take

12歳中1の男の子がいます。共働きの妻と家事分担を等しく分け合ってます(泣)なに作ろうかと毎日、夕食の献立のことばかり頭に浮かんできます。

2018.11.29

小6の息子に子供部屋を作る!

Diary

11月も半ばを過ぎ、今年も押し詰まってきた感じがします。皆様いかがお過ごしですか。takeです。今年はそろそろ掃除でも始めようと思っています。

というのも息子も来年は中学生になります。この年頃となると一人になりたい時もあるでしょうし、親との関わりあいも変わってくることでしょう。ということで積年の課題となっている子供部屋を作ろうと思っています。今までは子供の机はリビングに置いてありました。
最近キッズ携帯からスマホに変わった息子は、LINEで話しながら通信でゲームをしていたり、友だちの家で夕ご飯をごちそうになったり、友だち同士で映画に行ったりとだいぶ行動範囲も交友範囲も広くなった様子です。
ほんの数年前は一人で近所のコンビニにすらいけなかったのに、月日の経つのは本当に早いものです。

今日は息子と2人でリビングにあるおもちゃたちの整理をすることにしました。いつの間にこんなに溜まってしまったんだというほどあり、早くも心が折れかけました。気乗りしないまま2人で作業していたとき。「パパこれ見て」と息子が持ってきたのは、2012年のカレンダー、当時大好きだったウルトラマンゼロのものです。ウルトラマンを懐かしがってみている息子とは別にtakeの目は、欄外の余白に息子が書いた文字にくぎ付けとなりました。それは自分の名前をひらがなで書いたものです。息子は「ふうが(仮称)」といいますが「ふがう」と書かれていました。そういえばその頃ふうがは「イルカ」は「イカル」で「パトカー」は「パカトー」でした。

いまだに妻は「ふがう」とからかって呼ぶことがあります。そのいきさつを息子に話してやりました。息子も苦笑いをしています。それからです。一気にたまったおもちゃが輝きだし、その頃のふうがが、そこら中で飛び回り始めました。おもちゃそれぞれに思い出がありました。

大好きだった新幹線。一緒に東京駅や実家近くのよく見える秘密の場所に見に行ったこと、プラレールをせっせと集めたこと。何回も何回も見ていたディズニーのDVD。ふうがが喜ぶと思って何個も買い続けた食玩、気が優し過ぎるところのあるふうがに勇気を教えてくれたウルトラマン、仮面ライダーたち、酔っ払って面倒くさいながらも付き合ったヒーローごっこ。

「ふうが、スパー(スパーリング)やろう」「いいよ」ふうがを一気にタックルで組み伏せ、最近の必殺技である「コチョグリ(くすぐること)」でギブを取ります。というか、ただ抱きしめたかっただけでした。最近ではスパーも5年以上空手道場に通う息子の方が手加減するようになりました。
「大きくなったね」「たくましくなったね」「ありがとう。これからもずっと応援するからな」心の中でつぶやきました。パパは不器用だね…パパの気持ち、ふうがに伝わったかな。

駄目だ、これも捨てられない。この大切な思い出の数々をどこに保管しようか、やっぱレンタルスペースかな、などと考えているうちに妻が帰ってきました。
「何よ、全然片付いていないじゃない。何やってたの」

ということで、ふうがの一人部屋プロジェクト発進です。