2022.07.11

上手に頼る「受援力」のススメ

Column

「働く母」に育てられた子ども側の視点……特に専業主婦家庭で育った方は気になりませんか?
私の10数年来の友人は3児を育てたベテランワーキングマザーのお母さまをお持ちです。彼女と彼女のご家族の存在に私はいつも励まされています(エピソードの使用許可、ありがとう!)。

ちなみにお母さまの時代-3●年前の産後のお仕事事情は、産休だけあって育休が無かったそう。1年間の育休が法制化されたのが平成3年(1991年)頃、それ以前のワーママたちはまだまだ夜間授乳が必要な乳児を育てながら働いていたそうです。このような経緯を知ると、現在の年々恵まれていく制度は、かつてたくさんの先輩たちが苦労して作ってきてくれた道なのだと実感します。

私も最近3度目の育休復帰を果たし、毎日テトリスのように時間をやりくりして過ごしています。仕事と家庭の両立に追われていると、時には選んだ道が正しいか心がゆらぐ日もありますよね。そんなゆらぎを友人は「家庭での保育が向いている子も勿論いるだろうけど、プロの保育士さんに色々教わったほうが発達が促される子も多いんじゃないかな〜と思ってるよ」と明るく励ましてくれました。経験者が言うと説得力がすごい!

仕事も家庭も1人でがんばらなくてもいい。周りの人やプロなど、頼れる先をたくさん持ち、受援力を発揮しながら、一緒にぼちぼちやっていきましょう。

みみたぶタレ代

そこそこいい感じのワークライフバランスに向けてPDCAを回す、両実家遠方の共働き総合職妻。「お父さん2人・お母さん2人」を合言葉に仕事も家事育児も折半。バリキャリとゆるキャリの境目で日々奮闘中。

ワーママ登山、そろそろ3合目!