レッジョママ

お喋りとチアダンスが大好きなわんぱく3歳娘のママです。レッジョエミリアアプローチに魅了され私生活やお仕事にも取り入れ中!今春19歳を迎える高齢ワンコと娘のWのお世話で毎日あたふたしていますが、どちらも今しかない貴重な時間を楽しんでいます!

2022.04.27

アートを通じて親子で楽しく♪「レッジョ・エミリア・アプローチ」なお出かけスポット☆

Diary

こんにちは!レッジョママです。

やっと少しずつ花粉も落ち着いてきて(スギ花粉だけですが^^;)、暑くもなく寒くもなく、お出かけが楽しい季節の到来ですね!

お出かけといえば、先日親子で美術館に行ってきました。
美術館は、私の大好きな「レッジョ・エミリア・アプローチ」ととても相性がいいので、これからの季節、どんどん訪れようと企んでいます!

ところで、「レッジョ・エミリア・アプローチ」という言葉は皆さんご存知でしょうか? 

簡単に説明すると、「レッジョ・エミリア・アプローチ」とは、北イタリアのレッジョ・エミリア市で発祥した幼児教育実践法のこと。子どもの自主性、コミュニケーション能力、表現力、創造力、個性を引き出すことを大切にしている教育法です。

その方法の最大の特徴は、「アート」を教育の主軸にしているということ!
アートは子どもが自主的に創造力を高めながら取り組みやすく、また正解も不正解もないので、対話を通じて子どもたちのコミュニケーション能力を高められる、という点がレッジョの教育方法とマッチしているようです。

ちなみに、私たちが訪れたのは、国立新美術館にて開催中の「ダミアン・ハースト 桜」です。

ダミアン・ハーストというと、1990年代は動物のホルマリン漬けなどの作品が衝撃的でしたが、今回は桜をモチーフに「美と生と死」を表現したとのこと。同じコンセプトの作品でも、だいぶ親しみやすくなったなぁと感じました。
パンフレットの中のポートレート写真では、彼の髪の色が青く、子どもも「このおじさんが描いたの?髪が青いねー!」と興味を持ってくれた様子。

ちなみにこちらの美術展では、以下のような子どもも楽しめる配慮がされていました。

1.ジュニアガイドあり!!
こんな風に絵を見てみたら面白いかもよ!という提案が載っているジュニアガイドが入り口に置いてありました。
大人が見ても、なるほど〜!こんな見方をすると面白いかもね!と思ったりして、とても良かったです。これを元に子どもと一緒に鑑賞すると対話が増えてより一層楽しめました。

2.絵をかなり至近距離から観察できる!!
絵を近くから見ることができるので、テクスチャーの観察までできます。娘は横から見ていて「なんか盛り上がっているよー」と。同じ絵の中でも異なる絵の具の厚みを発見して、じっくり観察していました。

3.写真撮影OK!!
美術展には珍しく、館内の撮影がOKなのも嬉しかったです! 
24の桜の絵からお気に入りを見つけて写真を撮れるとあって、子どももノリノリでポーズを決めていましたよ。後で見返しながらまたその時のことを振り返ることもでき、長く美術鑑賞を楽しめたのもとても良かったです。(冒頭の写真です。)



ちなみに、以前行った他の美術展では、キッズガイドなし、子どもが近付こうとするとすぐ係員が寄って来る、写真撮影はもちろんNGでした。静かで張りつめたような空気感だったので、子どももすぐに飽きてしまい、絵を見ながら自由に対話するような雰囲気ではとてもありませんでした。

レッジョ・エミリア・アプローチに関わらず、子どもたちがアートをもっと身近に感じて楽しんでくれる美術展が今後もっともっと増えていってくれると良いなぁと思います。

ちなみに私の行った美術展は5月の下旬頃まで開催しているようですので、ご興味持たれた方は是非お子さんと足を運んでみて下さいね!

ではまた〜!