昇進試験の一次試験を終え、帰りの新幹線の中でこのコラムを書いています。

キャリアの階段を登りはじめる手前で出産した私にとって、今回の昇進試験はワーママになって2段目のステップに向けた挑戦です。前回は第1子の育休復帰を果たしたばかりのタイミング。そんな時に限って長男(当時1歳)は一晩中夜泣き、満身創痍で試験を終え、手応えのなさに悔し泣きしながらフラフラで新幹線に乗った日のことを昨日のように覚えています。


今回とて上の子2人に長女(2歳)が加わり、睡眠を十分に取れる確約はありません。なので、夫にお願いし、ホテルに前泊のうえ本番に臨みました。おかげで出来栄えは定かではありませんが、落ち着いて、今の自分の持ち味をある程度出せたように思います。


小さいお子さんを育てている親御さんたちは、毎日決まった時間に出勤し、スタートラインに立つだけでも一苦労です。自信を失うとき・機会に手を挙げられないときも沢山あります。


それでも、自分を励まして迷ったら1歩前に出てほしい。そうすれば上手くいかなくても経験が手に入り、経験はその人を育てるから。

もしも今回の昇進が叶ったら、そんな1人1人の背中を押し、支援できる中間管理職でありたいと思います。(結果がダメだったとしても経験値アップを喜ぶのだ！)