サンサンママ

超激務な夫と、しっかり者の7歳娘、ヤンチャ盛りの1歳息子、2匹のワンコたちと暮らす、都内在住40代ママ。第二子育休を経てこの4月にフルタイムで復職。便利家電やあらゆるサービスを駆使し、適度に手抜き息抜きしながらワンオペ育児を楽しんでいます!

2022.07.27

2人目復職は意外とできる!? 1人目復職との違いと心構え

Diary

こんにちは、サンサンママです。皆さん、いかがお過ごしですか?
私は、第二子の育休から仕事に復帰して、早3か月が経過しました。私の会社では四半期ごとに目標設定とその振り返りを上司とすり合わせる面談があり、つい先日その面談をしてきました。この3か月間は毎日の記憶がないくらい、とにかく怒涛の日々でしたが、あらためて3か月間を振り返ってみると、意外とやれていることもあることに気付き、少しだけ気持ちが落ち着きました。ホッ…。

今でこそ、こうして自身を客観的にとらえて、できていることを認められるようになりましたが、第一子の復職の時はまったく違いました。そこで今回は、第一子と第二子とで、復職直後の自身の心持ちや生活がどう変わったかを振り返ってみたいと思います。

「子どもにさみしい思いをさせてまで、仕事を続ける意味があるのだろうか…」悩んだ1回目の復職
第一子の時の仕事復帰は約7年前。子どもがまだ1歳になる前でした。
当時は管理職をしていたということもあり、当然のようにフルタイムで復職しました。朝9時半に出社し18時に退社、子どもを延長保育で預けているのに、それでも仕事が終わらず、毎日何かしら仕事を抱えて帰宅する日々。夕飯やお風呂など諸々終えて、子どもを寝かしつけた後に仕事に戻ったり、そのまま寝落ちした日は翌朝早くに対応したりと、毎日ヘトヘトになりながら生活をしていました。
さらに睡眠時間も十分に取れていなかったので、思考がどんどんマイナスに落ちていってしまい、「何もできてない。」と焦りや自己嫌悪の気持ちでいっぱいに…。
それでも会社では、前向きなキャラとしてふるまっていたので、周囲に自身の辛い状況を吐露できず、精神的にとても辛かったのを覚えています。「子どもにさみしい思いをさせてまで、こんなにつらい気持ちで仕事を続ける意味があるのだろうか…」と毎日のように悩んでいました。

今思えば、別にフルタイムの働き方を続けずに、時短という選択をとることだってできたし、優先順位の低い仕事はやらないという選択肢だってあったのですが、周りからの評価やどう見られているかを気にしすぎてしまい、それができませんでした。結局、本当に大変な状態になりかけた段階で、上司が気付いてくれ、出産前の部署に戻していただくことに。一時的に業務を軽くし、時短を薦めてくださったおかげで、精神的にも体力的にも何とか持ち直すことができました。

この時の経験から、「自分に期待しすぎない」「無理だったら無理と言う」など、自分を追い込まないために必要な考え方を学びました。また、「勝手に一人で抱えずに、周囲に相談してみる」というのもこの時に学んだことの一つです。もともと上司との関係は良好だったので、なんでも相談できる間柄ではあったのですが、当時の私には、「相談したところで自分のスキルが急に高まるわけでもない」「育児の問題は自分で解決するしかないので、相談しても仕方ないよな」という思いも正直ありました。でも実際には、上司が介在してくれたおかげで、仕事をする環境を整えてもらい、自分のペースを取り戻すことができたのです。もっと早くに周りの人に頼ればよかったなと、後から振り返って反省しました。

自身のコンディションも仕事のパフォーマンスもUP!2回目の復職
一回目の復職時の苦い思い出があったので、今回の2人目の復職にあたってはかなり緊張していました。子どもが2人になって以前よりもさらに時間が足りないかもしれない、またあの時のような苦しい状況になったらどうしよう、と不安が募るばかり…。

でも、実際に復職してみると、正直1人目の時よりも、気持ち的にはかなりラクでした!
今回もまたフルタイムで復職しましたが、できるだけ自宅に業務を持ち帰らないで済むように、自分の中で9割ぐらいのパワーでできるような業務設計をしています。その時間内で対応できないものは、優先順位の低いものから「やらない」という判断もしています。一人目の時に学んだ「無理なものは無理だよね」という、いい意味での「諦め」もあり、無駄に自分を追い込むことがなくなりました。また、焦りや不安などネガティブな感情が生まれてきても、「あー、またあの時と同じような感覚になっているな」とメタ認知(自分の認知を客観的にとらえること)ができるようになったので、必要以上に感情が落ちることがなくなりました。確実に前回の反省や学びが生きていると思います。

また、1人目復職との違いは、周りに頼れる人がたくさんいるということです。例えば、子どもが病気になった時のベビーシッターさんや、家事をお願いする家事代行さんもそうですし、何かあった時に相談できるママ友やご近所さんなどもそうです。いざという時に、周りに頼る・相談することができる環境にいるおかげで、以前のように一人で不安を抱え込むということがなくなりました。

時間的な余裕は、1人目の時よりももちろん少なくなってはいますが、2人目復職の今の方が、自分自身のコンディションも仕事のパフォーマンスも良いように思います。

というわけで、2人目復職はそんなに心配しなくてもよかったな、というのが幸いなことに今の正直な感想です。
私のように、1人目の復職で辛いと感じている方も意外と少なくないのではと思うので、ぜひお伝えしたい…
「しんどい時はちゃんとアラート上げて、周りに頼っていいんだよ」
ということを!

復職して1年くらいはなんやかんやでペースがつかめず、心身ともに辛くなりがちなので、そのことを当たり前だとあらかじめ認識しておき、「1年くらいは仕方がないな」と割り切れたら少しは気持ちが楽になるかもしれませんね。

皆さん、どうか無理しすぎず。自分のことも大事にしてくださいね。それではまた!