2019.10.25

お産はドラマだ! 〜私の出産体験談(第1回)〜

Column

出産は命を賭けた人生最大のイベント!なのに、人に語ることも、人から聞くのもなんとなくためらってしまいませんか?そこで今回は先輩ママさんたちにお集まりいただき、出産についての座談会を開催。気になる出産方法から、知っているとトクする産後ケアサービスまで、出産にまつわるあれこれをトーク。初産を控えたママも、第2・3子出産をめざすママも必読です!


参加メンバー
A.Nさん / 2歳の女の子のママ
C.Mさん / 4歳の女の子のママ(男の子を妊娠中)
S.Kさん / 6歳と3歳の女の子のママ
R.Oさん / 2歳の女の子と5カ月男の子のママ


_ 出産方法を決めたのはいつ頃?妊娠が判明してから?

R.Oさん:私は海外在住が長かったので、まわりは無痛分娩しかいなくて。自然分娩というチョイスがなかったんです。日本に帰ってきて、まわりの誰も無痛で産んだことないし、情報も病院も少ないし。そこから無痛分娩の情報を探しました。

A.Nさん:私は帝王切開だったんですけど元々は自然分娩を希望していて。できれば無痛で産みたいなと思っていたんですけど、結果的には娘がおなかの中で大きくなりすぎてしまって帝王切開になったんです。出産までにいろんな出産方法があるのを知って、水中出産にもトライしてみたいと思ったり。

_ 水中出産は最近よく聞きますね。

A.Nさん:体温と同じ温水に浸かることで心身がリラックスして、より自然に産めるということだったので。あと、四つん這いになって産むフリースタイルも検討しました。

R.Oさん:私も四つん這いで産みたかった。

A.Nさん:ね!

R.Oさん:四つん這いはすごく自然で産みやすいと聞いていました。でも痛いのがいちばんムリだから、ぜったい無痛と決めていて。

A.Nさん:そう!私も痛いのはダメです。

_ 出産方法についてはご主人とも相談されて?

A.Nさん:はい。でも水中だとちょっとグロいというか…血の海になってしまうので、主人がムリだろうなと思って。だから無痛かつフリースタイルがいいなぁと。

S.Kさん:私は1人目のときはあまり情報を得ていなかったので、普通分娩で産みました。2人目は、産院が無痛分娩も扱っていたんですけど、1人目の出産で「自分ってわりと痛みに強いな。今度も普通分娩でいけるな」と思って、また普通分娩にしました。

C.Mさん:私は最初から病院というチョイスはなくて、助産院もしくは自宅で産もうとしていたんです。けど、ちょっといろいろあって結果的には病院で吸引分娩になったんですね。助産院では対応できる妊娠週数が決められていて、それを越えた場合には連携している病院に搬送されるんです。私の場合、陣痛がなかなか来なくて、助産院で産める週数を越えてしまって…病院で3日かけて産みました。

_ 3日…。

C.Mさん:なんで助産院か自宅がよかったかというと、妊娠初期の頃、産んだ人の話を聞くと「痛かった、大変だった」っていう感想ばっかりで。「それって本当?」と半信半疑だったんです。その1年前に妹が自宅出産していて、そこに私も立ち会ったときに母が、「こんなに気持ちよさそうに自宅で産めるんだったら、私も自宅出産がよかった」ってしきりに言っていて。すごくうらやましがっていたんです(笑)。それで「気持ちいい出産」っていうのがあるんだって分かったので、妊娠後期からは「出産サイコーだったわー!」っていう人たちに話を聞き始めたんです。「出産は痛い、つらい」っていう話ばかりじゃなく、こういうポジティブな話を聞いていた方が私も気持ちよく出産できるし、子育ても楽しくできるかなと思って。

A.Nさん:たしかに出産を恐怖体験みたいに言う人が多いですもんね。

C.Mさん:みんな脅してくるじゃないですか(笑)。

A.Nさん:「ものすごく痛いよ」とか。するっと産まれてきて、それが快感で痛みを忘れちゃうって言う人もいますしね。

C.Mさん:私の先輩のお母さんに言わせると、「人生でこんなに爽快なこと、やりきった感を味わうことってそうそうないわよ」って。そういうポジティブな感想や情報を見聞きし始めるようにして。怖いから(笑)。だから今度こそ助産院で産みます!妹は子ども2人を自宅で産んでいるんです。

一同:すごいなぁ!

C.Mさん:人間も動物なんだなって、妹を見ていて思いました(笑)。

_ ネガティブな話に戻ってしまいますが(笑)、痛みはどうでしたか?想像していたより痛くなかったという人は、もともと生理痛が重くて痛みの耐性があったから、という話を聞いたことがあるんですが。

R.Oさん:私は無痛分娩だったので産院がすっごく静かだったんですよ。クラシック音楽が流れていて、思わず寝ちゃいそうな感じ(笑)。計画分娩だからママ1人で病院に来て、必要な物はぜんぶ産院にあるので荷物もコンパクトで。完全プライベートのすごくキレイなお部屋で、聞こえるのは赤ちゃんの泣き声だけ。本当にここで産むのかしら?みたいな。穏やかにスムーズに出産が終わっちゃいました。

_ 第一子が帝王切開だと次も帝王切開になるんでしょうか?

A.Nさん:その可能性が高いと言われました。なので、産院も大きい病院のみって決まっていて。おなかが大きくなると傷が薄くなって、分娩の際に子宮破裂の危険性があるんですよね。私は陣痛を経験していないので、経験したいですね。

C.Mさん:ブイバックなら陣痛の経験できるよね。

_ なんですか、ブイバックって?

C.Mさん:帝王切開を経験していても2人目はやっぱり下から自然に産みたいっていう人がトライする方法なんですけど、リスクもあって。友だちは、それでも自分でちゃんと健康管理しますって言って産みましたね。

A.Nさん:できれば下から産んでみたい。

_ 無痛の場合は、陣痛は自然にきたんですか?

R.Oさん:計画分娩のちょうどその日に陣痛がきてくれたんです。痛みが強くなってきたら麻酔を打つって言われたんですけど、子宮口が3センチ開いた時点で「もうムリ!」って(笑)。3センチで重い生理痛くらいに痛い。「この痛みに耐えた世の中のママはすごい!」って思いました。

S.Kさん:最初は陣痛ってわかんないんですよ。

R.Oさん:わかんないですよね。だんだん脂汗が出てきて「う〜〜〜〜〜」って。それでタクシーに乗って病院に行ったら「もう子宮口が開いているから、麻酔を打っちゃおう」ってなって。それくらいの陣痛で私は十分でした(笑)。

A.Nさん:そうなりそうです、私も(笑)。

R.Oさん:無痛分娩って痛みも調整できるし、おなかの張りも感じるし、赤ちゃんがおなかから出てくるのも分かるので、産んだ実感はちゃんとあります。これなら10人くらい産めるなと。

一同:えーーーっ(驚)。

_ そんなにラクなんですか?

R.Oさん:そう、本当にラクで。でも後陣痛はちゃんと痛いから(笑)。

A.Nさん:なるほど。たしかに帝王切開でもそのあとが痛かった。傷の痛みもあるんですけど、おなかの中が。たぶん後陣痛ですよね。

R.Oさん:2人目がとくに死ぬほど痛かった!

S.Kさん:2人目は痛いですよね。

R.Oさん:後陣痛っていつ終わるかわからないからイヤですよね。前の陣痛は産んだら消えるけど、あとの陣痛は3日くらい続いて。

S.Kさん:授乳するとまた痛いんですよね。

R.Oさん:痛いですよねぇ。でもあれ大事ね、オキシトシン(子宮収縮を促すホルモン。通称:幸せホルモン)が出るから。「幸せだなぁ」って思ったときにぐぅ〜〜〜って痛くなるから、旦那さんにいたわってもらわないと子宮が元の大きさに縮まないんだなぁって思った(笑)。産後はみんなで仲よく過ごしていると、子宮の回復も早いんじゃないかな。

(つづきます)

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