シチ

小学4年生と3歳の6歳差男児ママです。クリエイティブ全開の繊細な9歳と、弁の立つ3歳とドタバタ暮らしております。

2021.12.23

サンタの英才教育

Diary

こんにちは、シチです。
もうすぐクリスマス!何を隠そうわたくしシチはクリスマス大好き、サンタクロース大好きな子供でした。図書館でクリスマス関係の絵本を一年中リピートして借りていたくらい特別なものでした。
1985年の映画『サンタクロース』が特に印象に残っていて、私のサンタさんのイメージを決定づけた一本です。
ただプレゼントをもらえるというだけではなく、心があたたかくなるようなクリスマスの雰囲気そのものに魅了されていました。

そんなわけで息子が3歳くらいになって、クリスマスを意識するようになってから、サンタさん英才教育をはじめました。
まずは「正式な」サンタさんのイメージを視覚的に植え付けるために、ディズニーの古いアニメ映画『サンタのおもちゃ工場』というDVDを観せました。フィンランドに住むサンタさんのところへ世界中から手紙が届き、それを一通一通読んで小人たちと一緒におもちゃを準備する様子が描かれています。古いながらもリズミカルで動きがおもしろく、息子は夢中になって何回も観ていました。(作られた年代を見てびっくり。90年近く前だったのです!)

さらに、3歳から毎年近所のプロテスタント系教会のこどもクリスマス会に足を運んでいます。クリスチャンどころか無宗教の我々を毎年快く歓迎してくださり、一緒に讃美歌を歌ったりクイズやゲームをしたりして楽しんでいます。ただのパーティーではなくて、教会という神聖な場所でイエス様のお話やクリスマスの本当の意味を教えてくれるのでとても貴重な機会です。
教会のクリスマスイベント、キリスト教徒でもないのに行っていいのかしら?と思うかもしれませんが、うちの近所の教会はどんなお子さんもウェルカム!むしろたくさん来てほしい、という感じだったのでもし機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。

そして、最後の英才教育。これは結構過激なのでおすすめはしませんが、ずばり「その辺に現れるサンタ衣装を着たサンタさんは全部ニセモノだ」とはっきり伝えることです。クリスマスになるとあちこちに出没するニセサンタ。クオリティーも様々です。子供たちを喜ばせようとしてくれてるのはわかるのですが、私は本物のサンタさんはたった一人で、そのイメージを崩したくないのです。息子が小さい頃から街でニセサンタに出くわしても、「本当のサンタさんは忙しくてこんなところにいるはずないよ」と耳打ちしていました。

こんな教育をしてきたためか、1年生になった今もガチのサンタ好きの息子。毎年イヴの夜は、サンタさんへの労いのお手紙と、クッキーを忘れずに置いて寝ています。いつまでこのファンタジーが続くかはわかりませんが、大人になった今でもクリスマスソングやクリスマス映画が大好きな私のように、息子の中にもキラキラしたクリスマスの思い出が残ってほしいなと思っています。