2024.02.13

京都に帰省した時の話

Column

まなつは小さい頃からお出かけのときに、リュックにお気に入りのぬいぐるみやおもちゃをめいっぱい詰め込むので、たいていパンパン(それでもって1度も出さずに帰宅したりもする)。
年末年始に京都(オーサワさんの実家)へ帰省するときに持ってきたのは、こたの身長くらいあるぬいぐるみ(毎晩一緒に寝ている品)。姉に促されて、こたまで大きいぬいぐるみを持って行くことに!

わざわざそんな荷物になりまくりそうなものを持っていくなんて……!と呆れていたら、オーサワさんが「自分でちゃんと持つならええんちゃう?」と言ったものだから、2人は大喜びでリュックに詰めはじめました(まぁ自分で持つなら……しかし寛大な人やね……)と、いろいろ驚いていたのですが……結果、これが思いのほか大活躍してこれまたびっくり!!

新幹線の中では枕がわりに。やすじい(祖父)のおうちへ向かう寒い道中では、こた作のナゾの歌をふたりで歌いながら首に巻きつけてマフラーがわりに。昼間は2人の遊び相手になるし、寝る時は抱き枕にも!

ふたりがせっせと持ってきてくれていたおかげで、私も新幹線の中で快適に過ごせました!ダメといわなくてよかった〜(笑)。子どもの思いつきってどんなことに転ぶかわからないなぁとつくづく思いながら、楽しい体験をさせてもらっています。

あと、最近こたがやたら語尾にシャーシャー言って喋っているなぁと思ったら、東京弁(〜がさー、〜してさー、〜でさー)を連発していました。関西弁の父と九州弁の母だけど、幼稚園のお友だちの影響の方がきっと強いんやろうなぁ……。と実感する今日この頃です。
まなつに比べてこたは幼稚園の預かり保育に喜んで行っているからお友だちとの時間が比較的長いことも関係してるのかな。とにかく子どもって本当に面白い。

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ミヤタチカ / miyatachika

イラストレーター。佐賀県生まれ。福岡大学人文学部文化学科卒業。安西水丸塾、MJでイラストレーションを学ぶ。著書『お絵かき辞典』(誠文堂新光社)は7カ国語で、『ミヤタチカのお絵描き動物園』(玄光社)は6カ国語で翻訳されている。絵本『ホテルイエティ』(玄光社)が発行されたばかり。