エフ子

思春期に入りつつある長女(小6)と、ザ・末っ子気質な次女(小3)を育てる母です。いつも二人同時に喋りだしますが、順番に一人ずつ話をじっくり聞くよう心がけています。

2021.11.04

私の子育てのお供は「即興ソング」

Diary

こんにちは♪エフ子です。

朝晩がぐっと寒くなりましたね。
大人でも布団から出たくない今日この頃、子供はなおさら布団から出てきません。
抱きかかえて「ギューで温めてあげるよ~」と言いながら、二人の娘をそれぞれ引きずり出すように起こしているので、私は毎日腰が痛いです。
そして特に寒がりの次女は家から出るのも一苦労。
私と次女は日なたの事を“ぽかぽかゾーン”と呼んでいて、
ここ数年の寒い朝は「ぽかぽかゾーンを探しに行くよー!!」
と、気合を入れて家を出ます。

少し前、寒くなり始めた頃に
次女は「寒いから歩きたくない」「おうちの暖かいお布団に戻りたい」と頑なに家の前から動かず困っていたのですが、
起こす時と同様にギューとしながら、なんとなく思いついたぽかぽかゾーンの歌を歌ってみました。

♪ぽっかぽかゾーン ぽっかぽかゾーン あったかくて気持ちいいね
 ぽっかぽかゾーン ぽっかぽかゾーン 今日はどこにいるかしら

文章にすると気恥ずかしいものですが・・・・
マーチのような、気持ちが明るくなるようなテンポで、次女を鼓舞します。
すると、渋々ではありながらも歩き出し、念願のぽかぽかゾーンを見つけると小走りに!
もうこちらの思惑通りです。
ぽかぽかゾーンを探しながら保育園までたどり着きました。
それ以来、時々この歌を歌いながら登園しています。
日によっては次女自らアレンジした歌詞が追加されることも。

ちなみに私の子育てにおいて「即興ソング」は欠かせないものになっています。
最初の一曲は長女を出産した翌日に作った“げっぷの歌”。
昼夜問わず数時間おきに行うおむつ替えと授乳に早速辟易し、飲めているかよくわからない授乳後に行うげっぷを促す作業が果たして必要なのか、、、
と心折れかけていたのですが、げっぷを出すために赤ちゃんの背中をトントンしている自分の姿が、
和楽器の小鼓をたたいている姿に重なり(本物の小鼓をたたいたことはありません)、
背中をトントンするリズムに合わせて

♪げっぷ げっぷ げっぷぷのぷー げっぷさーん いらっしゃいますかー

と小さな声で、思いつくままに歌ってみました。
個室だったからできたのですが、こんなとぼけた歌をいい大人が夜中に一人で口ずさんでいる状況が我ながら面白くて、重く沈んでいた心も軽くなって、なんだか救われた気分になりました。
歌って、疲れている時に必要だな、と気付いた瞬間でした。
また、こんなとぼけた歌はおのずと笑顔で歌うので、赤ちゃんにも良い影響になるだろうと思い、その後も背中をトントンする度にこれを歌いました。
次女が生まれてからは、当時幼かった長女も私の横で一緒に楽しそうに歌ってくれたものです。
その後も子供の名前を入れた子守唄や、お片付けの歌、待っててねの歌など作ってきました。
素人ですから、簡単で短いフレーズを繰り返すだけなのですが、そのほうが子供も一緒に歌いやすいようです。

現在小3の長女とはいつからか一緒にお片付けの歌を歌うこともなく、もう子守り歌を歌ってあげることもなくなりました。
次女は来春から小学校に上がるので、朝一緒に歩くこともなくなります。ぽかぽかゾーンの歌を歌うのも、きっと今年の秋冬が最初で最後になるでしょう。
傍目から見たら変な母娘に見えているかもしれませんが、私にとっては次女との楽しい思い出の一つになりそうです。