シチ

小学4年生と3歳の6歳差男児ママです。クリエイティブ全開の繊細な9歳と、弁の立つ3歳とドタバタ暮らしております。

2022.08.30

子供が頭を打ったとき

Diary

こんにちは、シチです。
先日、1歳8か月の次男が階段から落ちて頭を強打しました。
事故が起きたのは長男の小学校の運動会の朝。長男を先に学校に送り出し、私は1階に降りて準備、旦那は2階のリビングでゴロゴロ。突然、ドーン!とすごい音がしたと同時に次男が泣き叫ぶ声。慌てて駆けつけると、階段の下で耳から血を流して泣いていました。
ゲートが少し開いてしまっていて、次男は自分で階段の中ほどまで登りそこからバランスを崩して転がり落ちてしまったようです。
親が二人いたにもかかわらず「どちらかが見ているだろう」という油断から事故を招いてしまいました・・・

耳から血が出ているので焦りましたが、見ると耳の表面が切れてそこから出血しているようでした。しかし頭の方は一か所ぼっこりと盛り上がった大きなたんこぶが。救急車?!運動会どうする?!とパニックに。まずはレントゲンなどの設備もある大き目のかかりつけ病院に電話しましたが、頭を打った場合脳外科のある病院でないと診ることができないと言われてしまいました。
そこで次は東京都の小児救急ダイヤルへ電話。
出た担当の方に、落ちた時の状況をくわしく聞かれました。向こうから質問される形で子供の顔色や目や手足の動きなど伝えます。通話をスピーカーにして、服を脱がせて身体に傷がないかなどもチェック。
話しているうちに、すぐに救急車を呼ぶほどではないことがわかりましたが、念のため脳外科のある病院を紹介してもらうことになりました。そのまま予約を取りますか?とのことだったのでお願いすることに。電話を切らないでスピーカーにしたまま待つこと15分。いくつかの病院の中から一番近いところに予約までしていただき、病院の電話番号や住所を聞いて通話を終了。トータルで30分はかかりましたが、スピーカーにして待っている間に着替えや保険証など荷物を用意していたので、電話を切ったあとすぐに出発。
旦那と相談し、私が次男を病院に連れていくあいだに旦那は長男の運動会へ。出番が終わったら自転車で病院に合流するということにしました。
一人ではちょっと不安でしたが、急に運動会に両親が来なかったら長男も可哀想なので、愚図っている次男を抱っこしてタクシーを呼びました。
タクシーを最後に使ったのは出産から退院して帰ってくる日というくらい滅多に乗らないのですが、旦那がアプリで家の前までタクシーを呼んでくれました。タクシーアプリって本当に便利になっているんですね!近くにいるタクシーを呼べて、行先も支払いもアプリで完結。あとは乗るだけ。

ここからは病院編。
病院に着くころには次男もだいぶ落ち着いていましたが、やはり痛いのかぐずぐずしていました。予約してもらったとはいえ、割り込み急患なので次男を抱っこであやしながらロビーで20分ほど待ちました。やっと名前が呼ばれ、脳外科の先生が登場。心配ならCTスキャンを撮ってもいいけれど、小さい子の場合精度は落ちるし被爆のリスクもありますよと言われましたが、撮ってもらうことに。
次男は手足の力と背筋がものすごくて撮るのにはかなり苦労したようで、私は外で待っていたのですが、大人4人がかりで押さえつけてなんとか撮影できたようです。検査室の中からは次男の絶叫と「そっち!足おさえて!」という声が。
終わったら次男はスンスン言いながら年配の看護師さんに抱っこされて出てきました。「えらかったわよ~。私まで泣けてきちゃった」と言われ、まるで大手術を終えたかのよう。
結果、CTは綺麗に撮れて骨折や脳内出血は見られないとのことでほっと一安心。
ですが頭は後からじわじわと出血したりすることもあるので、その後1日、一週間、一か月と長い目で注意していないといけないそうです。
診察が終わったころに自転車で旦那が到着。何も知らない長男はかけっこで一等を取っていました。

その後約一か月が経ちましたが、たんこぶも一週間ほどで小さくなり、次男は元気に過ごしています。
子供に事故はつきもの。
子供救急ダイヤルは予約もしてくれて助かりましたが、やはり時間がかかってしまったので、もし今度大けがをすることがあったら(あってほしくないですが)、迷わず大きい病院に行ってしまおうと思いました。
そして、いざというときのためにタクシーアプリは入れておきたいと思います。