったことランキング」は、
3位「(今まさに進行中の)陣痛」
2位「便秘」
1位「悪阻」
でした。


そうこうしているうちに、子宮口が全開に!

21時02分。長男誕生。
生まれてすぐ対面した赤ちゃんの印象は、髪の毛がふさふさだなということ。と同時に、赤ちゃんからはご挨拶がわりに小便をかけられ(笑)、一目で元気だとわかりました。

その後、いろいろな手続きを経て、ようやく入院室へ案内されました。
会陰切開や後陣痛も痛くなかったといえば嘘になりますが、それよりも、初めて覚える「生命の誕生」に感動!興奮のあまりアドレナリンが出続けたのか、その夜は眠れなかったのを覚えています。

改めて振り返ると、我ながら呑気な出産レポートですね(笑)。

しかし、こう見えて実は心配性な私。

情報がたくさんあると、余計な想像をしては不安に駆られてしまう性格なので、分娩に関する情報をあえてシャットダウンしていました。

知人の中には、出産を題材にしたドラマをみて分娩のイメージトレーニングをしていたという方もいましたが、何が一番良いかは、人それぞれだと思います。

実は今秋、二人めの出産を控えている私。
初産の時よりも分娩にまつわるさまざまな情報が耳に入っているため、少し怖い気持ちもあります。

助産師さんからは、私が痛みに強いようなのと(鈍感なだけも気がしますが)、一人目のお産の進みが早かったので、二人めの時は「墜落分娩」に気を付けるように言われています。

そういえば、以前4人目を出産するお母さんとお話しした時に、「何回産んでも慣れないもの」という言葉を聞きました。きっと子どもの数だけいろいろなお産があるのだろうな…と、少し想像できる気がしています。

これから出産を控えているお母さんたち、一緒に頑張りましょうね!