ビスケット

生まれも育ちも渋谷の元箱入り娘→今はおしゃまな5歳の娘とわんぱく2歳の息子 のママフォトグラファー・ライター。スイーツ写真が好き♪男性育休などさまざまな制度を利用しつつ、アメリカ人の夫と夫婦二人三脚でバイリンガルな子育てを楽しんでいます。

2022.06.18

わざわざ揃えなくてOK!?腹帯や液体ミルク、ペットシーツも防災グッズに!日常的に使える物で代替の我が家の防災リュックの中身

Diary

こんにちは!ビスケットです!
梅雨に入り、またおうち時間が長くなってきましたね。散らかった部屋が気になり、クローゼットを片付けていると、そこに鎮座するのが防災リュック。
東日本大震災の時、災害の情報を伝えるメディア関係の仕事に関わっていたこともあり、防災リュックの用意だけはいつも気にかけている私。今回は、そんな我が家の防災リュック事情をお伝えしたいと思います!

成長に合わせた防災リュック

小さい子どもがいると、半年もしたら必要なものがごっそり変化してしまうので、防災リュックの中身はちょこちょこ見直した方がいいなと思っています。
身元がわかる様にと、名前を記載した家族写真も入れているのですが、子どもは数か月前でもぐっと顔つきが変わりますよね。そろそろ写真を取り替えなきゃな~と、感慨深くなります。


まだ二人が小さかった頃は、ミルクや離乳食、二人分のオムツを用意しなければならず、防災リュックに入りきらないほどの信じられない荷物の量になってしまったことがありました。そのころは、防災リュックにグッズを無理やり詰め込みながら、「今だけは絶対に災害に巻き込まれたくない」と心から祈ったものです。

長女の時は「粉ミルク」しかなかったので、万が一のことがあったらどうしようと途方にくれましたが、息子の時には「液体ミルク」がようやく日本で発売され、大変ありがたかったです。

今や赤ちゃん用品は大分減ってきたものの、最近ではコロナ対策のためにマスクやアルコールなどの衛生用品が追加されました。
これまでは子どもの防災グッズも親とひとまとめでしたが、娘が5歳になり、リュックを一人で背負えるようになったので、今年からは分けて準備しようかなとも考えています。

日頃から防災食に慣れさせる

食料品は缶詰やレトルトなどの“ローリングストック”を心がけています。
常温保存できる完全栄養食のパンやクッキーなどを定期的に購入し、それを普段のおやつにしているので、いざという時の防災食分は常にキープするようにしています。
いざというときに栄養が偏らないよう、子どもが食べやすいマルチビタミンのラムネやグミなども余分にストックしていますよ。

また、保存食は意外と硬かったり、普段食べ慣れないものだったりするので、いざというときに食べられないなんてことが起きないよう、普段から保存食の鉄板(!?)である「乾パン」や「するめ」、「干し芋」などもおやつとして食べさせ、慣らしています。

普段から使えるオススメ防災グッズ

「防災グッズ」というと少し大げさな感じがして、用意するのが大変そう!と思ってしまうのですが、我が家では専用の防災用品は必要最低限に、普段使いできるアイテムで代用しています。例えば…

・防災靴 → スノーシューズで代用
・カセットコンロ、寝袋など → キャンプ用品
・簡易トイレ → 椅子になるハイブリッドなオシャレ簡易トイレ
・おむつ替えシート、おねしょパッド → ペットシーツ

わざわざ「防災靴」を揃えるのは大変ですが、スノーシューズだったら冬に使うこともありますよね。ちなみに、避難用としていつでもすぐに履けるよう、しまわずに、靴箱に入れています。完全防水ですし、厚いゴムの靴底で、足元を守れますよね。
ちなみに私は乗馬をするのですが、馬術用のグローブ、ズボン、ブーツなども丈夫で動きやすいので、私の防災アイテムに位置付けています(笑)! 

アウトドアスポーツが好きな方は、コンロや寝袋などのキャンプ用品がいざというときに役立ちます。いつでも使えるようにしておけば、立派な防災グッズに!

また、携帯用トイレは、最近では椅子になったり、ゴミ箱として使えたりするオシャレな折り畳み式のものが出ていて、しまうのに場所も取らないので、こちらを持っています。

ペットシーツは、オムツ替えシートやお漏らし防止として使えるので常備。万が一のときは、トイレやオムツの代用にもなりますし、止血をしたり、水を含ませれば冷却シートになったりという使い道も。普段から使っていますが、多めにストックしておくと何かと便利だと思います。

安産祈願の「腹帯」も防災グッズに!?

ちなみに、安産祈願でもらう腹帯が防災グッズになるのはご存知ですか? 

産後、クローゼットの中で眠っている方も多いと思いますが(笑)、手拭いや、防寒のための布、布オムツ、生理用ナプキン、包帯や、命綱にもなります。まさに命を守る布ですね! 

一本あれば、抱っこ紐にもでき、小学生くらいまでの子どもなら背負えるんですって。動画サイトなどを見て練習しておくのもいいかもしれません。

ママバッグは防災リュック


自宅にバッチリ防災リュックを用意していても、自宅で被災するとも限らない世の中。
でも、よく考えたら、そもそもママバッグの中身は防災リュックと考えて、日頃から準備しています。特に遠出するときは、どこで何があってもいいように、母子手帳や衛生用品はもちろん、着替えや最低二日分程度の子どもの水とおやつ、必需品を入れています。

母になってからというもの、何があっても困らないようにまるで四次元ポケットのようにいろいろ詰め込んでいるママバッグ。重たくて仕方がないのですが、重いからと置いてきた日に限って必要になるのがママあるある…(苦笑)。でも、備えあれば患いなし!何も起きないように、まるでお守りのように今日も重量級のママバッグを持ち歩くのでした。