2020.04.10

おうちでどう遊ぶ?おこもり生活の家ナカ遊び10選

Column

新型コロナウイルス感染症の影響で、児童館や子育て支援施設が軒並み休館となり、ご自宅で過ごす時間が増えているご家庭は多いでしょう。ところが、ママたちからは、「児童館や公園の外遊びだとあっという間に時間が経つのに、家だと間が持たない」「絵本を読んでパズルをしてぬいぐるみで遊ぶ……の無限ループ。ほかに何をしていいかわからない」という声も聞かれます。
そこで、おこもり生活でのお子さんとのおうち遊びが楽しくなる10のアイデアをご紹介します。花粉が気になる日や雨の日にも、ぜひ、お試しください。

1. 3段階の遊びで長く楽める!新聞遊び

まず、古新聞や不要な広告などをビリビリにします。お子さんは、ビリビリと破る感触や音に大よろこび!
その後、破った新聞を手ですくって、天井めがけて投げては、ハラハラと舞う様子を楽しみましょう。最後は床に落ちた新聞を集めて丸め、テープで止めてボールを作ります。コロコロと転がしたり、お手玉にしたり、ポイッと投げたりと、次の遊びにつながるでしょう。しばらく楽しめる上に、後片付けがラクな点も、ママにはうれしいポイントです。

2. 作る工程と作った後の2度楽しい!ペットボトルでマラカス作り

お子さんの小さな手でもにぎれる、ミニサイズのペットボトル容器を用意します。その中にビーズや鈴など、音の出るものを入れます(近頃は、100均のお店でカラフルなビーズや鈴が簡単に手に入るので、お子さんの好きな色のものを見つけてみてください)。
ビーズや鈴が飛び出さないようにしっかりキャップを閉めたら、ビニールテープを何重にも巻き、開かないように固定します。外側にシールをペタペタ貼ったり、マジックでイラストを描いたりしてもいいですね。
マラカスが完成したら、自由に音を鳴らしたり、好きな音楽に合わせて振ったりしみましょう。マラカスの音に合わせて歌って踊ったら、楽しさ倍増!

3. 小さな子どもでも安心して遊べる小麦粉粘土作り

小麦粉300gに傷み防止の塩をひとつまみ、サラダ油を小さじ1/3入れ、少しずつ水を入れて混ぜ合わせていきます。ちょうどいい柔らかさになったら完成です!
こねたり、ころころ転がして長くしたり丸にしたり……思い思いに形を作って楽しみましょう!
※小麦アレルギーのお子さんは米粉でも代用できます。

4. 意外と盛り上がる!おりがみで飛行機レース&キャッチ

紙飛行機であれば、1歳代のお子さんでも、一緒に折ることができます。おりがみがなければ、不要な広告やコピー用紙を使ってできるのがいいところ。紙飛行機ができたら、“せーの!”で飛ばしてみましょう。長く飛ばせせたら、いっぱい褒めて、ギュッ!
反対側に立って、お子さんが飛ばした紙飛行機をキャッチする遊びも楽しいですよ。

5. せまい場所が大好きな子どもは大よろこび!ダンボールハウス&トンネル作り

かさばる紙オムツやおしり拭きなどを箱買いすることの多い乳幼児ファミリーのお宅には、大きくて丈夫なダンボールがありませんか。そんなダンボールを活用して、切ったりガムテープで固定したりしながら、お家の形を作ります。カッターで切り抜いて、窓を作ってあげると、そこから顔を出せて楽しい!
扉は開閉できるように、すべてカットせず、片側を残します。トンネルなら、長くつなげるだけなので、もっと簡単に作れます。

6. おうちにあるもので手作りしてお風呂でシャボン玉大会

シャボン玉液は、おうちにあるもので簡単に作れます。ぬるま湯100mlに砂糖5gを入れ、混ぜ合わせます。砂糖が溶けたら、食器用洗剤5mlを入れ、やさしく混ぜます。このとき、泡だてないように注意!
吹き具は、ストローの先端に数カ所切り込みを入れて、お花のように広げればOK!
ストローの真ん中よりやや上に、1ミリ程の三角の切り込みを2〜3カ所、数センチ離してたがい違いになるように入れると、シャボン玉液の誤飲防止になります。
シャボン玉は湿度が高いと長持ちするので、お風呂でやるのもおすすめです。ただし、床が滑りやすくなるので、注意して遊んでくださいね。

7. 思いきり体を動かせる!ふとんで飛んだり跳ねたり♪

外遊びに比べて、どうしても体を動かす時間が減ってしまう家ナカ遊び。そこで、2枚ほど重ねた敷ふとんやマットレスの上でゴロンゴロン転がったり、でんぐり返しをしたり、飛んだり跳ねたりして楽しみましょう。
ソファやイスに掛けぶとんをかけてトンネルを作ったり、お子さんが怖がらなければ、防災用のライトを持ち込んで、掛けぶとんをかぶって秘密基地風にしても楽しいですよ。

8. タオルとおうちにあるものでできる中身当てゲーム

2歳頃のお子さんから楽しめるのが、中身当てゲーム。お気に入りのおもちゃ、絵本、いつも使っているコップ、ボールなど、お子さんのなじみのあるものを大きめタオルで覆い、「これ、なーんだ?」と、問いかけます。わからなかったらヒントを出したり、一緒に考えたりします。正解したら、「だいせいかーい!」と、たたえましょう。何が隠れているか想像するワクワク感が楽しく、ハマるお子さんも。
慣れてきたらお子さんに問題を出してもらったり、お子さんと一緒にちょっぴり難しい問題をパパに出したりと、アレンジして楽しんでください。

9. 特別な道具は何もいらない!手遊び歌

昔からある手遊び歌。幼い頃、『てをたたきましょう』や『ひげじいさん』で遊んだママやパパも多いのでは?
手遊び歌は手軽に楽しめるだけでなく、子どもの脳の発達によいとされ、手先が器用になったりリズム感が身についたり、言語の発達を促したりと、効果がいっぱい。
さまざまな手遊び歌がYouTubeなどで見られるので、お子さんが好みそうな歌を覚えて一緒に楽しみましょう!

10. 親子のコミュニケーションにも最適!じゃれつき遊び

じゃれつき遊びとは、お子さんを抱き上げたり、軽く揺らしたり、くすぐったり……。親子でスキンシップを取りながら、全身を使って楽しむふれあい遊びのこと。まずは、お子さんを膝の上に乗せて上下に軽く揺らすところからスタート。
向かい合ってギューッとしたり、軽く持ち上げたりと、自由に動きを楽しみます。お子さんとしっかりふれあえるじゃれつき遊びのひとときは、かけがえのない親子時間になることでしょう。
※1歳未満のお子さんには、全身を揺らしたり、頭を上下に振る動きは絶対にしないでください。


おこもり生活が長引くと、ママもお子さんも、少しずつストレスが溜まってくるもの。そんなときに役立つのが、おうち遊びのアイデアです。
今回紹介した遊びはどれも自宅にあるものでできたり、何の道具もなくできたりと手軽に遊べるものばかり。気軽に取り入れてみてくださいね。おこもり生活が、少しでも楽しいものになりますように!